自由悟然

DISC1:優勝盤-ゆうしょうばん-
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 こどものうた 高橋優 高橋優 浅田信一 インディーズ3rdアルバム『胡坐〜agula〜』収録曲
インディーズシングル(カット) 200位圏外
2 素晴らしき日常 高橋優 高橋優 浅田信一 1stシングル 最高57位 売上0.5万枚
3 現実という名の怪物と戦う者たち 高橋優 高橋優 浅田信一 3rdシングル両A面曲
4 陽はまた昇る 高橋優 高橋優 浅田信一 7thシングル 最高18位 売上1.2万枚
1stベスト『高橋優 BEST 2009-2015 笑う約束』収録Ver.(配信版はシングルも3rdAlもこのVer.に差し替え済み)
5 微笑みのリズム 高橋優 高橋優 浅田信一 2ndミニアルバム『僕らの平成ロックンロールA』収録曲
6 BE RIGHT 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 4thアルバム『今、そこにある明滅と群生』収録曲
7 裸の王国 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 4thアルバム『今、そこにある明滅と群生』収録曲
8 明日はきっといい日になる 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 12thシングル 最高12位 売上1.1万枚
9 Mr.Complex Man 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 5thアルバム『来し方行く末』収録曲
10 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 5thアルバム『来し方行く末』収録曲 関ジャニ∞へ提供(2014年) セルフカバー
11 ルポルタージュ 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 18thシングル 最高6位 売上1.6万枚
12 高野豆腐〜どこか遠くへ〜 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 20thシングル『ありがとう』C/W
13 STARTING OVER 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 6thアルバム『STARTING OVER』収録曲
14 one stroke 高橋優 高橋優 蔦谷好位置(agehasprings) 21st(配信)シングル
15 あいのうた 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 8thアルバム『ReLOVE & RePEACE』収録曲
16 リアルタイムシンガーソングライター 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 9thアルバム『HAPPY』収録曲

Strings Arranged by 須磨和声・池窪浩一(11)

DISC2:優遇盤-ゆうぐうばん-
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 駱駝 高橋優 高橋優 浅田信一 インディーズ3rdアルバム『胡坐〜agula〜』収録曲
インディーズ4thアルバム『僕らの平成ロックンロール』収録曲
2 福笑い 高橋優 高橋優 浅田信一 3rdシングル 最高15位 売上1.4万枚
3 一人暮らし 高橋優 高橋優 浅田信一 2ndアルバム『この声』収録曲
4 同じ空の下 高橋優 高橋優 浅田信一・高橋優 9thシングル 最高15位 売上0.9万枚
5 がんばれ細野さん 高橋優 高橋優 浅田信一・高橋優 9thシングルC/W
6 CANDY 高橋優 高橋優 浅田信一・高橋優 3rdアルバム『BREAK MY SILENCE』収録曲
7 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 17thシングル 最高6位 売上2.1万枚
8 プライド 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 19thシングル 最高7位 売上2.1万枚
9 美しい鳥 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 6thアルバム『STARTING OVER』収録曲
10 いいひと 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 6thアルバム『STARTING OVER』収録曲
11 アスファルトのワニ 高橋優 高橋優 鈴木Daichi秀行 7thアルバム『PERSONALITY』収録曲
12 ピーナッツ 高橋優 高橋優 ha-j 8thアルバム『ReLOVE & RePEACE』収録曲
13 現下の喝采 高橋優 高橋優 江口亮 31st(配信)シングル
14 エンドロール 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 32nd(配信)シングル
15 未刊の行進 高橋優 高橋優 鈴木Daichi秀行 33rd(配信)シングル

Strings Arranged by 岡村美央(5)

DISC3:優男盤-やさおばん-
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 ヤキモチ 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 4thアルバム『今、そこにある明滅と群生』収録曲
2 8月6日 高橋優 高橋優 浅田信一 1stシングルC/W
3 産まれた理由 高橋優 高橋優 島田昌典 14thシングル 最高9位 売上1.4万枚
4 BEAUTIFUL 高橋優 高橋優 服部隆之 5thアルバム『来し方行く末』収録曲
5 ロードムービー 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 16thシングル 最高9位 売上1.8万枚
6 若気の至り 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 6thアルバム『STARTING OVER』収録曲
7 非凡の約束 高橋優 高橋優 池窪浩一・高橋優 6thアルバム『STARTING OVER』収録曲
8 PERSONALITY 高橋優 高橋優 宗像仁志 7thアルバム『PERSONALITY』収録曲
9 ever since 高橋優 高橋優 宗像仁志 24th(配信限定)シングル
10 HIGH FIVE 高橋優 高橋優 ha-j 26th(配信限定)シングル
11 勿忘草 高橋優 高橋優 鈴木Daichi秀行 27th(配信限定)シングル
12 キセキ 高橋優 高橋優 宗像仁志 30th(配信)シングル
13 はなうた-pray for Akita- 高橋優 高橋優 ha-j 9thアルバム『HAPPY』CDのみ収録BONUS TRACK
14 黎明 高橋優 高橋優 宗像仁志 新曲

Strings Arranged by 須磨和声・池窪浩一(5,7)

リリースデータ

2025年12月10日 初登場4位 売上1.4万枚 Produced by 箭内道彦
Co-Produced by 高橋優
ワーナー

高橋優2ndベストアルバム。5周年ベスト『高橋優 BEST 2009-2015 笑う約束』から10年5ヵ月ぶり、メジャーデビュー15周年記念ベストアルバム。『自由悟然』は"じゆうごねん"→"じゅうごねん"と読む。改めてのオールタイムベストとなっており、前ベストとは10曲が重複している。ライブ定番曲やアップテンポナンバーを収録したDISC1「優勝盤」、聴く人をもてなすDISC2「優遇盤」、バラードを集めたDISC3「優男盤(やさおばん)」の3枚に分けて各ディスクが時系列で収録されているが、DISC-3の「ヤキモチ」だけ時系列を無視して1曲目に配置された。C/Wの「がんばれ細野さん」「高野豆腐〜どこか遠くへ〜」、『HAPPY』以降に配信されていた「エンドロール」「未刊の行進」がアルバム初収録。7月21日に「エンドロール」配信と同時に今作の発売が告知され、この時点で初回盤Blu-rayの内容は明かされていた。9月19日に収録曲を発表、この際は「未刊の行進」はまだ「新曲@」、「黎明」はまだ「新曲A」となっており、10月1日の「未刊の行進」配信告知時も10月15日の配信開始時も先行配信であるとも「新曲@」に該当するとも一切書かれていなかったが、12月3日に「黎明」を完全新曲として発表した際は「新曲@」の部分が「未刊の行進」に変わっており、「新曲A」が「黎明」だったと判明した。

初回限定盤Aは高橋優15th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE IN AKITA「〜弾き語り続ける人間展2025〜」秋田県立体育館公演を収録したBlu-ray付。8250円。
初回限定盤Bは高橋優 LIVE TOUR 2025「ARE YOU HAPPY?」宇都宮市文化会館公演を収録したBlu-ray付。8250円。
初回限定盤CAと同じ内容のDVD付。7150円。
初回限定盤DBと同じ内容のDVD付。7150円。
通常盤はCDのみ。4500円。
A〜Dには9月30日までの予約限定でファンクラブ限定グッズセット付でも販売。「高橋優 ほぼ原寸アクリルメガネスタンド」、「高橋優 お正月お楽しみかるた&トランプセット」の2種から1つ選択可能となっていた。A,Bが10450円、C,Dが9350円。

前ベストとは「こどものうた」、「素晴らしき日常」、「現実という名の怪物と戦う者たち」、「陽はまた昇る」、「BE RIGHT」、「明日はきっといい日になる」、「駱駝」、「福笑い」、「同じ空の下」、「8月6日」の10曲が重複。前ベストには入らなかった前ベスト収録範囲の曲としては「微笑みのリズム」「裸の王国」「がんばれ細野さん」「CANDY」の4曲が新たに収録されているが、15周年ベストとしては初期に寄りすぎず、最低限の代表曲は抑えて前ベスト以降を聞かせる事を多分に意識した15周年ベストらしい選曲バランスではあるのかなと思う。

ただ相変わらずの選びすぎ重量級ベストアルバム。前ベストが30曲だった事に触れて"そのときにファン投票を募るという試みをさせてもらったので、今回は僕がどの曲を入れたいかっていうことだけをとにかく意識して選曲"と言っているが、前ベストでリクエストで選曲されたのは未CD化だった「リーマンズロック」1曲ポッキリで29曲自選と言っていたはず。ワーナーの公式紹介では全30曲を自選した事になっているが、当時の自選29曲で最後の1曲を本人希望でファン投票で決めたという記事も残されている。まさか前回の最後の1曲決めただけなのを忘れて"前回ファン投票した"(実際は最後の1曲決めただけ)という記憶だけ残っているのか…?

代表曲中心だが随所にこだわりを感じさせる選曲もチョイチョイ見られる感じ。C/Wの「がんばれ細野さん」「高野豆腐〜どこか遠くへ〜」辺りは自選ならではじゃないだろうか。DISC1「優勝盤」はガツンとした王道のロックナンバーが中心。「明日はきっといい日になる」のような前向きポップな曲もあるが、基本的にはロックサウンドに乗せてまくしたてるような勢いに溢れた曲が多い。DISC3「優男盤(やさおばん)」はそれと正反対の聞かせるバラードナンバー中心。「優勝盤」は勢いはあるものの後半になるにつれて金太郎飴感は否めなくなってくるし、3枚の中でも最もパワーダウンを感じてしまうところもある。「優男盤(やさおばん)」は初期からいい事歌ってるし初期からいいメロディーでもあるんだけど、全曲バラード系では金太郎飴感が強すぎて飽きてくる…と似たような曲をまとめた弊害でアートワークの金太郎飴感が強調されてしまい正直金太郎飴が著しくマイナス効果になってないか…と思ってしまうところがあった。この流れで最後に新曲バラード「黎明」が出てきてもマジで金太郎飴

「優遇盤」は聴く人をもてなすというなんだか曖昧な表現になっているが、中間くらいのミドル〜ミディアムを集めた内容になっている。要するにアッパーでもバラードでもないそれ以外なので熱いロックナンバーもあれば、シンプルに聞かせるアコースティックナンバー、軽やかなポップナンバーもあり、結果的に最も幅広くて金太郎飴感が薄くて聞きやすい1枚にまとまっている。好きな曲や覚えている曲は「優勝盤」の方が多いんだけど、このベスト盤で聞いて改めていいなと思えた曲は「優遇盤」がダントツで多かった。新しい曲でもまだまだ良いと思えるのもこの「優遇盤」。最新配信3曲が特に良いのは今後に向けては期待が持てる…が、これなら「エンドロール」「未刊の行進」は次のオリジナルアルバムに取っておいた方がもっと輝いた可能性が高い。

公式に"高橋優の楽曲をディスク毎に改めて堪能できる、まさに「どこを切っても 高橋”優”」という、金太郎飴のようなベストアルバム"と称していて、帯にも「どこを切っても、高橋優」、アートワークはアイコン化した高橋優の顔を模したリアル金太郎飴が制作されており、ジャケットでは文字がデカデカ目立っていてアイコン的な使われ方だが、ブックレット内部には本人写真が1枚も無く、1曲ごとに金太郎飴、合間には金太郎飴の制作模様…と文字以外は全て金太郎飴。曲調で3枚に分けてしまったために完全に悪い意味で金太郎飴状態になってしまっている中で、金太郎飴一辺倒のアートワークは強烈な自虐にしかなっていない

前ベストは1曲ごとの本人コメント、全体ライナーノーツ、年表などが掲載されており丁寧な作りだったのに対して今作は本人写真すらない金太郎飴のごり押しアートワークって致命的な事をしてしまっているのに気づかなかったのだろうか…。名曲揃いなのは確かなのに自分で自分の曲を金太郎飴(のよう)だと下げてしまったという世にも奇妙なベストアルバム。前ベストも自選していたのを忘れてしまっているようだし、もう少し客観視してくれる存在(一応まだ"Produced by 箭内道彦"になっているのだから箭内氏に客観的な意見を求めるとか)が必要だったのではないかと思った。名曲揃いなのは間違いないが、知ってる曲がほとんどない状態だったら最初に聞くベスト盤としては一撃完結でも今作はお勧めしない(この一撃では完結せずに一撃未完になる)。

なおマスタリング(リマスター)は川崎洋で前ベストの宮本茂男とは違っているが、『PERSONALITY』で宮本氏から川崎氏に交代してからずっとそのままというだけで、ベスト盤にあたって新鮮さを求めて他の人に発注するという意識も持ってなさそう(そもそもリマスターという宣伝文句も使用されていない)。

B0FH9N6RR3初回盤A B0FH9N7LHF初回盤B B0FH9V4BPW初回盤C B0FH9N5RW9初回盤D B0FH9YNJNT通常盤 

印象度★★★☆☆

2026.1.11更新

戻る