TREASURES
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 高気圧ガール | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 7thシングル 最高17位 売上12.3万枚 |
2 | スプリンクラー | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 8thシングル 最高34位 売上3.7万枚 |
3 | ゲット・バック・イン・ラブ | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 14thシングル 最高6位 売上18.4万枚 9thアルバム『僕の中の少年』収録Ver. |
4 | 風の回廊 | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 11thシングル 最高12位 売上10.1万枚 |
5 | アトムの子 | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 20thシングル(カット) 最高18位 売上9.5万枚 99年再発盤 最高88位 売上0.2万枚 |
6 | エンドレス・ゲーム | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 17thシングル 最高5位 売上18.0万枚 |
7 | 踊ろよ、フィッシュ | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 13thシングル 最高19位 売上3.7万枚 最後のコーラス部分が違うシングルバージョン |
8 | ターナーの汽罐車 | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 19thシングル(カット) 最高30位 売上3.8万枚 イントロSEをカットしたシングルバージョン |
9 | 土曜日の恋人 | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 12thシングル 最高22位 売上4.1万枚 ニューミックス |
10 | ジャングル・スウィング | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 22ndシングル 最高22位 売上3.4万枚 |
11 | 世界の果てまで | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 24thシングル 最高24位 売上7.5万枚 ニューミックス |
12 | おやすみロージー | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 16thシングル 最高22位 売上2.2万枚 ニューミックス |
13 | クリスマス・イブ | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 9thシングル(カット) 最高44位 売上1.2万枚 1986年盤 最高1位 売上153.1万枚 1998年盤 最高56位 売上1.7万枚 2000年盤 最高6位 売上22.7万枚 2003年盤 最高47位 売上4.5万枚 2013(30th),14,15,17,18,22年盤 最高10位 売上8.2万枚 2020年盤(アナログ) 最高15位 売上0.7万枚 2021 version 初登場10位 売上0.9万枚 2023年40th盤(アナログ) 初登場9位 売上1.0万枚 |
14 | さよなら夏の日 | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 18thシングル 最高12位 売上18.5万枚 |
15 | 蒼氓 | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 9thアルバム『僕の中の少年』収録曲 ニューミックス |
16 | パレード | 山下達郎 | 山下達郎 | 山下達郎 | 23rdシングル(カット) 最高29位 売上3.4万枚 ニューミックス |
リリースデータ
1995年11月13日 1999年6月2日(再発) |
初登場1位 | 売上117.4万枚 | Produced by 山下達郎 | イーストウエスト・ジャパン ワーナー |
山下達郎2nd公認ベストアルバム。83年のムーンレーベル移籍後からここまでのシングルを中心に選曲。「THE THEME FROM BIG WAVE」、「新・東京ラプソディー」、「MAGIC TOUCH」の3シングルは外されたが、思い入れの強いというアルバム曲「蒼氓」、そしておまけとしてSugar Babe解散後単独ソロデビュー前の『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』に収録していた「パレード」も収録されている。「パレード」は当時『ポンキッキーズ』に使用されて94年にシングル化されていた。また「スプリンクラー」はアルバム初収録だけでなく初CD化。『ARTISAN』以降のシングルである「ジャングル・スウィング」「世界の果てまで」はアルバム初収録。新たにミックスをやり直した(リミックス)曲も多いが、録音し直すほどの変更が施された曲は無い模様。初回盤はスリーブケース入り。99年にはレコード会社再編により他作品と一緒にAMCMだった品番をWPCVに変更して再発されている。アルバムでは最大のヒット作となり、唯一のミリオンヒットを記録した。
現在は前レーベル時代のベスト『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』の続きとしてそのまま聞く事も出来る。ただし95年当時は前ベストは公式にCD化されておらず、前レコード会社が勝手にCD化したものが流通しており、しかも音源差し替え問題となっていて公認CD化となったのは今作より2年後の97年だった。
「クリスマス・イブ」を入口に80年代中盤〜90年代前半の山下達郎を聞くのにうってつけなのが今作。ただ常にヒットを生み出してきたわけでもないので、シングルが並んでもそんなにヒットチューン揃いという感じではない。玄人受けのしそうな職人的なこだわりの大人のポップスが並んでいるので、個人的にも今作を入口とはしたが当初は好きな曲は2,3曲ある程度だった。前ベストの頃と比べると内省的な曲も多くなり、ノリのいい曲が少なくなったので地味に感じられたりする部分もある。ある程度聞きこんだり、年齢を重ねる事で良さが見えてきたのが正直なところ。概ねこの時期のベスト選曲として長年本人の間でも大きな変化は無いようで2013年の『OPUS』とは大半が被っているので、『OPUS』を先に聞いてしまうと優先度はかなり低くはなってしまうが、1枚モノで山下達郎を聞いてみるのであれば今でもお勧めの1作。
印象度★★★★☆
2018.1.31修正