WINTER TRACKS-冬のうた-

No タイトル 作詞 作曲 編曲 原曲・備考
1 スノーライト ClariS,宮嶋淳子 高橋修平 高橋修平 新曲 12/1先行配信
2 WHITE BREATH 井上秋緒 浅倉大介 重永亮介 T.M.Revolution(1997) 11/17先行配信
3 ORION 百田留衣 百田留衣 KOH 中島美嘉(2008)
4 White Love 伊秩弘将 伊秩弘将 丸山真由子 SPEED(1997) 11/24先行配信
5 サイレント・イヴ 辛島美登里 辛島美登里 湯浅篤 辛島美登里(1990) クララソロ

リリースデータ

2022年12月7日 初登場16位 売上0.3万枚 SACRA MUSIC

メンバー

クララ
カレン

ClariS3rdミニアルバム。オリジナルフルアルバムからは8ヶ月ぶり。2016年3月『SPRING TRACKS-春のうた-』、2019年8月『SUMMER TRACKS-夏のうた-』に続く3年4ヶ月ぶり第3弾。前2作同様にカバー4曲、オリジナル新曲1曲の合計5曲で構成されている。「WHITE BREATH」「White Love」は発売告知後に相次いで専用ジャケットで先行配信され、1週間前先行配信となった「スノーライト」はアルバムジャケットの流用となっていた。「サイレント・イヴ」はクララのソロ曲となっているが、カレンのソロ曲は収録されていない。初回盤は各楽曲をイメージしたイラストポストカード5枚付属。映像等は付属しない。ここまでアルバム11作全てトップ10入りしていたが、今作でついに初のトップ10落ちとなった。

前2作では80年代以前の曲もあり、特に夏は先輩ZONE以外は古い曲ばかりだったが今回は一転して90年代以降だけ。「サイレント・イヴ」はリアルタイムで耳にしていないものの比較的クリスマススタンダードとして親しまれているし、1997年は直撃世代だし、「ORION」も中島美嘉のヒット曲の1つとしていつの曲だったかはあまり覚えていないが曲自体は馴染み深かったので、選曲はここまでの3作で1番原曲にも馴染みがあって聞きやすかった。メンバー2人は「ORION」が直撃世代クララはカラオケの十八番だったと語っていただけあって、今回のカバーではこれが1番しっくりきた。「WHITE BREATH」は初の男性ボーカルカバーとなったがさすがにちょっと合ってないし、「White Love」もSPEEDのパワーに比べると…というところがあってどっちもClariS風にはなっているもののこれならもっと別の冬曲が良かったかなとは思う。「サイレント・イヴ」もだけソロ曲なのは謎だったが、特に歌い出しのボーカルが原曲と重なり、非常に声のハマりがいい感じなのでボーカルを切り替えたり2人で歌うよりもクララの声1本で行くという判断になったのは納得できるところもある。こういう曲になるともうすっかり大人になったんだなと改めて思う。

そしてこのシリーズ、何気に毎回唯一の新曲も季節感があってこれがいい効果になって"いつものClariS"以上の良曲だったりするんだけど今回もクリスマスソング、ウィンターポップの新たなる良曲といった感じで良い。季節を意識したオリジナルとカバーの半々くらいのもう数曲多いミニアルバム作品の方がなんかもう少し面白くなりそう。

B0BHYQLZN4初回盤  B0BHYSKRS3通常盤 

印象度★★★★☆

2022.12.24更新

※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。作詞作曲表記はリスアニインタビュー参照

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