THE GREATEST CLIPS 1993-1998
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | タイトルバック | ||||
SINGLE CLIP | |||||
2 | このまま君だけを奪い去りたい | 上杉昇 | 織田哲郎 | 葉山たけし | 1stシングル ショートサイズ 『SINGLES+1』ジャケ写メイキング映像を織り交ぜたバージョン |
3 | 翼を広げて | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 葉山たけし | 2ndシングル ショートサイズ 後のライブ映像使用 |
4 | Memories | 池森秀一& 井上留美子 |
織田哲郎 | 葉山たけし | 3rdシングル ショートサイズ 後のライブ映像使用 |
5 | 永遠をあずけてくれ | 川島だりあ | 栗林誠一郎 | 葉山たけし | 4thシングル ショートサイズ |
6 | 瞳そらさないで | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 葉山たけし | 5thシングル ショートサイズ |
7 | Teenage dream | 坂井泉水 | 栗林誠一郎 | 葉山たけし | 6thシングル フル |
8 | 未来のために | 池森秀一 | 池森秀一& 宇津本直紀 |
古井弘人 | 7thシングル ショートサイズ |
9 | LOVE FOREVER | 山本ゆり | 田川伸治 | 葉山たけし | 8thシングル フル |
10 | ひとりじゃない | 池森秀一 | 織田哲郎 | 古井弘人 | 9thシングル フル |
11 | SUNSHINE ON SUMMER TIME | 池森秀一 | 宇津本直紀 | 古井弘人 | 10thシングル ショートサイズ |
12 | 素顔で笑っていたい | 池森秀一 | 織田哲郎 | 池田大介 | 11thシングル フル |
13 | 君がいない夏 | 小松未歩 | 小松未歩 | 池田大介 | 12thシングル フル |
14 | 夢であるように | 池森秀一 | DEEN | 池田大介 | 13thシングル フル |
15 | 遠い空で | 小松未歩 | 吉江一男・ 小松未歩 |
池田大介 | 14thシングル ショートサイズ |
16 | 君さえいれば | 小松未歩 | 小松未歩 | 池田大介 | 15thシングル フル |
特典映像 | |||||
ALBUM CLIP | |||||
17 | 1stアルバム『DEEN』タイトル表示 | ||||
18 | 『DEEN』 ALL SONGS | 1stアルバム『DEEN』収録曲メドレー | |||
19 | FOR MY LIFE | 池森秀一 | 池森秀一 | 池田大介 | 1stアルバム『DEEN』収録曲 ショートサイズ |
20 | Keep on Dancin' | 小田佳奈子 | 山根公路・ 古井弘人 |
大島康祐 | 1stアルバム『DEEN』収録曲 ショートサイズ |
21 | 思いきり 笑って | 川島だりあ | 織田哲郎 | 葉山たけし | 1stアルバム『DEEN』収録曲 ショートサイズ |
22 | 広い世界で君と出逢った | 池森秀一 | 織田哲郎 | 葉山たけし | 1stアルバム『DEEN』収録曲 ショートサイズ |
23 | 2ndアルバム『I wish』タイトル表示 | ||||
24 | 『I wish』 ALL SONGS | 2ndアルバム『I wish』収録曲メドレー | |||
25 | Sha・la・la・la〜I wish〜 | 池森秀一 | 池森秀一 | DEEN | 2ndアルバム『I wish』収録曲 フル |
26 | 果てない世界へ | 池森秀一 | 山根公路 | 池田大介 | 2ndアルバム『I wish』収録曲 フル |
27 | 君の心に帰りたい | 池森秀一 | 山根公路 | 古井弘人 | 2ndアルバム『I wish』収録曲 フル |
28 | ベスト『DEEN SINGLE+1』タイトル表示(誤植) | ||||
29 | 『SINGLES+1』 ALL SONGS | ベスト『SINGLES+1』収録曲メドレー | |||
30 | 未来のために | 池森秀一 | 池森秀一& 宇津本直紀 |
古井弘人 | 7thシングル 別映像 ショートサイズ |
31 | 銀色の夢〜All over the world〜 | 池森秀一 | 山根公路 | 池田大介 | ベスト『SINGLES+1』収録曲 ショートサイズ |
DEEN LIVE JOY-Break1〜I wish〜 | |||||
32 | 「DEEN LIVE JOY-Break1〜I wish〜」タイトル表示 | ||||
33 | LIVE DIGEST | DIGEST 1stツアーライブダイジェスト映像 CD音源丸被せ | |||
34 | LIVE DIGEST | 1stツアーライブダイジェスト映像「素顔で笑っていたい」フル CD音源丸被せ+ラストに歓声 | |||
MAKING OF CLIPS&JACKET SHOOTING | |||||
35 | ひとりじゃない | メイキング映像 スチール撮影〜クリップ撮影 | |||
36 | SUNSHINE ON SUMMER TIME | メイキング映像 クリップ撮影 | |||
37 | "I wish" Album Jacket Shooting | メイキング映像 ジャケット撮影 |
リリースデータ
2003年4月2日 | 初登場16位 ビデオ盤は6位 |
B-VISION |
メンバー
Vocal | 池森秀一 |
Keyboard | 山根公路 |
Guitar | 田川伸治(5thシングル、1stアルバム〜) |
Drums | 宇津本直紀(1stアルバム、6thシングル〜) |
DEEN4th映像作品。1stクリップ集。DVD、VHSでの発売。デビュー10周年を記念しての発売で『THE GREATEST CLIPS 1998-2002』、シングル『翼を風に乗せて〜fly away〜』と同時発売。今作はBMGではなくビーイングから発売された。DVD2作同時購入者には応募者全員特典でDVD2作を収納できる紙スリーブケースとヒストリーブックがプレゼントされた(VHSは対象外)。ヒストリーブックの掲載内容は当時の公式サイトのバイオグラフィーと同じ内容だったが、使用されている写真は未公開のものも多く掲載されていた。
ビーイングの90年代前半のPVは大概そうだが、スタジオ映像を組みあわせただけだったり、簡易な素材を合わせたものだったり、とりあえずの宣伝用でショートサイズ、ベスト盤等の発売タイミングで宣伝するためにシングル発売よりかなり後に制作、作り直した…というものも多く、今作も例外ではない。前半は当時の映像ではない数年後と思われる映像を使用した1コーラス程度の簡易映像が連発される。1st〜5thシングルまでの5曲は明らかに当時より後の映像が差し込まれていて、「このまま〜」は『SINGLES+1』ジャケット撮影のメイキングが混ざっているし、「翼を広げて」「Memories」も1stツアーの映像になっている。これらは後に『LEGEND of 90's J-ROCK BEST LIVE&CLIPS』にも収録されているが、同じ映像なのは「永遠をあずけてくれ」のみで残り4曲は当時(もしくはもう少し後)の素材映像を使用したものとなっているので、なるべく発売当時に近い映像を見たいならそっちの方がいいかも。
メンバーが4人固定した「Teenage dream」でようやくフル尺の映像になるが以降も時々ショートサイズが出てくる。「素顔で笑っていたい」で初めて映像的にコンセプトがあるように感じられるようになり、「君がいない夏」「夢であるように」「君さえいれば」と末期になってようやくある程度見せ方を決めたちゃんとしたPV制作に突入したように思う。その間「遠い空で」でまた簡易ショートに戻ってしまったりするけど…。アルバムになるとさらに簡易なショートサイズが増え、ダイジェストでは1サビも持たずに1フレーズで終わってしまったりもする。その一方で2ndアルバムの曲はちゃんと撮り下ろしていたりもする。「Sha・la・la・la〜I wish〜」は珍しくストリートダンス系のコンセプトになっていて、あまりきちんとは収録されていないもののストリート系のダンサーと共に踊る池森ダンシングを見る事も出来る。戯れで急に踊り出したのではなく後にデビュー当時は事務所の指示でダンスレッスンに通っていた時期が数年あった事を振り返っているので普通に踊れたようでここで初めて成果を発揮していたという事か。アルバム全曲が一瞬とはいえ収録されているのは当時の公式サイトでシングル、アルバムごとに視聴用(RealPlayerとかQuickTimeとかの時代)に公開していてその素材をそのまま収録したっぽい。
Break1のライブ映像以降は貴重な1stツアーの映像になるが、1コーラスかサビのみくらいでメドレーで展開する挙句に明らかにライブの音声ではなく、まさかのCD音源丸被せ。「素顔で笑っていたい」のみフルで収録されこの最後の最後にわざとらしく観客の声援をスーッと入れているのが白々しすぎる…。この映像の一部は2013年に『DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-』に収録されたが、確かに今作時点で音声カットにしたのも分からなくもないほどいきなりのキー下げで声が出ておらず、演奏もしょぼい。
最後の撮影メイキングはオマケ程度。現場の音声はほとんど収録されずに曲がかかってしまう上にあっという間に終わってしまう。宇津本直紀が動いて喋っている姿はかなり貴重なのだがこれではほとんど分からない。
そんなわけでこれはPV集というよりB-Gram在籍時を振り返るダイジェスト映像と言ったほうがいいかもしれない。有名な曲はほぼ全てこの時期というくらいの需要の高い時期で内容的にはかなりボリュームたっぷりに思えるが、映像は簡易なダイジェスト映像が大半で、ライブは偽物、メイキングもオマケ程度なので、過度な期待は禁物。
印象度★★★☆☆
2023.3.1修正