Very6 BEST(あなたのお名前入りスペシャルBOX盤)
DISC 8

DISC 8
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Theme of Coming Century/Coming Century JOHNNY.K A.LEONARDI 星野靖彦 1stシングル『MUSIC FOR THE PEOPLE』C/W
D-ESSEX「Tokyo Tokyo」の日本語カバー
2 大丈夫/Coming Century Coming Century 星野靖彦 星野靖彦 2ndシングル『MADE IN JAPAN』C/W
3 STAY GOLD/Coming Century 只野菜摘 はたけ 星野靖彦 3rdシングル『BEAT YOUR HEART』C/W
4 スキさ すっきゃねん/Coming Century Coming Century/永岡昌憲 星野靖彦 星野靖彦 4th シングル『TAKE ME HIGHER』C/W
5 LOOKIN' FOR MY DREAM/Coming Century Coming Century/永岡昌憲 星野靖彦 星野靖彦 5thシングル『愛なんだ』C/W
6 WHAT'S COOL?/Coming Century 三宅健 野田浩平 星野靖彦 7thシングル『WAになっておどろう』C/W
7 夏のかけら/Coming Century 谷亜ヒロコ 浅田直 小西貴雄 Coming Century 1stシングル 最高2位 売上30.5万枚
8 silver bells/Coming Century MEYOU/笹本安詞 笹本安詞 笹本安詞 16thシングル『CHANGE THE WORLD』C/W
9 HAVE A SUPER GOOD TIME/Coming Century 浦塚勝人 笹本安詞 笹本安詞 7thアルバム『seVen』収録曲
10 恋のシグナル/Coming Century 松任谷由実 松任谷由実 古池孝浩 Coming Century ベスト『Best of Coming Century〜Together〜』収録曲
11 Come With Me/Coming Century motsu 都啓一 都啓一 24thシングル『COSMIC RESCUE/強くなれ』初回盤のみC/W
12 ファイト/Coming Century Sonar Pocket Sonar Pocket Soundbreakers Coming Century ミニアルバム『Hello-Goodbye』通常盤のみ収録曲
13 12ヶ月/Coming Century 浅利進吾/KOMU Masahiko Fukui Soundbreakers 37thシングル『only dreaming/Catch』初回MUSIC盤ボーナスCD収録曲 単独初収録
「Coming Century SPECIAL TRACK」として「12ヶ月」と「New Day」が2曲まとめて1トラック収録されていた
14 New day/Coming Century feat. 20th Century Mio Aoyama Quadraphonic Quadraphonic 37thシングル『only dreaming/Catch』初回MUSIC盤ボーナスCD収録曲 単独初収録
「Coming Century SPECIAL TRACK」として「12ヶ月」と「New Day」が2曲まとめて1トラック収録されていた
15 キミノカケラ/Coming Century TAMATE BOX TAMATE BOX 久米康隆 42ndシングル『君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか』通常盤のみC/W
16 Get Naked/Coming Century Micro Jintae Ko/Tony Ferrari/
Alma Goodman/Klara Elias
Jintae Ko 13thアルバム『The ONES』通常盤のみC/W

黄色=初回盤BのDISC-4にも収録

あなたのお名前入りスペシャルBOX盤DISC-8はファン投票によるComing Centuryベスト「スキさ すっきゃねん」、「LOOKIN' FOR MY DREAM」、「WHAT'S COOL?」、「Come With Me」、「12ヶ月」、「New day」、「キミノカケラ」はアルバム初収録。このうち「12ヶ月」、「New day」は『Coming Century SPECIAL TRACK』として2曲まとめて収録されていたため1曲ずつでの収録は初となる。「Theme of Coming Century」、「大丈夫」、「STAY GOLD」はシングルバージョンでアルバム初収録。16曲のうち7曲が初回盤Bのメンバー選曲によるカミセンベストと重複した。

「Theme of Coming Century」は『Very best』、『Best of Coming Century〜Together〜』で別バージョン(『Best of Coming Century〜Together〜』にはNew Vocal表記あり)が収録されていたが今回はシングルバージョン。ボーカル以上に分かりやすいというかボーカルはどこが違うのか3バージョンとも良く分からないが、明かな違いとしてはこのシングルバージョンのみイントロ部分の掛け声(メンバーではない声)がTOKYO!TOKYO!と連呼しているが、これ以外のバージョンではComing Centuryの連呼に差し替えになっているので分かりやすい。ていうか「Theme of Coming Century」なのになんでTOKYOだったんだろうか。D-ESSEX「Tokyo Tokyo」の日本語カバーなのでそのまま使ったというだけなんだろうけどTOKIOが前年デビューしたばかりだし、とうきぉう!という発音がTOKIOと連呼しているように聞こえるのでComing Centuryに変えたのは当然の措置だったと改めて思った(むしろこれを理由に変えていたのではないか…最初に気づけよそこは…)。そして「MUSIC FOR THE PEOPLE」「WAになっておどろう」のシングルバージョンは最後まで収録されなかったのにこの2曲と並んで差し替えられなっぱしだったこの曲だけ何故シングルバージョンに戻されたのだろうか

前半は最初期のC/Wに集中。中盤以降は一気に時期が飛び飛びになるが全体にはアルバム未収録曲が多くこの機会にもう1度聞きたい、アルバム収録してほしいという要望が強めに出たまさにファンベストっぽい選曲だ。初期のC/Wはベスト『Best of Coming Century〜Together〜』でもほとんどすっ飛ばされて収録していなかっただけに意識して投票されたのかもしれない。なんだかんだ聞かれている数が多いのはこの初期なわけだし。初期の星野靖彦アレンジによるエイベクシーなC/Wが続いた後はかなり時代がすっ飛んで行くので少年達だったのが一気に大人になっていく

カミセンの大まかな傾向としては後期になってくるとポップさはほとんどなくクール系メインでカッコいい曲ばかりになる。もう少し柔軟にポップなカミセンも聞きたかったと思っていたんだけどトニセンと異なり、カミセンの3人はあまりポップ志向を3人とも持っていなかったのかなとも思う。しかしファンもクール一辺倒よりはある程度メロディーの良い曲を好んでいるのか、後半の選曲も比較的メロディーを聞かせるようないいものが多いように感じた。「Get Naked」みたいな非キャッチーなのがもっと後半連続すると思っていたがそうでもなかったので思っていたよりは聞きやすかった。

そんなわけで前半は当時のV6とあまり変わらない路線だけど声がV6よりあどけないほか歌詞がV6以上にティーン向けを意識したものになっているのも特徴。ソロパートもあまり多くなくユニゾンが多い。後半過ぎになるとV6やトニセンよりもクールな方向性となってくるがソロパートが増えて3人のボーカルの違いを堪能できるようにもなってくる。結果的に『Best of Coming Century〜Together〜』とは異なる新たなカミセンのベストになったのかなと。

印象度★★★☆☆

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