ClariS〜SINGLE BEST 2nd〜

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 アネモネ KOH KOH 湯浅篤 12thシングル 最高13位 売上1.2万枚
2 Prism 重永亮介 重永亮介 重永亮介 13thシングル 最高25位 売上0.7万枚
3 Gravity 武田城以,
PENGUIN PROJECT
武田城以,
PENGUIN PROJECT
湯浅篤 14thシングル 最高25位 売上1.1万枚
4 again 丸山真由子 丸山真由子 丸山真由子 16thシングル 最高21位 売上0.7万枚
5 ヒトリゴト ケリー 野村陽一郎 野村陽一郎 17thシングル 最高9位 売上2.4万枚
6 SHIORI 小川智之 小川智之 湯浅篤 18thシングル 最高7位 売上1.2万枚
7 PRIMALove kz kz kz 19thシングル 最高15位 売上0.7万枚
8 CheerS ハヤシケイ(LIVE LAB.) megane(LIVE LAB.) 毛蟹(LIVE LAB.) 20thシングル 最高13位 売上1.2万枚
9 アリシア 毛蟹(LIVE LAB.) 毛蟹(LIVE LAB.) 湯浅篤 21stシングル 最高15位 売上1.2万枚
10 シグナル 磯谷佳江 小野貴光 湯浅篤 21stシングル両A面曲
11 Fight!! KOH KOH 毛蟹(LIVE LAB.) 22ndシングル 最高12位 売上0.6万枚
12 ケアレス 渡辺翔 渡辺翔 湯浅篤 23rdシングル 最高8位 売上0.6万枚
13 ALIVE 重永亮介 重永亮介 重永亮介 24thシングル 最高8位 売上2.4万枚
14 Masquerade ClariS 末廣健一郎 末廣健一郎 25thシングル 最高13位 売上0.4万枚
15 コイセカイ 浅見武男 浅見武男 浅見武男 26thシングル 最高20位 売上0.4万枚
16 ふぉりら 重永亮介 重永亮介 重永亮介 27thシングル 最高13位 売上0.3万枚
17 アンダンテ 長沢知亜紀,永野小織 小野貴光 小野貴光 28thシングル 最高17位 売上0.4万枚
18 Clear Sky-2024- 丸山真由子 丸山真由子 丸山真由子 雑誌『リスアニ!Vol.19』付録CD収録曲
1stベスト『ClariS〜SINGLE BEST 1st〜』収録曲 セルフカバー
19 Evergreen 丸山真由子 丸山真由子 丸山真由子 新曲

リリースデータ

2024年10月23日 初登場12位 売上0.6万枚 SACRA MUSIC

メンバー

クララ
カレン

ClariS4thベストアルバム。『AUTUMN TRACKS-秋のうた-』から2週連続リリース。9月1日に『AUTUMN TRACKS-秋のうた-』、今作の発売告知と同時にカレンの卒業を発表。カレン在籍時最終作として発売された。直後の10月26日、11月2,3日、11月10日に3ヵ所4公演のツアー「ClariS Autumn Tour 2024〜Via Fortuna〜」が開催され、最終日11月10日Zepp Namba公演をもってカレンは卒業引退となった。2020年の前ベスト『ClariS 10th Anniversary BEST-Pink Moon-』『ClariS 10th Anniversary BEST-Green Star-』ではなく、2015年の『ClariS〜SINGLE BEST 1st〜』の直接の続編となっていて12th〜28thシングルをリリース順に収録。「Clear Sky」は『ClariS〜SINGLE BEST 1st〜』にも収録されていたカレン加入後最初の楽曲のセルフカバー。これまでのセルフカバーは全てアリス在籍時の楽曲を現メンバーで歌い直したもので、カレン加入後の楽曲を同じメンバーのままセルフカバーするのは最初で最後となった。「Evergreen」は現体制での最終新曲「アンダンテ」がアルバム初収録。ClariS×GARNiDELiA名義でリリースされた15thシングル「clever」は未収録(前ベスト2作にも外されており4thアルバム『Fairy Castle』のみの収録)。その他配信でのコラボ作等も未収録となった。

初回生産限定盤は「Evergreen」以外の17曲のMV、「ClariS「新章」」を収録したBlu-ray付。三方背ケース 環境配慮型ディスクトレイ デジパック仕様。DVD付は無い。
通常盤はCDのみ。
ClariS〜SINGLE BEST 1st〜』を踏襲したジャケットデザインになっている。

途中加入したカレンだったが唐突な卒業の理由は結婚というもう1つの夢と発表。10周年ベストとの兼ね合いもあり、今作は卒業を受けて急遽制作したと思われるが、インタビューでは9月1日の発表当日に「Evergreen」のレコーディングだったと明かしている。『ClariS〜SINGLE BEST 1st〜』の続編=カレン加入以降の全シングルと捉えがちだが、『ClariS〜SINGLE BEST 1st〜』は加入直後のシングル「border」と加入最初の楽曲「Clear Sky」を収録していたので、今作にはカレン加入後のシングルで「border」だけ抜け落ちている事になる。『AUTUMN TRACKS-秋のうた-』から1週間でカレン在籍中に無理やり今作を出すよりも、カレンの卒業ライブを終えた後に前倒し15周年を掲げてカレンの締めくくり「Evergreen」とクララ1人での新たなClariSの始まりの楽曲と共に今作を出す…という前回を踏襲したやり方でも良かったような…。

「アネモネ」〜「シグナル」は前ベスト『ClariS 10th Anniversary BEST-Pink Moon-』『ClariS 10th Anniversary BEST-Green Star-』と重複しており、「Fight!!」以降がベスト初収録となるのでちょうど半分程度が被ってしまっているが、まあカレン卒業が無かったらわざわざ『ClariS〜SINGLE BEST 1st〜』の続編を出すつもりはなかったと思われ、どうせなら続編にしようという事だろう。

カレン加入後も変わらずにスッキリした匿名性の高い清涼感溢れるライトなアニソンポップミュージックが続くが、ライブ活動を行うようになり、シルエット出演から目元だけ隠した仮面をつけての出演と段階を踏んで徐々に生身の姿を見せていって顔出しに至ったのがこの時期の最大のトピック。最後まで従来のイラストイメージも継続し、ジャケット写真やアーティスト写真ではメインでイラストの使用も継続していたが、顔出しは基本的にはライブで先行し、MVやメディアでは少し遅れたタイミングで解禁していった。これに伴ってか、より暖かみのある楽曲が増えてきた印象。タイアップ先アニメの作風やシリーズ作品の連投だと前と同じような路線を求められたりもするので行ったり来たりではあったけど、「ヒトリゴト」「CheerS」「Fight!!」辺りは以前には無かった明るさやリスナーに寄り添うような応援歌的な楽曲で人間味が感じられる。最後となった「アンダンテ」も非常に良かっただけにここで唐突に終わってしまうのは残念だ。

「Evergreen」は2人の関係性の集大成のような歌詞になっていて綺麗な幕引きとなったが、クララ1人のソロ体制はちょっと想像できないなぁ…。

B0DFPPP8DZ初回盤Blu-ray付  B0DFPMD19N通常盤 

印象度★★★★☆

2024.12.7更新

※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。

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