2020-T.M.Revolution ALL TIME BEST-

Disc 1
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 独裁-monoplize- 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 1stシングル 最高28位 売上3.6万枚
2 臍淑女-ヴィーナス- 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 2ndシングル 最高35位 売上2.6万枚
3 HEART OF SWORD〜夜明け前〜 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 3rdシングル 最高16位 売上36.6万枚
4 LEVEL 4 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 4thシングル 最高18位 売上42.7万枚
5 HIGH PRESSURE 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 5thシングル 最高4位 売上78.7万枚
6 WHITE BREATH 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 6thシングル 最高1位 売上102.9万枚
7 青い霹靂〜JOG edit〜 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 7thシングル(カット) 最高3位 売上29.2万枚
8 HOT LIMIT 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 8thシングル 最高1位 売上71.1万枚
9 THUNDERBIRD 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 9thシングル 最高3位 売上50.2万枚
10 Burnin' X'mas 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 10thシングル 最高2位 売上49.2万枚
11 WILD RUSH 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 11thシングル 最高2位 売上33.2万枚
12 BLACK OR WHITE neo classic 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 12thシングル『BLACK OR WHITE version3』C/W
13 HEAT CAPACITY 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 13thシングル 最高5位 売上13.2万枚
14 魔弾〜Der Freischutz〜 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 14thシングル 最高8位 売上15.0万枚
15 LOVE SAVER 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 14thシングル両A面曲

 

Disc 2
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 BOARDING 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 15thシングル 最高5位 売上12.1万枚
2 Out Of Orbit〜Triple ZERO〜 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 16thシングル 最高6位 売上6.5万枚
3 INVOKE 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 17thシングル 最高2位 売上24.7万枚
4 Meteor-ミーティア- 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 6thアルバム『coordinate』収録曲
5 Albireo-アルビレオ- 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 18thシングル 最高3位 売上5.7万枚
6 Web of Night 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 19thシングル 最高5位 売上5.5万枚
7 ignited-イグナイテッド- 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 20thシングル 最高1位 売上19.6万枚
8 vestige-ヴェスティージ- 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 21stシングル 最高1位 売上17.6万枚
9 crosswise 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 21stシングルC/W
10 resonance 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 22ndシングル 最高4位 売上8.5万枚
11 Lakers 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 1st配信限定シングル、9thアルバム『CLOUD NINE』初回盤Bのみ収録曲
12 Naked arms 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 23rdシングル 最高3位 売上9.9万枚
13 SWORD SUMMIT 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 23rdシングル両A面曲
14 Save The One, Save The All 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 24thシングル 最高4位 売上6.4万枚

 

Disc 3
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 FLAGS 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 25thシングル 最高4位 売上5.3万枚
2 Summer Blizzard 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 2nd配信限定シングル、10thアルバム『天』収録曲
3 HEAVEN ONLY KNOWS〜Get the Power〜 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 3rd配信限定シングル、10thアルバム『天』収録曲
4 Count ZERO 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 T.M.Revolution|SCANDAL スプリットシングル 最高5位 売上4.0万枚
5 突キ破レル-Time to SMASH! 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 26thシングル 最高8位 売上1.8万枚
6 Phantom Pain 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 27thシングル 最高12位 売上1.6万枚
7 DOUBLE-DEAL 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 28thシングル 最高9位 売上1.6万枚
8 Inherit the Force-インヘリット・ザ・フォース- 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 28thシングル両A面曲
9 Committed RED 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 28thシングル 最高10位 売上1.4万枚
10 Preserved Roses(BONUS TRACK) 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介 T.M.Revolution×水樹奈々 シングル 最高2位 売上17.8万枚
11 革命デュアリズム(BONUS TRACK) Hibiki 上松範康 岩橋星実 水樹奈々×T.M.Revolution シングル 最高2位 売上12.3万枚

リリースデータ

2016年5月11日 初登場1位 売上7.0万枚 Entitery Produced and Performed by 西川貴教 Epic Records

T.M.Revolution3rdベストアルバム。デビュー20周年を記念してのオールタイムベストアルバム。ここまでの全シングル(28作のシングル、3作の配信限定シングル、スプリットシングル)、一部のC/W、アルバム曲を時系列に収録し、水樹奈々とのコラボシングル2作をボーナストラックとして収録。02年の1stベスト『B★E★S★T』とは16thシングルまで、06年の『1000000000000』とは21stシングルまでが重複している。しかし12thシングルは前2作と異なり表題曲の「BLACK OR WHITE version3」ではなく、別アレンジのC/W「BLACK OR WHITE neo classic」で収録(このバージョンはアルバム初収録)。14th両A面曲「LOVE SAVER」は前2作のベストには収録されなかったが今回初めてベスト盤に収録された。「Web of Night」は前ベストではC/Wの英語バージョンで収録されていたが今作ではシングル1曲目の日本語バージョンで収録された、シングル表題曲以外にアルバム曲の「Meteor-ミーティア-」、C/Wの「crosswise」が収録されている、といった違いがある。また3作共通して99年のthe end of genesis T.M.R. evolution turbo type D名義でのシングル3作は未収録。

リマスターはTom Coyneが担当。初回盤はライブ映像やドキュメントを中心にまとめた『2020秒でわかる西川ちゃんの20年』を収録したDVD付。

何故「BLACK OR WHITE neo classic」なのか謎だが(C/Wとアルバム曲が混ざっているのはガンダムやBASARAタイアップと思われる)、3度目のシングル網羅型のベストアルバムにして一気に網羅したい場合には決定盤的内容。

Disc-1
前2作のベストと重複しているものの圧巻のヒット曲集。この時期がやはりインパクトも抜群に強く井上秋緒にしろ浅倉大介にしろノリに乗っていた作家としての絶頂期にあったんじゃないかと思う。その一方で西川貴教本人はいちミュージシャン西川貴教とプロジェクトであるT.M.Revolutionとの区別に苦心していて、封印してthe end of genesis T.M.R. evolution turbo type Dをやったりもしていたが、分かりにくい展開だったので緩やかではなく一気に絶頂期が終わってしまった感じもあった。「魔弾〜Der Freischutz〜」のMVは面白かったけど、「HEART OF SWORD〜夜明け前〜」「LEVEL 4」の一気に駆け上がっていく感じ、「HIGH PRESSURE」〜「WILD RUSH」辺りまでの無敵っぷりに比べると終盤は少し印象が落ちるかも。

Disc 2
「BOARDING」「Out Of Orbit〜Triple ZERO〜」は個人的にT.M.Rの歴代シングルの中でもけっこう長く印象に残っていて飽きない2曲になっている。この時期のインタビューではいよいよT.M.Revolutionの第1期を終了させると宣言して『B★E★S★T』で総括しようとしていたので新しい方向へ向かう事や集大成を意識していたせいかもしれない。しかし「INVOKE」リリース時にはガンダムタイアップサイドから今まで通りの方向性を求められた事、集大成のつもりのツアーで考えがぐらついた事を正直に告白しており、変わらないという選択をしたと語っていた。以降、本当に変わらないT.M.Rサウンドが延々と続いていく…といった感じで良くも悪くも偉大なるマンネリ。またここから何故かやたらアニメ・ゲームタイアップ連発になってしまったので、タイアップ先に触れていないともう1つ入り込めない感じになってきた。正直あまり区別がつかなくなってしまったのはタイアップ先に触れることが無く、ヒット曲としてもあまり触れることが無くなってしまったという接点の消失が大きいところはある。

Disc 3
Disc 2中盤以降と特に変化は無く、ゲーム、アニメ以外にもCMタイアップとかもあるものの、西川貴教のCMというと消臭力インパクトが強すぎてそれしか覚えてないという状態なので「Count ZERO」以外はほぼ初聞き。初聞き状態でT.M.Revolutionらしい楽曲の超連発はやはりなかなか1度や2度で印象に残ってくるところもなく難しいところ…。アレンジャーを変えてのセルフカバーシリーズ『UNDER:COVER』2作とか06年にデビューして6年ほどで活動が完全に停止してしまっているが別バンドのabingdon boys schoolを挟んで時系列に聞き続けていると適度に変化があってこの変わらぬ方向性ももっと魅力的に感じられるのかも。

いずれにせよ全盛期をリアルタイムで知る人も知らない人も近年の西川貴教の印象は主にアニソンシンガー、芸人並に面白い人、強風浴びている人(今回のアートワークみたいなギャグでしっかり笑いを取りに来る辺りさすがだと思う)という感じだと思うんだけど、曲をもっとちゃんと聞いてみたいというのであればうってつけの1作

2020 -T.M.Revolution ALL TIME BEST-(初回生産限定盤)(DVD付)初回盤DVD付  2020 -T.M.Revolution ALL TIME BEST-通常盤 

印象度★★★★☆

2018.3.5更新

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