30th Anniv. バラード作品集『Slow Collection』

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 最愛 福山雅治 福山雅治 福山雅治/井上鑑 10thアルバム『残響』収録曲 KOH+ 2ndシングル セルフカバー
『THE BEST BANG!!』収録Ver.
2 恋の中(弾き語り ver.) 福山雅治 福山雅治 福山雅治 新録音 新山詩織へ提供 セルフカバー 
3 ながれ星 福山雅治 福山雅治 福山雅治/井上鑑 10thアルバム『残響』収録曲
4 福山雅治 福山雅治 福山雅治/井上鑑 26thシングル 最高1位 売上23.7万枚
『THE BEST BANG!!』収録Ver.
5 好きよ 好きよ 好きよ(弾き語り ver.) 福山雅治 福山雅治 福山雅治 新録音 藤原さくらへ提供 セルフカバー 
6 milk tea 福山雅治 福山雅治 福山雅治/井上鑑 21stシングル 最高1位 売上35.3万枚
『THE BEST BANG!!』収録Ver.
7 道標 福山雅治 福山雅治 福山雅治/井上鑑 24thシングル『化身』C/W
8 はつ恋 福山雅治 福山雅治 福山雅治/井上鑑 25thシングル 最高1位 売上26.4万枚
『THE BEST BANG!!』収録Ver.
9 あの夏も 海も 空も 福山雅治 福山雅治 井上鑑 21stシングルC/W
『THE BEST BANG!!』収録Ver.
10 桜坂 福山雅治 福山雅治 富田素弘 15thシングル 最高1位 売上229.9万枚
『THE BEST BANG!!』収録Ver.
11 家族になろうよ 福山雅治 福山雅治 福山雅治/井上鑑 27thシングル 最高1位 売上32.2万枚
11thアルバム『HUMAN』収録Ver.
12 Dear(DOME LIVE 2018 -暗闇の中で飛べ-」ver.) 福山雅治 福山雅治   ライブ音源(2018) 6thアルバム『ON AND ON』収録曲
13 Squall(「福山☆夏の大創業祭2015 日産スタジアム」ver.) 福山雅治 福山雅治   ライブ音源(2015) 14thシングル両A面曲
松本英子へ提供 セルフカバー
14 Good night(「福山雅治 五十祭!!」ver.) 福山雅治 福山雅治   ライブ音源(2019) 5thシングル
15 7月7日(「福山☆冬の大感謝祭 其の十五」ver.) 福山雅治 福山雅治   ライブ音源(2015) Charへ提供 セルフカバー
16 恋人(「福山☆冬の大感謝祭 其の十七」ver.) 福山雅治 福山雅治   ライブ音源(2017) 8thシングル両A面曲

初回限定「30th Anniv. バラード作品集『Slow Collection』」盤付属の特典CDはバラードベストアルバム。「あなたと選ぶ、30th Anniv. バラード作品集『Slow Collection』」企画の投票での上位1〜16位までを収録とされている。ドラマ『ラヴソング』で劇中歌として提供した「恋の中」「好きよ 好きよ 好きよ」は初セルフカバーとなり弾き語りで収録された。Charへ提供した「7月7日」はスタジオ音源が存在せず、『DOUBLE ENCORE』に弾き語りのライブ音源が収録されているのみだったが、今作では別のバンド演奏でのライブ音源で収録された。90年代(BMG在籍時)の「Dear」「Squall」「Good night」「恋人」は2015,2017,2018,2019年のライブ音源で収録されている。『THE BEST BANG!』収録曲は権利表記が2010年、「家族になろうよ」は『HUMAN』発売の2014年となっていてそれぞれリミックス音源での収録となっている。

バラードベストとしては03年の『MAGNUM COLLECTION"SLOW"』以来2作目。『SLOW』は選曲がBMG時代に限られていて今作との重複である「Dear」「Squall」「Good night」「恋人」は全て今作ではライブ音源となっているので、一応バラードベストとしては続編的な内容にもなっている。とはいえファンが投票したところで果てしなくいつもの選曲というか未発表セルフカバー2曲以外は福の音』に選曲されていた鉄板の楽曲しかない。バラード縛りの投票だからこそ選ばれたような曲が皆無。00年代の福山雅治はバラード連発で『福の音』に収録されたバラードだけでもこぼれるくらいだったので仕方ないとはいえ、こうなってしまうとあまり面白みはない。新録音の弾き語りセルフカバーも率直に地味な2曲でドラマ『ラヴソング』の曲ならやはり「Soup」セルフカバーが聞きたいところで…。

後半のライブ5曲は直近5年間(2015年〜2019年)の新しいライブ音源からのチョイス。「恋人」以外は『DOUBLE ENCORE』で弾き語り音源が収録されたばかりだが、今回は全曲バンド演奏のライブ音源。原曲からかなりの根数が経過しているため原曲とは異なるアレンジや深みを増した歌声を堪能できる。特に「7月7日」はまだスタジオ音源でのセルフカバーが存在せず、バンドアレンジで初収録なので貴重だ。とはいえ曲自体は「7月7日」以外はベスト盤頻出の鉄板バラードであり、「Squall」「Good night」「恋人」は『福の音』でも当時の直近のライブ音源で収録していたのでいくら音源が違うとはいえ同じことを繰り返している感は否めない。

というわけでバラード縛りにしたのが結果的に重複まみれになってしまい、バラード縛りの旨みは正直全く出せない投票結果になってしまった。いっそロックセレクションとかアッパーセレクション、セルフカバーコレクションとかバラードを外した企画にすればもっと新鮮なラインナップになっていたと思う。

B08KYJJRMN 

印象度★★★☆☆

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