安全地帯 40th ANNIVERSARY CONCERT "Just Keep Going!" Tokyo Garden Theater
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Opening あの頃へ-Instrumental- | 玉置浩二 | Instrumental | |
2 | あの頃へ | 松井五郎 | 玉置浩二 | 22ndシングル |
3 | 萠黄色のスナップ | 安全地帯, 崎南海子 |
玉置浩二 | 1stシングル |
4 | 碧い瞳のエリス | 松井五郎 | 玉置浩二 | 10thシングル |
5 | プルシアンブルーの肖像 | 松井五郎 | 玉置浩二 | 11thシングル |
6 | 好きさ | 松井五郎 | 玉置浩二 | 14thシングル |
7 | 蒼いバラ | 玉置浩二 | 玉置浩二 | 27thシングル |
8 | 熱視線 | 松井五郎 | 玉置浩二 | 8thシングル |
9 | ワインレッドの心 | 井上陽水 | 玉置浩二 | 4thシングル |
10 | 恋の予感 | 井上陽水 | 玉置浩二 | 7thシングル |
11 | Friend | 松井五郎 | 玉置浩二 | 13thシングル |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 夕暮れ | 武沢侑昴 | 5thアルバム『安全地帯X』収録曲 Instrumental | |
2 | あなたに | 松井五郎 | 玉置浩二 | 2ndアルバム『安全地帯U』収録曲 |
3 | 悲しみにさよなら | 松井五郎 | 玉置浩二 | 9thシングル |
4 | 情熱 | 松井五郎 | 玉置浩二 | 20thシングル(カット) |
5 | 真夜中すぎの恋 | 井上陽水 | 玉置浩二 | 5thシングル |
6 | じれったい | 松井五郎 | 玉置浩二 | 15thシングル |
7 | ひとりぼっちのエール | 須藤晃 | 玉置浩二 | 23rdシングル |
8 | I Love Youからはじめよう | 松井五郎 | 玉置浩二 | 18thシングル(カット) |
9 | Ending あの頃へ-Instrumental- | 玉置浩二 | Instrumental |
リリースデータ
2023年8月28日(Blu-ray) 2024年2月21日(CD/LP) |
初登場4位(総合) 初登場35位 |
不明 売上0.2万枚 |
SALTMODERATE(Blu-ray、CD) ステレオサウンド(LP) |
メンバー
Vocal,Guitar | 玉置浩二 |
Guitar | 矢萩渉 |
Guitar | 武沢侑昴 |
Bass | 六土開正 |
MUSICIANS | |
Sound Producer/Keyboards | トオミヨウ |
Keyboards | 川村ケン |
Guitar | 秋山浩徳 |
Drums | ホセ・コロン |
Drums | 原治武 |
Percussion | 中北裕子 |
Trombone, Alto Flute and others | 佐野聡 |
Trumpet, Flugelhorn | 小林太 |
Saxophone, Flute | 武嶋聡 |
Euphonium,Flugelhorn | ゴンドウトモヒコ |
Chorus | AMAZONS(大滝裕子、斉藤久美、吉川智子) |
安全地帯8thライブアルバム。2022年11月30日に東京ガーデンシアターで開催された40周年記念ライブの模様を全曲収録。今回も先に2023年8月にBlu-ray(DVD発売は無し)でリリースされており、後からCD/LP化された。Blu-rayは玉置浩二の35周年記念ライブ映像と同時発売で、CD/LPも同時発売となった。ただし前作まで安全地帯と玉置浩二の所属レコード会社は連動していて安全地帯もコロムビアに移籍していたが、Blu-rayは自主レーベルSALTMODERATEでの発売、Blu-rayのみとなっていて玉置浩二ソロは引き続きコロムビアから発売、DVD/Blu-ray両方発売と別れていた。CD/LPでも同様で今作はCDは自主レーベルSALTMODERATE、LPはステレオサウンドからリリースされ、玉置浩二はコロムビアで発売された。このため今作は公式サイトでしか案内されておらず、コロムビアのサイトでは玉置浩二の情報しか載っていない。また登録上は今作はレンタルCD即解禁(土曜日)設定となっていた(ただTSUTAYA近隣検索50キロ圏内で入荷店舗無しだった)、玉置浩二は通常の2週間後設定だった。
このライブ時点では引き続き田中裕二 (Drums) は療養中として出演見送りが発表され、存命であったがこの年のNHK紅白歌合戦に安全地帯が出演する事が発表された12月23日のタイミングで12月17日に田中裕二が亡くなった事が公表された。「情熱」では田中裕二の演奏する姿を映像で使用したようで、音源のみでは全く分からないが、曲の最後に玉置浩二が安全地帯ドラムス田中裕二と叫ぶ場面もある(最後のサポート含むメンバー全員紹介では呼んでいない)。
全国ツアーは新作アルバムを出した2013年に30周年を掲げて行った時が現時点で最後となっていて、以後は2017年35周年『ALL TIME BEST「35」〜35th Anniversary Tour 2017〜LIVE IN 日本武道館』は2daysと香港で1公演、2019年『安全地帯 IN 甲子園球場「さよならゲーム」』は1公演のみ、今回は3days。ここ10年ほどは玉置浩二としてのライブ活動が中心となっていて、安全地帯としてのライブはかなり貴重な機会となっている。それゆえなのか代表曲中心で大半の選曲が3回連続でほとんど同じになっていて、今回は安全地帯としては世界変異後に行われた初のライブで制限が残る中での開催となったためか過去2回より曲数が減ってしまい、選曲での意外性はデビュー曲「萠黄色のスナップ」が突如演奏されたところくらい。2022年9年ぶり久々に新曲としてシングル発売した「愛の戦友」「あなたがどこかで」の2曲も演奏されない。「あなたがどこかで」は何故かこのライブの前に行われていた玉置浩二ソロツアーの方で演奏されていた。
一方でサポートメンバーは前2回よりも増員されており、何故かパーカッションもいるのにサポ―ドラマーが2人いたり、玉置浩二がソロアルバムで重宝していたトオミヨウをサウンドプロデューサー兼キーボードに迎えたり、コーラス隊や既に玉置浩二含めて3人ギターがいるのにさらにMOON CHILDでも知られる秋山浩徳をギターサポートに入れるなど厚みを増し、円熟味を増した衰え知らずの玉置浩二のボーカルもあって充実の演奏が繰り広げられる。年齢を重ねたのもあるのかもしれないが一時期よりギラギラ感が抑えめになり、情熱的な部分は情熱的ではあるものの全体に落ち着いた聞かせる雰囲気になってきているようにも思う。
印象度★★★★☆
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。サポートミュージシャンはライブ前に公式サイトで公表していたものを参照。
2024.3.2更新