HOLD ME
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 眠れない夜を抱いて | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 明石昌夫・ 池田大介 |
4thシングル 最高8位 売上45.8万枚 2020年再発盤 最高114位 売上0.03万枚 |
2 | 誰かが待ってる | 坂井泉水 | 栗林誠一郎 | 明石昌夫 | |
3 | サヨナラ言えなくて | 坂井泉水 | 栗林誠一郎 | 池田大介 | |
4 | あの微笑みを忘れないで | 坂井泉水 | 川島だりあ | 明石昌夫 | |
5 | 好きなように踊りたいの | 坂井泉水 | 和泉一弥 | 葉山たけし | |
6 | Dangerous Tonight | 坂井泉水 | 栗林誠一郎 | 明石昌夫 | 4thシングルC/W |
7 | こんなに愛しても | 坂井泉水 | 栗林誠一郎 | 明石昌夫 | 3rdシングル『もう探さない』C/W アルバムバージョン |
8 | Why Don't You Leave Me Alone | 坂井泉水 | 川島だりあ | 葉山たけし | |
9 | 愛は眠ってる | 坂井泉水 | 川島だりあ | 池田大介 | |
10 | 遠い日のNostalgia | 坂井泉水 | 望月衛介 | 明石昌夫 | |
11 | So Together | 坂井泉水 | 川島だりあ | 明石昌夫 |
リリースデータ
1992年9月2日 2021年9月15日(リマスター) |
初登場2位 初登場32位 |
売上106.5万枚 売上0.2万枚 |
Produced by DAIKOH NAGATO(Being) | b.gram B-Gram Records |
メンバー
Vocal | 坂井泉水 |
Guitar | 町田文人 |
Bass | 星弘康 |
Drums | 道倉康介 |
Keyboard | 池沢公隆 |
ZARD3rdアルバム。前作から9ヶ月ぶり。初のフルアルバム。前作以降のシングル「眠れない夜を抱いて」とC/W「Dangerous Tonight」、3rdシングルC/Wだった「こんなに愛しても」を収録。表記はないが「こんなに愛しても」はアルバムバージョンで雑踏の音やサックスを新たに追加、完奏するなど変更が施された。「眠れない夜を抱いて」が1st以来となるトップ10ヒットを記録してブレイク。今作もその勢いに乗せて初登場2位を記録(3週目も2位)。さらに続く大ブレイクに伴ってロングセラーとなり、初動8.6万枚からのミリオンヒットとなった。2021年に30周年を記念してオリジナルアルバム10作のリマスター盤と『時間の翼』のリアレンジ盤が一斉発売。『ZARD ALBUM COLLECTION』以来、単独では初のリマスターとなる。
1週間後に次のシングル『IN MY ARMS TONIGHT』がリリースされ、今作と『IN MY ARMS TONIGHT』まではメンバー表記がされていた。しかし男性メンバーの写真はなくすべて坂井泉水のソロショットとなっていてメンバー表記はZARDのロゴの下に小さく表示されているのみ。この時期から6thシングル「負けないで」頃まで行っていたTV出演時は5人組バンドとして出ていたがTV出演も無くなり男性メンバーは自然消滅した。
このアルバムでZARDの方向性が決まった。「Dangerous Tonight」のようにまだ前作までの雰囲気のダークなロック系の曲も残ってはいるが基本的に明るく爽やかな路線やソフトな歌謡曲路線の曲が並ぶ。世間一般イメージのZARD王道がほぼ完成されたような印象で、制作陣もZARDをどういうものにしていくのか道を定めた感じがする。次回作以降のよりZARDを極めていくような全盛期の勢いはなく、発展途上な感じはあるものの意外と佳作ぞろいで味わい深いアルバム。人気曲も多く「あの微笑みを忘れないで」は筆頭格だがこれがシングルではなかったというのは驚きだ。
印象度★★★★☆
2021.4.14修正