原始的・世紀始な日記’05 年末

2005年12月(後編)

後編はこちら

12月31日(土)

2005年最後の挨拶

・恒例の紅白関連の記事が今年も出ている。やはり恒例の和田アキ子の文句。中継歌手や選抜方法にまで文句を付け始めた。とある歌手がスキウタにランクインしているので衣装を準備したが落選したことに文句をつけていたがなんだそりゃ?新曲の売上が470枚とささやかれる和田アキ子が紅白に出れること事態、その上大物扱いされている事自体が最大の疑問なのである。いっそ来年は落選させようぜ。恐れる事はない。改革だ。「その年活躍した歌手」なんだから和田アキ子も文句言えない。脅されればまるごと暴露だ。

みのもんたもあまりの台本の徹底振りに文句を言っている。確かに紅白は毎年決められたようなセリフを不自然にニコニコしながら喋るもんだから見てて寒くて仕方がない場面が多すぎる。特に企画モノはNHK教育テレビみたいなお子様レベルのお遊戯で見ててかわいそうになるほどだ。この辺から改革していけばいいのに。

・ついに05年も最終日を迎えた。何でも今年はうるう秒が決定されたので1秒長いらしいんだけど。雪とドラゴン花火で幕を明けた今年だが来年はどうもいつも通りの変わらない景色が待っていそうだ。

06年はいよいよやばいシーズンに突入する。相当厳しい戦いが予想されるが、更新は続けその克明な記録は残すつもりだ。ロードオブ浪人編同様に今後戦いに出向く者たちへのやっちゃいけねぇ参考になればこれ幸い。なんだかこの手の話題になると途端に悲壮感が漂ってくるがとりあえずやれるだけやるさ

今年はホームページ的にはチャット復活祭というか初の本格稼動やネットラジオスタートなどより進化した年だった。お客様が増えたからこそ出来たわけでとっても感謝!である。来年も是非是非ご参加ください。ちなみに年内開催予定だったチャットは『24』にはまりすぎて時間がなくなったので結局流れてしまった。1月の6〜8の3日間のどこかでやろうかなと考えている。

しかし時代としてはもう古いのかな。時代はみんなブログだし、HPだった人もブログへ移行している。mixiなんてのも流行り始めているようで、そんな中でWindows 95についていたFront Page Expressを用いてワード感覚で制作しているこのホームページ(及びカーネル・S・マルオ氏も同様の制作スタイルのはず)はかなり時代遅れになっているのかもしれない。しかし個人的には移行する気はない。このスタイルの方がおもしろいし。時代に逆行して走り続けたいと思う。

さてそろそろ今年も最後の更新を締めるとしようか。

良いお年を!来年もよろしく!!


12月30日(金)

2005年を振り返る

1位 成人式に神龍襲来!
やはり最大の衝撃はこれだろう。余裕がなかったので写メールがあれしか取れなかった(しかも画質をノーマルにしたままだったので写りが悪い)のが悔やまれる。ホームページで公開した写真で全部なのよ、実は。

2位 白銀の新年、ドラゴン花火で幕明け!
元旦から真っ白だったのは記憶にある限りでは初めて。かなり新鮮な気分で年が明けたのとその新年をスタートさせたドラゴン花火は印象深い。

3位 ネットラジオスタート、驚異のお台場突入編
出足が肝心なのでハイペースで(ちょうど2週に1回)年内3回お送りしたネットラジオ。第3回ではお台場で収録するというスペシャルな内容。今後も続くかは視聴者様の反応次第なのだが設置されたメールフォームの使用率はきわめて低い。プロデューサー両氏によると来年も続いていくかは反応次第だが現状極めて寂しいお願い助けて!とのことだ。

4位 ついに20歳
ぐだぐだしてる間に20歳になってしまった。3月9日、別に曲名にかけたわけではないがカーネル・S・マルオ氏の合格祝いのついでで俺の20歳と最近見かけなくなったかみかみの就職祝いもかねてやったのだがそれくらいしか記憶にない。むしろ市長選挙や総選挙など投票できるようになったとかいうところで実感がわいた。

5位 ZONE解散
デビューから解散まで唯一買い続けたアーティストとなった。最後の場に行けたのは嬉しかったが耳鳴りが激しすぎたので記憶が薄い。またMステで中継されている様子を後で家に帰って録画したのを見たらその場にいたにも関わらずちょっとその熱気に引いた。いちいち言う必要もないがあのような熱気の中でも俺は座っていた

その他、コンポが新しくなったり、不調はやっぱり打破しきれなかたっりと変わったような変わらないような1年であった。


12月29日(木)

シーズンU 終了

・4日間で24話、『24』のシーズンUを見終えた。当初はもっとゆっくり見るつもりだったのが…止まらなかった

自動再生で見てたので特典映像で未公開シーンがあるのに途中まで気づかなかった。今までのにもあったのだとすればもったいないことをした。で、また今回もいいところで終わってしまうもんだから早くシーズンVに行きたくてたまらない。しかしまた借りてくると止まらなくなりそうなので今年はこれで終わりにしておこう。

・夜になったら突然見知らぬ番号から電話がかかってきた。出てみると中学時代のクラスメイトで飲み会をやっているので来ないかと、まあ率直に言うとそんな話だった。通常ならまあ行くんだろうけどこっちにはその件に関して複雑な状況もあるし断ろうとしたのだがなかなか納得してくれず、なぜか説教じみたことまで言われる始末

飲み食いで体調がどうこうという話は説明するのがめんどいのと理解されにくい(体調どうこう抜きにしてもそういうのが嫌いだというのは周知の事実なので単に「嫌いだからだろう」と思われてしまい余計に。)。もう1つの理由である「単に嫌い、飲めない」(飲めないは言い訳。実際は普通に想定される範囲内では「余裕で飲める」、想定の範囲内で「飲めない」、それは例えば麦茶や水でも調子が悪くなる状況に変わりは無いという意味)を主張したのでそれに関して「いつまでもそういうわけにもいかないでしょう」などと言われてしまった。それを言われちゃおしまいだし返す言葉などなかったが俺個人の意思は頑張ればたぶん耐えられるんだよ。頑張ればという時点で何か違うが。確かに「嫌い」的な部分からもギリギリまで回避はしたいがどうしようもないなら行くしかない。これは確かに俺の気分の問題だ。でもそれ以上の問題もあるんだよ。こればっかりはどうしようもない。毎回問題になるとは限らないけど、正直常に気になってしまうのでは楽しむ余裕なんてない。楽しめないんだ。そんな場に自ら進んで行く気になんてとてもなれないんだ。

過去が本当に過去となりゆく中で中学時代という時期の人々に呼ばれるのはありがたいことではあるんだけどな。無理してでも行くべきなのか。これからの人生において最大の難関は就職よりもこっちかもしれない。


12月27日(火)

勝手に2005音楽大賞

・ホームページ用のメールフォームはけっこう好調でいろいろな意見や要望を頂いています。リクエストも多く、出来るだけ応えてはいきたいのですが最近『24』シリーズにはまってまして、DVDデッキのない我が家ではPCで再生してるので目が疲れます。例の100円レンタルで安いのであるだけ借りて現在シーズン2の3〜12巻を一挙に入手。そんなわけで興味の薄くなったCD聞いてる時間ないのです。気長にお待ちください。

特に時折頂く「リストに載ってるけど更新していないあの作品のレビューはまだですか?」という要望なんですが…。最近借りたのとかは単に聞いてないだけなのが多いのですが、リストに載って長い間放置されているのは基本的に「特に感想が出てこねーな」とか「売上データがないよ」とか「当時は勢いで借りたけどほとんど聞かずに眠っている。内容もあんまり覚えてないしかといって改めて聞く気がしない、書くこともない」CDがほとんどなので更新してないのです。

しかしせっかくのリクエストなのでレビュー予備軍として簡単なコメントをつけたコーナーを作成して旧作のレビューは形の上では全部埋め立て完了しました。子の中からも通常形式でいずれレビューするものもありますが長年ほおりっぱなしだったCDは可能性低いです。ご了承ください。

そんなこんなで『24』の6話連続閲覧と驚異の更新作業で疲れまくりな本日。かなり目がバテバテだ。終わったら少し休もう。

・さて恒例の勝手に音楽大賞。文字通り1年間のCDに勝手にランキングをつけるという企画である。さっそくいってみよう

シングル部門

1位 ここにしか咲かない花/コブクロ

2位 笑顔日和/ZONE

3位 evergreen/高橋瞳

4位 OCEAN/B'z

5位 Anniversary/Kinki Kids

6位 夏を待つセイル(帆)のように/ZARD

7位 ほうき星/ユンナ

8位 プレゼント/玉置浩二

9位 粉雪/レミオロメン

10位 Triangle/SMAP

その他

全力少年/スキマスイッチ、未来/Mr.Children、ハミングバード/little by little、Heaven/Tourbillon、僕たちの行方/高橋瞳、桜/コブクロ、桜色/浅岡雄也

 

アルバム部門

1位 E〜Complete A Side Singles〜/ZONE

2位 君とのDistance/ZARD

3位 トキノシズク/浅岡雄也

4位 COLOR/Something ELse

5位 The Best キセキ/DEEN

6位 Sweet Noodle Pop/little by little

7位 ether/レミオロメン

8位 I U/Mr.Childern

9位 スーベニア/スピッツ

10位 PleasureU/B'z

 

アルバムはシングルに比べるとけっこう適当。ZARDなんかたぶん他のCDの3倍以上聞いてるんだけど全体的にはあんまり聞きまくったというアルバムがない。

はっきり言いましょう。借りすぎです!

図書館レンタルでかなりの旧作をゲットしていたのが原因で数えてないので分からんが今年は過去最高のアルバム録音数を突破したと思う。

来年はもっと絞っていこうと思う。

 

新人賞

1位 高橋瞳

2位 ユンナ

本当は2位 Miの予定だったのだが良かったのは1枚目だけだったので次点扱いで。

 

売れなかったけど今後に期待賞

1位 Something ELse

2位 竹井詩織里

 

怪作・駄作部門

怪作…らしい怪作は特になかったような気がする。

駄作…これもそこまで言い切るような失敗作はない。

 

音楽ニュース

1位 ZONE解散
まさかの電撃解散。そしてあれから復帰の情報が流れたのはMAIKOのみ。引退を表明していたMIZUHOは置いといてMIYUとTOMOKAはどこへ行ってしまったのか…。

2位 ZONE武道館ライブで耳鳴り
DVDが出て本当に良かったよ。

3位 晴晴シングル3枚で解散
リリース凍結から1年で静かに消えた。あまりに決断が早すぎる。

4位 MOMA演奏音源、世界に流れる
やってしまった。

5位 さいたま市歌、世界に流れる
許せ。


12月26日(月)

20万ヒット突破

この年の瀬にいよいよ20万突破となった。10万ヒットを突破したのが今年2月7日だった。10万ヒットまでほぼ丸3年かかったがその次の10万はわずか10ヶ月ちょいでの突破。すごい勢いになってきている。

2月の段階ではカウンターが1日あたり200前後で回り、アクセス解析では100前後という感じだったが現在はカウンターが1日で400近くまで回り、アクセス解析でも平均200を突破している。更なる飛躍の年になったようだ。ありがとうございます。

あと、投稿よろしくお願いします(切実)。


12月25日(日)

CHRISTMAS DRIVE SPECIAL

免許を取ってから恒例となっている男だらけの聖夜DRIVE。03年は24日に東京をあてもなくさまよい、25日には川越のほうに遠征。04年は深夜のお台場に出向いた。

年々減っていた参加者もやはり中学時代の友人というのは大人になるにつれて疎遠になっていくものなのかいよいよMOMAとカーネル・S・マルオ氏に2人になってしまったが今年も何のためらいもなく、むしろ過去にないハイテンションと目的を持って決行された。

今回の目的はお台場での第3回ネットラジオ収録、及び演奏という前代未聞の一大プロジェクトである。いつものSTUDIO COLONELではなく、移動型STUDIO VOXYを使用しての収録である。機材を車に詰め込んでレッツゴー。行きはカーネル・S・マルオ氏の運転で初の首都高利用にてお台場を目指したのだが…。


ついに見えてきたレインボーな橋

03年9月の15時間DRIVE、04年の聖夜DRIVEと過去2回のお台場行きでは一般道を使用したためレインボーブリッジの下の道を走行。レインボーな木漏れ日を感じるのみだった。しかし今回は高速使用ということであの橋がどんどんと我々の前に迫る。

     
レインボーブリッジ閉鎖してません!!(左)
レイイボーブリッジと東京タワーのコラボレイト(右)

ついに本物のレインボーブリッジを通過する我々。しかしどうも様子がおかしい。フジテレビも遠ざかっていく。そもそもフジテレビが左に見えるのは過去2回では帰り道だったはずだ。案の定遠ざかっていく目的地お台場


何故か左側に見えたフジテレビ

 

どうやらカーネル・S・マルオ氏が道を間違えたらしく反対方向からお台場に突入していたが気づくのが遅く通り過ぎてしまったらしい。結局、銀座まで戻ってしまい一般道で再度お台場入りを目指す。銀座ではサンタクロースの格好をした人がバイクに乗っていた。画像も抑えたのだが一応ここでの公開は控えておこう。

結局いつものレインボーブリッジの下の道を経てお台場入りに成功。昨年は深夜2時過ぎだっただが今回はまだ22時台。すごい人だった。いつもの海浜公園のトイレ前に路駐。セッティングを始めて収録が開始された。


セッティング完了!

そして収録がスタート。当初ギターは外に出るとか後ろを開けて半路上ライブにしようかという案もあったのだが基本的には車の中で、締め切ってはここまで来た意味がないので窓を開けての収録とした。

そして何をやっているのかという周囲の視線にも負けずに無事に収録も終了。まあ人通りは少なめの所だったのでそれが救いか。おまけで昨年と同じ場所で1枚。


2年連続でろまんちっくな夜景をバックに佇むカーネル・S・マルオ氏

 

いざ帰路についたのだがやっぱりお台場脱出にはかなりの渋滞で時間を要した。俺が運転をしてカーネル・S・マルオ氏は後ろで黙々と編集作業。結局、帰宅したのは2時30分過ぎなのであった。

P.S.感想を待っているので心からお願いします。


12月24日(土)

勝手に2005ドラマ大賞

今年も恒例のこの企画のシーズンになった。最初に今年見たドラマをチェックしておこう。この中から勝手にいろいろな角度からランキングしてしまおうという勝手な企画である。

冬…『H2〜君といた日々〜』『優しい時間』『不機嫌なジーン』『富豪刑事』、『Mの悲劇』(途中から)

春…『瑠璃の島』『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』『エンジン』、『あいくるしい』(序盤リタイア)

夏…『女王の教室』『いま、会いにゆきます』『幸せになりたい!』『ドラゴン桜』『スローダンス』『海猿』『がんばっていきまっしょい』『電車男』『はるか17』

秋…『あいのうた』『ブラザー☆ビート』『危険なアネキ』『1リットルの涙』、『花より男子』(序盤リタイア)

 

ベストドラマ大賞
総合的にベストなドラマに勝手に送られる大賞

1位 あいのうた
毎回泣けた。心温まるドラマだった。個人的には歴代ベストに挙げている『ビーチボーイズ』に次ぐ歴代2位の称号をあげたいくらいの名作。役者陣、演出、ストーリー全てが良かった。

2位 ブラザー☆ビート
普通に楽しんで見られるホームドラマだった。格別おもしろいわけではないが特に変に狙ったところもなく欠点が特に気にならないドラマだったので最終的には上位に。音楽が全てDef Techというのは正直会ってなくて邪魔だったのだがそれも最後のほうは慣れたせいであまり気にはならなくなった。

3位 女王の教室
レビューも毎回長文だったし一番はまってたのはこのドラマ。とにかく他とは違う独自の世界を突き抜けた。ただ最終回で子供達が完全に阿久津信者になってしまったという展開はやりすぎだった。これでちょっと微妙になった。

4位 1リットルの涙
作りとしてはかなりベタだったと思うんだけど(全員飛び出てきて大合唱謎の大名行列がその典型)題材が題材だけに泣けた。役者も良かったし。

5位 瑠璃の島
自然のきれいさと主題歌の良さも大きかったけどこれまた名作だった。

6位 海猿
スケールがでかかった。視聴率がイマイチだったせいかなんだか後半はスケールのでかさがパワーダウンしたり、シリアスな展開が多かったのでちょっと重い印象が強い。

7位 はるか17
ファイヤーダンスで大爆発をオチに持ってくるというのはすごい。ほとんどギャグばっかでストーリーがおまけみたいだったけどこのギャグは素直に笑えた。

8位 電車男
サブキャラクター達に笑わせてもらった。スペシャルはさすがにやりすぎというか不要だった気もするし、告白以降の展開は原作どおりでもやっぱなんか不自然だったけど。黙って上品な格好していれば伊東美咲は美人だった。元々嫌いだったのがこのドラマで少し好感度が上昇したが結局秋ドラのおかげで最悪女優No.1。

9位 Mの悲劇
終盤の謎が謎呼ぶ展開から見始めてはまった。ラストはややあっさりしていた。

「良かった」ラインはこの辺までかな。

 

なんだかよく分からない大賞
ベストでもないしワーストでもない。今年は見たドラマ全てどこかしらにランクインさせようと思ったので誕生した中途半端な部門。良かったけど致命的な欠陥があったりしてもこっちにランクイン。

1位 がんばっていきまっしょい
青春ストーリーという点では良かったのだが、後輩2名を無視したのを始めとした5人だけの身勝手な閉塞感がどうしても気になってしまってベストドラマに上げられない。かといってワーストというほど悪いドラマじゃない。まさにこのどっちつかずの大賞にふさわしきドラマ。

2位  優しい時間
総合的にはややベスト寄りかもしれない。このドラマに流れていたゆったりした時間はとても心地よく優しかったし。ただやはり富良野に移住して都会の感覚を失った倉本さんのどこか時代とズレた感覚、それが特に二宮と長澤の若者2人の会話やセリフ回しに露骨に表れていた気がする。その辺からこっちにランクイン。

3位 富豪刑事
当時はチープでもおもしろいな、続編も出ないかなと思ってたんだが…。思い返すとどーでもいい…。

4位 H2〜君といた日々
最初は印象良かったんだがなんだか結局山田孝之の暗い感じしか印象に残ってない。野球モノとしては中途半端、恋愛モノとしても思わせぶりな展開で終盤ほとんどピエロに見えた石原さとみと田中幸太郎といいなんだか微妙だったし。だいたい冬にドラマ化はやっぱムチャだったと思う。石原さとみが声枯れてたのはなんで?

5位 エンジン
近年のキムタクドラマの中では群をぬいてよかった。俺様オーラを抑えて子供達と同じ目線でというので嫌な感じはしなかった。でも俺様を捨てきれずにレース展開を結局メインに持ってきてしまったのと負けたのに「あなたは勝ちました」というわけの分からない小雪。ホームにはみんなは戻ってきませんでしたという妙に現実的なオチなど終盤でしょんぼり。俺様を捨て切れなかったこのキムタクドラマは過渡期的作品となり次回作へのキムタクの使い方の足がかりとなってほしい。

6位 恋におちたら
前半は恐ろしく予定調和のミエミエの1話完結。中盤からブラック島男化して急におもしろくなったが最後の最後のジャンプ打ち切りマンガのラストみたいな展開でポカ〜ン。

 

ワーストドラマ大賞
文字通り最悪のドラマに送る賞。

1位 危険なアネキ
寛子がウザイ。武田先生もウザイ。勇太郎がかわいそう。伊東美咲マンセー。ギャグが寒い。イチイチ大勢動員してバカ騒ぎ。展開も適当。いいとこなにひとつなし。文句を言うためだけに見ていた。とにかく視聴者が勇太郎視点に立ったとき寛子を武田を、そして何よりこのドラマを許せなくなる。そんなドラマ。いやもはやドラマでさえなかったのかもしれない。強引にハッピーエンドにしてしまうという意味の衝撃の結末とやらもひどかった。

2位 いま、会いにゆきます
消えた犬、年齢設定の破綻、描ききれなかったオリジナル要素、後半ほとんど映画の劣化コピー。全てがダメダメだった。ここまでグダグダになってしまうなんてよっぽど適当に制作されたとしか思えない。制作者の士気の下がり具合が露骨に感じられた珍しい作品。特に終盤は絶対に手抜いてたとしか…。

3位 幸せになりたい!
何がしたかったのか分からないドラマ。最近原作、続編モノが多い理由がよく分かるようなオリジナル脚本だった。きわめつけに糞餓鬼。

4位 スローダンス
文字通りスローな展開だったが関係の進行は全て勢いでキス、勢いでベッドインという全部勢い任せ。深津はウザイし展開もグダグダ。最後には藤木×広末という不思議カップルが誕生する始末…。

5位 不機嫌なジーン
仕事を選んだ女は幸せになれないというのが言いたかったのかハッピーエンドにならない何とも後味の悪い結末。中盤のグダグダ感も意味不明だった。

6位 ドラゴン桜
やっぱりワーストの方に入れようと思う。全ては最終回。理不尽な展開でテストが受けられないで離脱とかそれはないでしょう。挙句の果てにやはり理不尽に骨折した奴やハライタで死にそうなやつに限って合格するという現実。よく考えれば最初は「東大に行ってこそ負け組から勝ち組になれる」みたいな主張をしていた桜木が最後は「頑張れば何でもできる」みたいな方向に変わっていたのもメチャクチャだ。

あいくるしい 花より男子
どちらもリタイアなのだが最後まで見ていない以上あまり勝手なことも言えない。でも『あいくるしい』はまるで理解不能な世界観だったし、『花より男子』はありえなすぎてみてられなかった。

 

インパクトキャラ大賞

1位 阿久津真矢 from『女王の教室』
「いい加減目覚めなさい」を始めとしてその存在感は圧倒的だった。

2位 和哉 from『電車男』
登場当初はマジメキャラだったのだがすぐにギャグキャラへと変更。後半は毎回大いに笑わせてくれた。

3位 陣釜さん from『電車男』
白石美帆の新境地。そのジャイアンぶりはすごかった。

4位 ブラック島男 from『恋におちたら』
後半変貌してしまった草なぎ演じる島男の第2形態。目つきも顔つきも全てが暗黒に染まっていた。完全にイッっちゃってた。

 

最高キャラ大賞
最高だったキャラに送るのだが順位つけれないので思いつく限り列挙。

『あいのうた』出演者全員は良かったかな。変わったところでいうと『あいのうた』の犬は何気に名演技だったと思う。苦手だった和久井映見もはじけたキャラが良かったし、子役陣では山内菜々がやっぱりかわいかった。

子役といえば『女王の教室』の子役もみんな個性的で良かった。ほとんど主役の志田未来はあれ以来見ていないがオファー殺到してないのかな?

『優しい時間』の寺尾さんも深みがあってよかったし、『1リットルの涙』の沢尻エリカも良かったし、『ブラザー☆ビート』の玉山鉄二や国仲涼子も良かった。

意外性という点では『がんばっていきまっしょい』『1リットルの涙』で男気のある役を演じた錦戸亮だろうか。彼は最高にかっこよかった。来年も期待。

 

最悪キャラ大賞
とにかく不快だったキャラに送られる。

1位 寛子(伊東美咲 )from『危険なアネキ』
とにかくウザかった。相談を受けても即答で何も考えずに勝手な考えを押し付けるし、行動は全て自分勝手だし。常に調子はずれの喋り方と「ゆぅたろほぉぉぉ〜〜〜」と間の抜けた声で連呼するのには殺意さえ芽生えた。全てが肯定されてしまう世界だけにタチが悪かった。顔だけいい女といってもキャラのせいで顔さえも嫌悪感を持つほどだったが唯一いいと思ったのは最終冒頭で落ち込んで黙って座り込んでいた時だけ。

2位 武田先生(高嶋政伸) from『危険なアネキ』
当初は伊東美咲にホレているただのギャグキャラだったのだが終盤は人の問題にずかずかと介入してきて寛子以上に勝手な考えを押し付けまくる。しかもあれだけ近くにいるのにピンチなときには何一つ協力しない。問題がでかくなってから勝手に相手の気持ちを代弁して諭す。そのウザさは最終回では寛子を越えた

3位 兄弟(下) from『幸せになりたい!』
テープ隠滅→「お姉ちゃんクビ?」の流れだけでは飽き足らず、さらに「仕事行かないで」と泣きつくなどかわいさを通り越してワガママの度も越えたような殺意が芽生える行動を連発。テレビの前で文句言いまくってたら母親に「はまりすぎだよ、あんた」と言われるほどであった。

4位 深津 from『スローダンス』
とにかく人を不快にさせるのが上手な人だった。こんなのにホレた妻夫木が理解できなかった時このドラマは終わった。

5位 リー from 『がんばっていきまっしょい』
メイン5人とも5人だけの閉塞感で自己中だったんだけどその中でもこの人は最悪だった。キャプテン交代時の逆ギレ問題退部騒動、キャプテン様の腰がどうなっても一緒に漕ぎたい宣言などなど自分勝手な言動が目立った。

 

かわいそうキャラ大賞
とにかくかわいそうで同情したキャラに送られる。

1位 後輩2名 from『がんばっていきまっしょい』
後輩2名に注目した時、このドラマは全く違う見え方をした。本当にハブにされ続ける後輩2名。涙が出たぜ。

2位 勇太郎 from『危険なアネキ』
多少性格的に問題があったが、やはりもう少し彼に味方がいても良かったと思う。彼に同情した時このドラマは速攻でワースト評価になった。

3位 直美 from『ドラゴン桜』
母がまた倒れたとかで東大試験2日目を受けれず早々不戦敗という末路を用意された。その前も母が倒れてあきらめようとしたが独習で勉強を続けると宣言、桜木も「1人の集中力は…」などと期待を煽るお言葉を仰っていたのにこの結末。あんまりだ

4位 犬(おしっこ) from『いま、会いにゆきます』
おしっこというふざけた名前を与えられた上に中盤以降存在を抹消された今年最高に不幸な犬。その後原爆で死亡したという噂も…(8月に放送された原爆のドラマに良く似た犬が出演してた)。どちらにせよ不幸だ。

 

主題歌大賞
曲のよしあしではなくドラマと合っていたかで決められる賞。

1位 ここにしか咲かない花/コブクロ from『瑠璃の島』
コブクロ本人が現地に出向いて書き下ろしたというだけあってはまり具合は最高級。単なるタイアップ音楽ではないドラマ主題歌としてのあるべき理想形だった。

2位 OCEAN/B'z from『海猿』
これまた見事にはまっていた書き下ろし曲。ドラマの壮大さがより高まっていた。

3位 プレゼント/玉置浩二 from『あいのうた』
作詞は玉置さんではないのだがドラマを意識した詞の内容といい、使われ方といいピッタリはまっていた。

4位 明日/平原綾香  from『優しい時間』
ドラマの雰囲気と見事にピッタリ。これも確か脚本の倉本さんが気に入って1年前の曲をわざわざ主題歌に推したとかだったはず。

 

逆に合ってなかったのは曲のよしあしとは別に『ブラザー☆ビート』のDef Tech。また合ってはいたのだがくどすぎたのが『1リットルの涙』のKとレミオロメン。最終回で2回ずつかけたのは確かに泣けたのだがかけすぎ使いすぎという気がした。

今年は名作ドラマに数多く出会えたと同時に究極の駄作にも数多く出会えたという当たり外れの大きい年だった。名作は近年ロクに出会えなかったので純粋に嬉しい。

次回は音楽編だけどその前にネットラジオ第3回裏話!


12月23日(金)

視聴率で振り返る2005秋ドラ

・1円レンタル→現在100円レンタルで借りまくっていた海外ドラマ『24』のシーズン1をようやく見終える。24時間をそのままリアルタイムで24話見せるという斬新な展開にかなり引き込まれた。

しかし、これは…なんというショッキング&ブラックな結末。しかも24時間で話が終わるので後日談なしのブツ切り終了。暗黒だ。日本のドラマじゃ絶対こんなマネはできない。たぶんそういう発想がないと思う。特典でラストシーンを変更したハッピーエンドバージョンもあったから良かったけど続編はブラックな方の結末からの続編らしいのであまり救いにはならない。

ていうか、最後の最後に矛盾多すぎだろうに。中盤まで行ってその部分を決めたとかいう制作者コメントがあったので後付なのは明白だがちょっと無茶がすぎるような気が…。

それでもおもしろかったのでまたシーズン2、3、4と出費がかさみそうだ。

・夏に続いて見たドラマ限定で。ちなみに最大のヒットは『花より男子』、続いて『熟年離婚』となる。どちらも20%前後の数字をたたき出した。主題歌バカ売れの『野ブタをプロデュース』は平均で17%程度と高めではあるがそこまで高くもない。

また最低視聴率は『今夜ひとりのベッドで』。最初から最後まで一桁。8回では4.8%の最低視聴率をたたき出すなど超大惨敗となった。さすがにこんな低視聴率ではポルノグラフィティの主題歌も思ったほど売れない…。なお同じ時間帯の『大奥』は15%程度ですごかったわけでもない。

危険なアネキ

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
21.1 21.1 18.3 17.5 19.8 18.3 17.8 17.7 15.7 20.5

初回、最終回69分。

腐っても月9。好調な視聴率だった。それとは裏腹に少なくともネット界では批判の嵐。でも文句を言いながらも(俺含めて)みんな見てるもんだから視聴率は良かった…のかな?たださすがに母親登場後の意味不明な展開にリタイア続出なのかラスト前でややダウン。最後はまあチェックしてやるか的に再度上昇。それにしても本当に感想サイト各地で評判が悪かった。ネット層と一般視聴者層がそんなに違うとも思えない。視聴率=おもしろい=支持ということではない典型例じゃない?

最後に一言
正直文句言うために見てた。大多数の人はそうだと思う。

 

1リットルの涙

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
13.5 15.1 13.5 12.3 14.6 15.2 16.2 15.4 15.5 16.6 20.5

初回64分、最終回69分。

題材が重かったせいか、役者が無名だったせいか初回から鬼嫁に対しての視聴者の反感がものすごかった『鬼嫁日記』よりも低かった。後半の方が若干高くなってきて結末は気になった人が多かったのか最後だけ一気に20%越え。

最後に一言
このドラマのクライマックスは最終回よりも「1リットルの涙」というタイトルがタイトルになった8話だったと思う。

 

あいのうた

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
12.5 10.7 9.8 9.8 10.0 8.4 9.7 8.2 8.6 9.8

初回69分

夏に続いて低迷。この時間枠の宿命か。ただ『危険なアネキ』とは対極に視聴率の低さのわりに評判は良かった。結局のところスポンサーで成り立ってるテレビ局は数字が全てなんだろうけど視聴者としてはドラマの成功は数字だけじゃ図れないなと感じた。あとバレーで30分遅れ、終わったと思ったら今度はサッカーで10時30分開始ばっかり。最終回まで10時30分開始はないだろ。

最後に一言
難病モノ(もしくはそれがメイン)でもないのに毎回泣けるドラマはそうそうない。

 

ブラザー☆ビート

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
14.6 13.8 14.1 15.3 14.1 12.5 12.1 13.4 12.6 15.1 11.2

初回60分。

裏が大ヒット『熟年離婚』にしてはまあまあ。この後の『今夜ひとりのベッドで』がひどい数字だっただけに健闘したと思う。最後まであまり変動がなく見てる人は最後まで見てたようだったが最後に最低視聴率になってしまった。年末特番の時期までなだれ込んでしまったせいか。

次回、勝手に2005ドラマ大賞。


12月22日(木)

ブラザー☆ビート 最終話

ブラザー☆ビート 最終話
陸(速水もこみち)が接待を繰り返して返せなくなってしまった達也(玉山鉄二)の結婚資金。ウェディングドレスもばっちり決まって幸せそうな知里(国仲涼子)にはとても金がないとは言えなかった達也だが陸は銀行で家を担保に金を借りてきてひとまず解決。しかし、家が担保だと判明し激怒した達也は結婚式延長を宣言。何でも勝手に決めてしまう達也に知里も怒ってしまい険悪なムードが漂う。

そんな中、思い出の観覧車で偶然会った達也と知里は達也が素直に謝った事でちゃんと話し合って和解。知里のお金で低予算でお寺で式をあげることになった。

ちゃんと俺が働いて返さなきゃとクリーニング業に精を出す陸だが、資金集めしたときの土木関連のバイトとかをやった方がたまるんじゃね?今は緊急事態なんだし。

酔っ払った頑固親父(角野卓造)に陸が口を滑らせて資金が知里持ちだとバレて騒ぎになり春恵(田中美佐子)がプッツンするというお決まりのパターンも勃発したが大人になった陸の土下座と謝罪で収拾がついた。

無事結婚式も終わりハッピーエンド。なおみゆき(岩佐真悠子)と純平(中尾明慶)は結局何だか微妙なよく分からない感じで終了。みゆきの両親との和解もこれからという感じだったしその辺は続編作ってよろしく

全体通しての感想
たぶんベタなドラマなんだろうけど近年この90年代っぽいホームドラマは全くといっていいほどに制作された試しがなかったのでこれが逆に新鮮毎週けっこう楽しみに見れるいいドラマだったと思う。特に大きな展開があったわけではないが破綻もなかったし。達也と知里の初々しいカップルも見てて楽しかった。こういうドキドキ感も近年のドラマにはなかったように思う。本当に近年は家族やラブにしても特殊条件下の設定や病気ネタ、ありえないぶっ飛びコメディばっかである。こういうドラマもっと作ってほしい。玉山鉄二はかっこいいけどちょっと不器用なところがまた良かったし、国仲涼子もかわいかったし今回非常に印象が良かった。速水もこみちは序盤の遊びキャラから一番成長したキャラだったと思う。中尾明慶はやや影が薄かったがこれまでよりも男らしさが増した。特に「終わり」とか出なかったし純平とみゆきの問題や陸のさらなる成長とアイとの関係、達也と知里の新婚生活などいくらでも続きが作れそうだ。

初代店長の野口(生瀬勝久)が引っ越してしまった回の公式ページでは「生瀬さんがひと足お先に撮影を終了?」などと?マークが連発されてまた出てくるようなことをほのめかしていたにも関わらず最終回でも出番はなかった。春恵と野口との話も決着をつけられるし是非スペシャルでも1本、春頃の特番でどうですか?


12月21日(水)

1リットルの涙 最終話/紅白曲目発表

1リットルの涙 最終話
開始直後からかなり辛い展開。主題歌も挿入歌もかかりまくり。悲しすぎ。

年数はポンポン飛んでるのに季節はずっとクリスマスっぽかったので時間軸が少々分かりにくかったが最初の方では亜也(沢尻エリカ)と麻生(錦戸亮)が会わなくなって1年みたいなこと言ってたから前回からさらに1年が経過していたようだ。公式では20歳となっているので2010年か。ついに歩けなくなってしまう。

この2010年12月の間に同じ病気の少女から勇気をもらったと手紙をもらい、麻生と再会、クリスマスを家で過ごして記念撮影。CM明けで同じくクリスマスなのだがすでに喋れなくなっていて文字板を使っての意思表示という状態になっていた。となるとさらに1年飛んだらしい。季節が一緒なので分かりにくい。

「読んで」と言われて日記を読む麻生。「よく生きたな」と言う麻生とのラストシーンは感動的だった。泣ける。さらに亜也が仲間達とバスケの試合をしているシーンも感動的だ。うるうるきた。また麻生の親父も忘れてはいけない。親父の言葉も良かった。

そして一気に5年後のテロップ。あれ?25歳で死んだとはっきり出たのに計算が合わなくなった。最初が20歳(たしかナレーションで20歳って言った)で、喋れなくなって21歳だと5年たって26歳になってしまう。5年後の誕生日をむかえる前になくなったということか?5年後の季節は分からなかったし。

泣き所のピークも麻生とのラストシーンで実際の最期はピーピー→バタバタバタ→静寂→バタン(水野(藤木直人)出てくる)→あやぁぁぁぁぁ!!!とわりかし脇役が死ぬみたいなよくあるパターンでわりとあっさり流れた。喋れなくなって5年、最後の5年はとても想像できないものがあるが本が出版されて読者から送られたと思われる千羽鶴とかが映ってたのが救いだった。まあここはもう扱いとしてもエピローグ的な部分という感じ。

さらに1年たったらしく、老けメイクで登場した両親は墓参りに出向く。絵的には綺麗だがちょっとどこに墓たてたんだよ?的な丘にそびえたつ立派なお墓。ヒゲをそって1人若返った水野が登場したものの兄弟や麻生の姿はない。兄弟は成長期なので出すに出せないんだろうけど(そういえば末の妹は時代が進んだので先週から役者交換してる。)麻生はせめて研修医として頑張ってる姿とか出してもいいじゃないか。

麻生君まだかな〜と期待していたら「亜也さんはやっぱりすごい人でした」とか言う水野。両親が見ると丘を登ってくる謎の大群が…。え?何これ?クラスメイトか?3月9日歌いに来たのかな?と思ったがどうも様子が違う。全国の読者一同がお見舞いに登場したらしい。全員一輪の花を持っている。それだけ亜也が多くの人に影響を与えたっていうことは確かに感動だ。し、しかし、い、いや、こ、これはどうな…のか…な…?

最後は1人シュートを打つ亜也とそれを体育館の外から見ている麻生の幻想的なシーンで終了。これは良かった。大名行列がラストではさすがにちょっとね…。ちょっと『世界の中心で、愛をさけぶ』のドラマ版最終回ラストシーンを思い出した。

たしかテレビ雑誌の予告では歩けなくなって「日記も書けなくなった亜也は麻生にあるお願いをする」と書かれていた。実際の本編では「歩けなくなった」と同じような直接「書けなくなった」というシーンはなく、水野に手伝ってもらって「ありがとう」と書き残したのが最後の日記になった。麻生にお願いしたことといえば最後の「生きて」という言葉だがこれはもう文字板の段階だったしストーリー変更したのかな?

全体通しての感想
最初は辛そうで見ないつもりだったのにちょっと見たら見ないわけにはいかなくなってしまった。沢尻エリカは非常に良かったが錦戸も素晴らしかった。彼は原作にはいないということだったけど彼で救われるシーンが多かった。麻生が泣くシーンとかかなりくるものがあったし。それだけに5年後の麻生の姿は是非描いて欲しかった…。

ややベタなところが多かったし、学校を去る時の合唱や最終回の大名行列などさすがにどうなのかという演出もあるにはあったが全体的には泣けた。題材が題材だけにこれで泣けないのは見る側がよっぽど冷めてるか、作る側があまりに下手なのかのどっちかしかないけど。

 

・紅白曲目が発表された。適当にピックアップ。

aiko『スター』
03年の『えりあし』と同じでその年ヒットした曲ではなくバラードの最新曲というパターン再来。スキウタに『キラキラ』入ってただろ〜。

倉木麻衣『Love,Day After Tomorrow』
無難にデビュー曲。スキウタ。

倖田來未『倖田來未 スペシャルバージョン』
曲名のスペシャルバージョンやメドレーなら分かるが名前のスペシャルバージョンとは一体…。妙なパフォーマンスしなきゃいいが。代表曲がないのでメドレーだとは思うがまあほどほどに。

中島美嘉『雪の華』
NANA共演にはせずスキウタを優先してきた。。

夏川りみ『涙そうそう』
やはりキタコレ4年連続。紅白でこの曲以外を歌う日は来るのか。いい加減本人もウンザリしないだろうか?

松浦亜弥&DEF.DIVA&モーニング娘。『気がつけば好きすぎて♪盛り上がって♪LOVEマシーン』
恐怖のハロプロ一括処分。年々邪魔になってきたのかまとめられてきたハロプロだがついに1つになってしまった。ハロプロに残るモー娘。卒業者も全員出てきて歌うと事前に発表があったので安倍、後藤、石川は2回も歌うのかと疑問だったのだがひとまとめ、ね…。

コブクロ『桜』
賞レースでも散々ノミネートされている『ここにしか咲かない花』ではなくこっちで来るとは意外だ。

SMAP『Triangle』
グループ魂=クドカンがいるので『BANG! BANG! バカンス!』になったらどうしようかと思ったがひとまず安心。でも歌唱力が心配。

58曲中、スキウタ25曲。まあバランスよく頑張ったのかな。ケミストリー辺りはスキウタにしてもよかったと思うけど。


12月20日(火)

危険なアネキ 最終話〜言葉にならない〜

オレハナゼマイシュウコンナムダナジカンヲ…。

危険なアネキ 最終話

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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期待していたというか救いだったさおり(釈由美子)の元夫の件も結局何もなかった。こないだお金を受け取った時点で出番終了と同時にこの件は終わっていたらしい。何処へと姿を消していたが相変わらず何も考えずに自分の考えを押し付けた寛子(伊東美咲)に感化された拓未(平岡祐太)が迎えに行ってハッピーエンド。手なんかつないじゃったりしてわけが分からん

勇太郎(森山未來)も大阪に避難していたが姉からの手紙に号泣し帰宅。「あんたがアネキでよかったよ」などとありえないセリフを言ってあっさり和解。

武田(高嶋政伸)は仕事もせずに寛子、勇太郎だけでなく母親にまで干渉。「〜なんですよ?」「〜しましょうよ?」「〜だったんだと思います」などと相手の心情無視の説得工作に走りまくるので最終回にして伊東美咲を越えるウザさであった。きわめつけが最後の最後で「私が金を出しましょう」などと言ったこと。遅いんだよ、施設が潰れそうなときに出せよ。

なんとあれだけ姉弟の関係を修復不能にしておいて全てにおいて大団円へ強引に話が展開。もう顛末を書く気にもならない。衝撃のクライマックスという先週の予告での煽りはあまりの適当ぶりへの衝撃ということだろうか。とにかく全ての問題は「姉弟なんだから」「家族なんだから」とかいう理由でカタがついた。先週も長々と勇太郎はこうなはずとか母親の行動がおかしいとか書いたけどそもそもそんなことを言うのが時間の無駄だったのだ。このドラマを見たこと自体が無駄だったわけだ。こんなドラマがよりによって天下の月9としてまかり通ってしまうというすごい時代になった。視聴率なんてアテにしてはいけない。このドラマがおもしろいという評判がどこにありますか?

全体通しての感想
最後まで見てしまった自分が許せないです。

最初に落ち込んでいる伊東美咲は一瞬だけそこそこきれいに見えたものの即復活。元通りただのバカにしか見えなくなった。黙ってれば顔だけいい女という形容は確かに的を射ているのかもしれない。

ただ腐っても月9。予算だけはあるのだろう。毎回毎回バカみたいにエキストラを大勢動員して短いシーンでもバカみたいに大騒ぎしまくっていた。

とりあえず伊東美咲を除く出演者一同に同情する。特に森山未來。彼があまりに不憫だ。勇太郎は終始非常に理不尽な状況に置かれてかわいそうだったわけだがトドメに「あんたがアネキでよかったよ」と言わされた森山未來の心境やいかに。

母親役の萬田久子も公式のインタビューで役柄を聞かれて早速困ってしまうなど役への理解がちょっと出来ないような発言をしているのが気にかかる。インタビューの時点では真相は明らかになってなかったので何とも言えないのかとも思ってたが真相なんてろくになかったわけで。結局「いろいろ事情があったんですよ」の一言で片付けられて意味不明なまま役をやらされたということだ。

『いま、会いにゆきます』、『幸せになりたい』あたりが今期の駄作No.1かと思ったが…。下には下があった。今年は名作が多かったのだが、究極の駄作も多い。

 

・コブクロ『NAMELESS WORLD』を購入。前作が個人的に最高傑作だったので期待していたのだが残念ながら前作には及びそうもない。『桜』がC/Wまで全部バラードだった時点で予感はあったのだが、予感通りバラードやミディアムばかりでアップテンポはほとんどなかった。じゅうぶんにいいことはいいのだが前作の方が良かったというのは聞き込んでも変わらないと思う。

てか12曲69分。1曲平均5分を軽く越える長さ。1曲目から7分越えるし、ラストも8分越える長さ。ちょっと気合が入りすぎて大作志向に向かってしまったのかな?


12月19日(月)

補講など知らない

本日付で年内の大学の授業が終了。月曜日は祝日が多くて日数が少ないので明日もある予定だったのだが俺がとっている授業は先生の都合でなくなった。

また水曜日にも月曜日分の補講があったが「出席取らない」「来れない人を考慮して」などとやる気のなくなることを言ってくるのでたぶん行かない。仕上げなければならない課題は今日中に形だけは整えたので問題ない。

また24日に補講がある。なんでまたこんな日に…。カット

1月4日、6日にも補講があるがまだお正月ムードなのでカット。6日の方は前回の授業で「休む場合、理由を出席カードの裏に書け」などと言ってきたので「実家にいます」と書いておいた。その言葉に嘘はない毎日実家にいます

そんなこんなで大学のみなさんは良いお年を!


12月18日(日)

有線大賞2005

全部は見ていないのだが17日にTBSで有線大賞をやっていた。いわゆるリクエストデータに基づいての賞ということなので加入者だけとはいえそこそこ世相が反映されているはずの賞なのだが…。

出てくるメンツが他のデキレース賞レースと大差ない。今年で言うとエイベックス+一青窈、コブクロ辺りが絶対出てくる。浜崎あゆみは昨年の賞レースオール辞退から一切ノミネートされなくなったがこれもやはり変な話で。あと今年EXILEもいなくなってないか?なんで?

『大賞は、有線音楽優秀賞の中から歌手別データ及び、曲目別データの上位ランクの中から運営委員会が総合的に判断して推薦した歌手の中から評議員会が決定します。』

まあ結局はいろいろな事情が絡んで選出されるという事で世相はあまり反映されないということなのか。

今年は史上2人目の3年連続大賞で氷川きよし。最多リクエスト歌手賞も氷川。まあこの辺りは有線利用者におばちゃんが多いとか解釈するとして。

最多リクエスト曲賞は冠二郎さんの「ほろよい酔虎伝」、最優秀新人賞は伊藤由奈

意味分からんのだけど。最多リクエスト賞はいわば最も純粋にリクエストが反映された賞名はずなのだがなんだこれ?有線の世界は高齢層に支配されているとすればこうなるのも無理やり納得できなくもないが新人賞が普通にREIRAである。

過去を見ると最多リクエスト曲賞は演歌が多く、最多リクエスト歌手賞と新人賞はJ-POPが多くなっている。演歌の方が1曲の浸透が長いということで結局そうなるのか。

でも大して売れているともリクエストがあったとも思えないAAAが普通に出てきたりしてたし不透明な感じが否めない…。

・それにしても12月にしてこの寒さはすごい。新潟の方じゃ雪がすごいことになっているらしくここ10年、年末に雪がなくて困っているスキー場が早くも2メートルオーバー。

そんな本日は今年最後のアルバムレンタルを決行。新作もありで5枚で1000円だというのでB'zとTourbillonくらいで良かったのだが強引に残り3枚を選出した。これにて聞いてないCDが20枚突破。今年の残りはコブクロのアルバムを来週買ったら後は聞きまくるだけだ。今年中に全部いけるか?


12月17日(土)

土曜編完結

・秋から全8回に渡って行なわれた大学の就職セミナーが本日完結。ようやく土曜に学校行くのも終わりとなる。果たして無事に就職できるのか?がテーマとなる来年の日記であるがロードオブフリーターとか掲げても今やロードオブメジャーが本当にメジャーになってしまったので本当にフリーターになってしまうような気がして下手に掲げられない。まあ別にフリーターもありといえばありなんだが。

・今年最後のシングルレンタルを決行。一気に10枚。聞いてないCDがたまっていく。秋にかけてはリリースが多かった。あとB'zのベストを何とかクリスマス前に借りて今年は終わりかな。

・と、普段だったら2日にわけてやるような行動を1日で決行したのだがそこでカーネル・S・マルオ氏からバイクが壊れたので迎えに来て欲しいという要請があって任務を遂行する事に。妙にいろいろある日だな、今日は。

何でも、朝走り出したら壊れたとかでバイクは別の場所にあるという。迎えに行った後にバイクのところまで行って何やらパカッとあけていろいろやっていたが動く気配がない。狭い道だったので前から車が来てバックするはめになったりと何気レベルが高い状況だった。結局原因不明でカーネル・S・マルオ氏は家までの500メートル程度を押して帰っていくのだった。

・設置したメールフォーム。ほとんど投稿がないのだが、数少ない投稿や掲示板の評判だと何気に過去曲回顧のページが人気あるらしい。人気あったのか?あれ。そんなわけで更新ペースが少し上がっている。

DEENはちょっと丁寧にやりすぎたのでGLAYの形式で今後はやっていこうかな。


12月16日(金)

ブラザー☆ビート 10話

ブラザー☆ビート 9話
無事に開店したクリーニング屋は陸(速水もこみち)の近所のおばちゃん受けの良さもあってそこそこ繁盛。しかしいかんせん道具が古かったためアイ(浅見れいな)を乗っけただけで倒壊してしまい新しい道具が必要になってしまう。達也(玉山鉄二)が結婚資金用にためていた金を貸すことで道具は買い揃えた。しかし新規顧客の開拓のために陸は接待を繰り返し儲けはほとんどなかったことがラストで明らかになる。

知里(国仲涼子)と春恵(田中美佐子)の働くスーパーには頑固親父(角野卓造)が送り込んだ婿養子候補の和菓子職人、えなりかずきがやってきた。えなりはえなりでしかなく和菓子の説明を丁寧に行ったり、「もうホレてしまいました」などとまっすぐ迫ってきたりしたがあっさり追い返し出番終了。もう少し笑いを提供してくれても良かったのに。

刺客婿養子を送り込んできた頑固親父に春恵(田中美佐子)も同行して再度お願いに向かう2人。しかし頑固親父はさらに頑固な姿勢を貫き、最初は耐えに耐えて低姿勢だった春恵も結局激怒。我に返って慌てる春恵、「これは発作みたいなもので…」と意味不明な説明をする達也だったが頑固親父の横に座っていた妻が激怒。もう我慢できないとばかりに出て行ってしまった。

勝手に結婚しちゃおうぜムードが高まる中、達也は認めてもらえるまで結婚しないと考え延期を知里に提案。言葉足らずなもんだから知里は激しく不安になってしまう。翌日、会社を休んだ達也は1人になってしまった頑固親父の元へ向かいいろいろな世話や話をする。朝になって帰るときに頑固親父は知里と食べろといって和菓子のつつみを渡すのだった。

誤解していた知里はその話を聞いて感動。頑固親父が認めるまで待ちます!などとほのぼのムードが漂うが頑固親父に渡された和菓子を開けてビックリ。中身は紅白まんじゅうで頑固親父は達也の人柄を気に入り結婚を許してくれたのだった。

一気に3ヶ月が経過。以前妊娠して故郷へかえったみゆき(岩佐真悠子)がこっちで家を捜すために一時桜井家に居候。純平(中尾明慶)のことは好きだが迷惑はかけれないと春恵に語るみゆきだが純平は一方的にその気になって「お腹の子の父親になる!」などと達也や陸に宣言。反対されると勝手に怒って去っていってしまったがまずは本人に話をしてから意気込もうよ。たぶん断られると思うけど。

そしていよいよ結婚式も予約。達也が資金を返してくれと陸に頼むと…金はなかった。果たして結婚できるのか。つづく。

今回から達也が「知里」と呼ぶようになった。そういえば今まで「君」とか「ねえ」とかだけでちゃんと呼んでなかったような…。このほうがいいな。

あと頑固親父に妻が出てってしまったと聞いた純平が「熟年離婚とか?今流行ってるし」と言ったら達也が「はやってねぇよ」と返すという何とも微妙なやり取りが。先週で終了した大ヒットドラマ『熟年離婚』だがちょうどこのドラマの裏である。

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