10th anniversary LIVE 2004
No | タイトル | 備考 |
1 | タイトルバック | |
2 | オープニング | |
3 | GREEN | 26thシングル |
4 | LOVE YOU ONLY | 1stシングル |
5 | 好きさ〜Ticket To Love〜 | 6thシングル |
6 | 時代をよろしく! | 1stシングルC/W |
7 | 風になって | 7thシングル |
8 | メドレー Everybody Can Do! 史上最大のクレイジー・ラヴ 恋のカリキュラマシーン JULIET 約束の場所〜Believe〜 あの娘をさがして 彼女によろしく ラブラブマンハッタン DR 未来派センス |
10thシングル 1stアルバム『TOKIO』収録曲 1stアルバム『TOKIO』収録曲 2ndアルバム『Bad Boys Bound〜TOKIOU〜』収録曲 5thアルバム『Graffiti』収録曲 3rdアルバム『BLOWING』収録曲 2ndアルバム『Bad Boys Bound〜TOKIOU〜』収録曲 29thシングル 24thシングル 2ndアルバム『Bad Boys Bound〜TOKIOU〜』収録曲 |
9 | どいつもこいつも | 21stシングル |
10 | AMBITIOUS JAPAN! | 28thシングル |
11 | ding-dong | 27thシングル |
12 | 君を想うとき | 15thシングル |
13 | Yesterday's | 6thアルバム『YESTERDAY&TODAY』収録曲 |
14 | メッセージ | 22ndシングル |
15 | 花唄 | 25thシングル |
16 | うわさのキッス | 3rdシングル |
17 | JUMBO | 6thアルバム『YESTERDAY&TODAY』収録曲 |
18 | トランジスタGガール | 30thシングル |
19 | LOVE YOU ONLY(「TOK10」ver.) | カバーアルバム『TOK10』収録Ver. |
20 | Zettai! | 3rdアルバム『BLOWING』収録曲 |
No | タイトル | 備考 |
1 | GREEN | 26thシングル |
2 | LOVE YOU ONLY | 1stシングル |
3 | どいつもこいつも | 21stシングル |
4 | AMBITIOUS JAPAN! | 28thシングル |
5 | ding-dong | 27thシングル |
6 | 君を想うとき | 15thシングル |
7 | 花唄 | 25thシングル |
8 | JUMBO | |
9 | LOVE YOU ONLY(「TOK10」ver.) | カバーアルバム『TOK10』収録Ver. |
リリースデータ
2005年1月12日 2009年6月24日(再発) |
音楽DVDチャート初登場1位(総合2位) | 売上1.7万枚 | Producer:JULLIE.K | ユニバーサル J Storm |
メンバー
E.Guitar,Vocals | 城島茂 |
Bass,Vocals | 山口達也 |
Keyboard,Vocals | 国分太一 |
Drums,Vocals | 松岡昌宏 |
Vocals,A.Guitar,E.Guitar | 長瀬智也 |
TOKIO5thライブ映像作品。VHS,DVDでの発売。VHSで通算5作目、DVDでは3作目。VHSでの発売は今作が最後となった。2004年9月18,19日に日本武道館で行われた10周年ライブの模様をMCカットで全曲収録。今作からはバックダンサーではなく、総勢20名のストリングス隊、4名のホーン隊、コーラス2名、パーカッション1名など外部の演奏サポートを入れるようになった。また本編ラストの『トランジスタGガール』ではギターとキーボード(JUMBO)のサポートミュージシャンも登場、彼らを紹介しているシーンも収録されているが何故かブックレットのサポートミュージシャンには表記されていない。VHSは本編のみだが、DVD特典としてDISC-2は9曲のマルチアングル映像を収録。下に小さく5画面が横並びで出ており、その中の1つを選択してメイン表示できるという仕組みになっている。2008年にJ Storm移籍後の2009年6月24日にユニバーサル時代の全CD/DVD(通常盤仕様)がJ Stromから一斉再発され、ユニバーサル盤は全作廃盤となり、ユニバーサル制作のTOKIOのサイトも消滅した。
作品としては『TOKIO LIVE TOUR 2002 5AHEAD in 日本武道館』が前作(02年)となるが、前作と今作の間には03年にアルバム『glider』を引っ提げてのツアー、04年1〜3月には「AMBITIOUS JAPAN!」ツアーを行っていたがいずれも映像化されなかった。この10周年ツアーは大阪城ホール・名古屋レインボーホール・日本武道館の3ヵ所で行われており、収録されているのは恐らくは武道館2日間のうち最終日の9月19日公演と思われる。
徐々にロックバンドのライブ化が進んでいたこの時期のTOKIOだが、今作ではついにジャニーズJr.のバックダンサーを起用せず、外部から演奏サポートを入れた完全な演奏主体のライブへと進化している。ステージの形が「10」をかたどった特殊な形になっているが派手に稼働する部分は無く、松岡以外の動けるメンバーが客席を移動するのは1人乗りのミニステージとなるなど最低限のアイドルらしい部分は残しつつも、アイドル的な演出はほぼ控えられている。また10周年もあってソニー時代の古い楽曲が多めに披露されたが、その大半が結果的に最後の披露、唯一のライブ映像DVD化となっているのでかなり貴重だ。ただ長瀬の歌い方がCD当時とはまるっきり変わっているが、この頃はまだ声の進化が過渡期だったのか(次回作以降ではボーカルスタイルが完成されて安定する)、単純に調子が悪かったのか、冒頭「GREEN」から前作以上にがなり立てまくりのガラガラ声で歌い始め、時間が進むにつれてある程度安定してくるものの全体にかなり歌い方が乱暴。長瀬以外はCD当時とあまり変わらずに丁寧に歌っているので、ボーカルが入れ替わる際はけっこうギャップが激しくなっていて、もう少し丁寧に歌ってほしかったなと感じてしまう部分もある。
本編ラストの「トランジスタGガール」では曲終了後にそのまま演奏を続けながら長いメンバー紹介(サポート含む)をするため、30分近い驚異的な演奏時間になっている。今作が125分に達しているのは主にこのせいなんだけど、この部分はさすがにくどすぎる。アンコール終了後にファンが「LOVE YOU ONLY」を大合唱し、思いがけない光景にメンバーが涙を見せながら去っていくという最終盤は感動的である。初期ソニー時代の最後の名残とロックバンドとしてのこれからの可能性を見せた10年の集大成としては充実の内容。普段バラエティで見せる顔とは全く違うものとなっている。バラエティTOKIOしか知らない人はそのかっこよさに驚くと思う。
また今回はソロ曲も無くなったため、松岡はドラムに専念している。ドラムの前にはマイクも配置されていないため、CDでは全員で歌っていたところやソロパートなども一切歌っておらず、MCもカットなので松岡の声が一切聞けないまま進行するが、「LOVE YOU ONLY(「TOK10」ver.)」のEDで「君が好きだよ〜♪」と1人ずつ歌う場面のみ後ろからマイクを取り出してここだけはCDのパート通りに歌唱。唯一声が聴ける。
印象度★★★★☆