A SURVIVED SCARCROW

No タイトル 作詞 作曲 編曲
1 STAB EARTH   田川伸治 田川伸治
2 WARNING 田川伸治 田川伸治 田川伸治
3 DANGER ZONE   田川伸治 田川伸治
4 THE HACKER   田川伸治 田川伸治
5 NARROW ESCAPE   田川伸治 田川伸治
6 CLIPPING POINT   田川伸治 田川伸治
7 A SURVIVED SCARECROW   田川伸治 田川伸治
8 BACK FIRE   田川伸治 田川伸治
9 BRAIN PANIC   田川伸治 田川伸治
10 INFINITE SPACE   田川伸治 田川伸治
11 FACE TO FACE〜rain or shine〜   田川伸治 田川伸治

English translation:NAOKO TSUJI(2)

リリースデータ

2001年6月6日 初登場87位 売上0.3万枚 Produced by 田川伸治 BMGファンハウス

田川伸治1stアルバム。DEENギタリストのソロデビュー作。DEENのバラードベスト『Ballads in Blue〜The greatest hits of DEEN〜』、前年にVHSで出ていたライブ作品のDVD化『LIVE JOY Special YOKOHAMA ARENA』との3作同時発売。初回盤にはオリジナルピックが封入されている。

「WARNING」「FACE TO FACE〜rain or shine〜」はボーカルを障子久美が担当。「WARNING」のみ歌詞も掲載されている。田川伸治本人もVoiceクレジットがあり、一部コーラスを入れているもののあくまで今作はギターメインのインスト作品。ここまであまりDEENメンバーのルーツを深追いするような資料がそもそも乏しかったが、今作では田川伸治の経歴、1曲ごとの解説を掲載したライナーも同封されているため、改めてちゃんと田川伸治のルーツになっているハードロックや敬愛するギタリストから受けた影響などを感じる事ができるのが今作のポイントだ。以後のアルバムと異なっていて今作はルーツ志向なのでハードロックなテイストである程度の幅はありつつも全体に統一感がある。打ち込みの音楽が急速に浸透していく中でもギターは残っていくという意味を込めて掲げたタイトルやギターが1本突き刺さるジャケット写真など01年という時代らしい部分もある。

DEENとは違うのでかなり戸惑いはあるし、本当の意味では凄さを理解できていないだろうなと痛感する部分も多かったけど、単純にカッコいいし、ただギャンギャン鳴っているだけではなくちゃんとメロディアスだったりもして思っていた以上に楽しめた。サウンド面では1〜4,11では打ち込みだが、5〜10ではベース、ドラムを入れたバンド体制。「BRAIN PANIC」のドラムを叩いているのは翌年のライブからDEENのサポートドラマーになったHIDE(表記はHIDEKI KOBAYASHI)。ここでの起用がDEENに繋がったようだ。

B00005IX2L

印象度★★★★☆

2020.7.27修正

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