UC100W
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | M&W | ABEDON | ABEDON | |
2 | チラーRhythm | OT | OT | |
3 | That's Life | "7" | "7" | |
4 | TYT | EBI | EBI | |
5 | 4EAE | KK60 | ABEDON | |
6 | BLUES | KK60 | OT | |
7 | GoodTimeバレンタイン | ABEDON | KK60 | |
8 | 7th Ave. | OT,"7" | OT,"7" | |
9 | Lake Placid Blue | EBI | EBI | |
10 | D-D-D-, Z-Z-Z- | ABEDON | ABEDON | |
11 | DENDEN(Album Version) | KK60,OT | OT | 17thシングル『でんでん+Live Tracks[100周年ツアー“百が如く”]』 最高25位 売上0.6万枚 |
リリースデータ
2019年10月2日 | 初登場8位 | 売上1.7万枚 | Ki/oon Records |
メンバー
ABEDON |
EBI |
OT 奥田民生 |
KK60 川西幸一 |
"7" 手島いさむ |
UNICORN15thアルバム。『UC100V』からほぼ半年でリリースされ、2019年2作目となった。17thシングル『でんでん+Live Tracks[100周年ツアー“百が如く”]』は新曲「でんでん」とライブ音源(5曲)を収録した作品だったが今作には「でんでん」を「DENDEN」に表記変更したAlbum Versionで収録。元々英字表記だったABEDON、EBI以外の3人も今作の作詞作曲演奏クレジットではOT、KK60、"7"と記号表記され、メンバークレジット部分でのみ記号がそれぞれ誰に対応しているか表記されている。今作でもマスタリングはABEDONが担当(今作ではスタッフ役職の日本語表記はせず英語表記)。初回盤は「MOVIE 37 「UC100V」 Recording Document」DVD付。アナログ盤でも発売。順位・売上共に前作を下回った。
前作はタイトルに数字を入れる、全曲の作詞作曲=ボーカルだったが、今作はタイトルにこれといった決まりは無く、共作も多い。ボーカルは作詞作曲が同じ場合はそのまま作詞作曲担当者(「7th Ave.」はツインボーカル)、「4EAE」はABEDON、「BLUES」「GoodTimeバレンタイン」はKK60(川西幸一)、「DENDEN(Album Version)」はOT(奥田民生)。基本担当楽器はほぼそのままだが、「BLUES」ではKK60(川西幸一)がボーカルに専念していて代わりにOT(奥田民生)がドラム、ABEDONとOTがギターを弾いているので"7"(手島いさむ)はコーラスのみになっているといったパートチェンジが行われている。
VがWになっただけながら前作との共通点はさほど多くない。というか前作より決まりごとが無くて自由になった分だけさすがに今作はちょっと収拾がつかなくなっているというか、いつもはある締まった楽曲が無いままにアルバムが終わってしまうような…。自由にやりつつもABEDONか奥田民生がとりあえず1曲はリード曲を持ってきてガツンと締めてくれるというのが最近続いていたと思うんだけど、今作は2人までもが自由にやっている印象。なんだかんだ今までくらいの割とゆったりペースでの制作であればある程度はまとまってくるけど、100周年展開で前作完成直後からもう次の1枚という形で速いペースでのアルバム制作になったのが響いたか…。メンバー曰くみんなで曲を書くので個人個人ではシングルを出すくらいの感覚で数曲を用意すれば5人いるのでアルバムになるので別にしんどくもないそうだが、作れはしてもこの速いペースだとさすがにちょっと締まりが無くなってしまうのかなというのは今作では感じてしまった。
印象度★★★☆☆
2019.12.5更新