The Beatles 1962-1966
No | タイトル | 作詞作曲 | 備考 本国イギリス基準(解散後のシングル化は除く) |
1 | Love Me Do ラヴ・ミー・ドゥ |
Lennon/McCartney | 1stシングル、1stアルバム『Please Please Me』収録曲 モノラル ドラムをアンディ・ホワイト担当バージョン |
2 | Please Please Me プリーズ・プリーズ・ミー |
Lennon/McCartney | 2ndシングル、1stアルバム『Please Please Me』収録曲 モノラル |
3 | From Me To You フロム・ミー・トゥ・ユー |
Lennon/McCartney | 3rdシングル モノラル |
4 | She Loves You シー・ラヴズ・ユー |
Lennon/McCartney | 4thシングル モノラル |
5 | I Want To Hold Your Hand 抱きしめたい |
Lennon/McCartney | 5thシングル |
6 | All My Loving オール・マイ・ラヴィング |
Lennon/McCartney | 2ndアルバム『With the Beatles』収録曲 1993年盤(=1998年)のみボーカル中央寄せの新規ステレオミックス |
7 | Can't Buy Me Love キャント・バイ・ミー・ラヴ |
Lennon/McCartney | 6thシングル、3rdアルバム『A Hard Day's Night』収録曲 |
8 | A Hard Day's Night ハード・デイズ・ナイト |
Lennon/McCartney | 7thシングル、3rdアルバム『A Hard Day's Night』収録曲 |
9 | And I Love Her アンド・アイ・ラヴ・ハー |
Lennon/McCartney | 3rdアルバム『A Hard Day's Night』収録曲 |
10 | Eight Days A Week エイト・デイズ・ア・ウィーク |
Lennon/McCartney | 4thアルバム『Beatles For Sale』収録曲 |
11 | I Feel Fine アイ・フィール・ファイン |
Lennon/McCartney | 8thシングル |
12 | Ticket To Ride 涙の乗車券 |
Lennon/McCartney | 9thシングル、5thアルバム『Help!』収録曲 |
13 | Yesterday イエスタデイ |
Lennon/McCartney | 5thアルバム『Help!』収録曲 |
No | タイトル | 作詞作曲 | 備考 本国イギリス基準(解散後のシングル化は除く) |
1 | Help! ヘルプ |
Lennon/McCartney | 10thシングル、5thアルバム『Help!』収録曲 |
2 | You've Got To Hide Your Love Away 悲しみはぶっとばせ |
Lennon/McCartney | 5thアルバム『Help!』収録曲 |
3 | We Can Work It Out 恋を抱きしめよう |
Lennon/McCartney | 11thシングル |
4 | Day Tripper デイ・トリッパー |
Lennon/McCartney | 11thシングル両A面曲 |
5 | Drive My Car ドライヴ・マイ・カー |
Lennon/McCartney | 6thアルバム『Rubber Soul』収録曲 |
6 | Norwegian Wood(This Bird Has Flown) ノーウェジアン・ウッド(ノルウェーの森) |
Lennon/McCartney | 6thアルバム『Rubber Soul』収録曲 |
7 | Nowhere Man ひとりぼっちのあいつ |
Lennon/McCartney | 6thアルバム『Rubber Soul』収録曲 |
8 | Michelle ミッシェル |
Lennon/McCartney | 6thアルバム『Rubber Soul』収録曲 |
9 | In My Life イン・マイ・ライフ |
Lennon/McCartney | 6thアルバム『Rubber Soul』収録曲 |
10 | Girl ガール |
Lennon/McCartney | 6thアルバム『Rubber Soul』収録曲 |
11 | Paperback Writer ペイパーバック・ライター |
Lennon/McCartney | 12thシングル |
12 | Eleanor Rigby エリナー・リグビー |
Lennon/McCartney | 13thシングル |
13 | Yellow Submarine イエロー・サブマリン |
Lennon/McCartney | 13thシングル両A面曲、7thアルバム『Revolver』収録曲 10thアルバム『Yellow Submarine』収録曲 |
リリースデータ
1973年5月20日(LP) 1973年5月20日(CT) 1978年11月5日(LP) 1993年9月20日(初CD化・リマスター) 1998年3月11日(93年盤再発/解説一新) 2007年10月31日(限定再発) 2010年10月18日(09年リマスター音源再発/解説一新) 2011年1月12日(2010年盤通常盤) 2011年12月14日(2010年盤限定再発) 2013年11月6日(2010年盤再発) 2014年6月25日(2010年盤限定再発) 2014年12月17日(2010年盤紙ジャケSHM-CD) 2017年12月6日(2014年紙ジャケSHM-CD再発) 2019年10月2日(2010年盤限定再発) |
最高1位 最高42位 最高42位 初登場3位 初登場98位 初登場247位、最高208位 初登場4位 300位圏外 300位圏外 300位圏外 300位圏外 初登場70位 初登場220位 最高113位 |
売上54.5万枚 売上0.2万枚 売上0.3万枚 売上28.9万枚 売上0.3万枚 売上0.4万枚 売上7.6万枚 - - - - 売上0.16万枚 売上0.03万枚 売上0.2万枚 |
Produced by George Martin | アップルレコード 東芝EMI EMIミュージック ユニバーサル |
メンバー
Rhythm Guitar | ジョン・レノン(John Lennon) |
Bass | ポール・マッカートニー(Sir Paul McCartney) |
Lead Guitar | ジョージ・ハリスン(George Harrison) |
Drums | リンゴ・スター(Ringo Starr) |
The Beatles公式前期ベストアルバム。通称「赤盤」。事実上解散となってから3年、海賊版ベストが市場を荒らしていたため、公式ベストとして前後期に分けた2作同時発売となった。ジャケットデザインが赤と青だったため、正式なタイトルは『The Beatles 1962-1966』『The Beatles 1967-1970』だが、通称「赤盤」「青盤」(「The Red Album」「The Blue Album」)として親しまれた。発売当時ジョージ・ハリスンが選曲したとされ、長らくジョージ・ハリスン選曲として認知されていたが後年になるにつれ選曲者の情報が曖昧になっており、現在は公式のライナーでもかつてはジョージ・ハリスン選曲と言われていたが正確に公表されていないので不明というような書き方に変わっている(当時のマネージャーであるアラン・クレインの選曲という説もあるが公式ライナーでは言及されていない)。
1987年に本国イギリス準拠でのオリジナルアルバム12作のCD化+『Magical Mystery Tour』のアメリカ盤公式昇格+『Past Masters』により、現役時代の公式音源が全てCD化されたが、今作はその6年後となる1993年に初CD化となった。この際は新規に93年リマスターが施された。冒頭4曲はモノラル音源、以降はステレオ音源となっているが、09年リマスター盤が発売されるまで1st〜4thアルバムはモノラル仕様でしかCD化されていなかったため、長らく2nd〜4thのアルバム曲は今作収録曲のみステレオ音源が聞ける状態が続いた。「All My Loving」のみミックスが変更され右に寄っていたボーカルが中央寄せとなっている。
1998年再発盤は音源は1993年のままだが日本語解説が一新されている。
2009年のオリジナルアルバム12作のCD化+『Magical Mystery Tour』のアメリカ盤公式昇格+『Past Masters』の一斉リマスターに続いて、2010年には今作もリマスター再発された。これは2010年新規リマスターではなく、2009年のリマスター音源を使用しているとされる。「All My Loving」は元の音源(のリマスター)に戻されてボーカルが右寄りとなっている。日本未発売の輸入盤では赤盤と青盤をセットにした4枚組仕様のバージョンも流通した。2010年リマスター盤は当初期間限定盤がデジパック仕様で廉価設定となっていたため、価格を元に戻して2011年に再発された。以降も何かあるたびに品番を改めて再発したり、SHM-CDにしたり、紙ジャケSHM-CDにしたりと、パッケージや価格を変えて何度も再発しているため、2009年リマスター使用のリマスター盤だけで大量の品番が存在するが、オリジナルアルバム同様に2013年盤が現行盤となっている模様(Amazonでは帯を変えた2016年登録扱い)。
ビートルズと言えばまずは赤盤と青盤というくらい定番になっているので、初心者の入り口には最適な1作。シングルを中心に有名曲は網羅されており、曲名を知らなくてもどこかで聞いた事のあるスタンダードナンバーがたくさん入っている。2トラック録音やモノラルの時代からスタートしている音源はもはや古典ともいえるシンプルなものだが、現代の日本でもタイトルをビートルズの曲名から引用したり、ベスト盤を出すときに赤と青で出したりとビートルズの影響を受けているミュージシャンは数多い。この頃はライブ活動を行っていたためかシンプルな演奏が多く、勢いがある。2枚組だがこの頃の曲は2,3分で短いものが多く、2枚とも30分程度、合計60分程度とかなり聞きやすいボリュームもあって一気に聞き通せるのも魅力だ。
現行盤 2010年(2009リマスター)期間限定生産デジパック盤 2019年再発盤(2009リマスター)
印象度★★★★★