Tsunagari Daisuki Box(DISC-1）
| No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
| 1 | Hellogoodbye | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | 2014/2/12配信シングル 初CD化 インディーズシングル『HELLO GOODBYE』、 インディーズミニアルバム『雨のちガリレオ』収録曲 「ハローグッバイ」リメイク |
| 2 | 稚内 | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | 1stアルバム『パレード』収録曲 |
| 3 | Imaginary Friends | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | Galileo Galilei | 2ndアルバム『PORTAL』収録曲 |
| 4 | 老人と海 | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | Galileo Galilei | 2ndアルバム『PORTAL』収録曲 |
| 5 | 星を落とす | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | Galileo Galilei | 2ndアルバム『PORTAL』収録曲 |
| 6 | くじらの骨 | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | Galileo Galilei | 2ndアルバム『PORTAL』収録曲 |
| 7 | Sex and Summer | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | Galileo Galilei | 2ndミニアルバム『Baby, It's Cold Outside』収録曲 |
| 8 | リジー | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | Galileo Galilei | 2ndミニアルバム『Baby, It's Cold Outside』収録曲 |
| 9 | Jonathan | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei,POP ETC | Galileo Galilei,POP ETC | 7thシングル『サークルゲーム』C/W、3rdアルバム『ALARMS』収録曲 |
| 10 | Birthday | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei,POP ETC | Galileo Galilei,POP ETC | 3rdアルバム『ALARMS』収録曲 |
| 11 | バナナフィッシュの浜辺と黒い虹 with Aimer | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei,Christopher Chu | Galileo Galilei,Christopher Chu | 3rdミニアルバム『See More Glass』収録曲 |
| 12 | 鳥と鳥 | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | 4thアルバム『Sea and The Darkness』収録曲 |
| 13 | 燃える森と氷河 | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | 4thアルバム『Sea and The Darkness』収録曲 |
| 14 | Sea and The DarknessⅡ(Totally Black) | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴,尾崎和樹 | Galileo Galilei | 4thアルバム『Sea and The Darkness』収録曲 |
| 15 | New Flower | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | コンピ盤『Memories～あの花&ここさけ SONG COLLECTION～』収録曲 |
| 16 | Escape | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | 未発売曲 初収録 |
| 17 | 4匹のくじら | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | Galileo Galilei | 新曲 |
リリースデータ
| 2023年3月29日 2023年6月7日(DISC-1のみ配信) |
初登場38位 | 売上0.15万枚 | SME Records |
Galileo Galilei企画BOXセット。活動再開後最初に発売された作品。当時在籍していたSMEからの発売となっているが、SMEに復帰したわけではなく、続く新作はBBHF、warbear同様に自主レーベルでの発売となった。4CD+1Blu-rayの5枚組。
DISC-1はシングル表題曲以外を対象にしたレア音源含む自選ベストアルバムでラストに新曲「4匹のくじら」を収録。
DISC-2はメンバー制作による現在非公開になっている「夏空」MVと「2011.11.20＠新木場STUDIO
COAST 東京ワンマンラブ【草】はっぱカッター【草】」から5曲、「ラストツアー“Sea
and The Darkness” Tour 2016札幌PENNY LANE24公演」の模様を収録したBlu-ray。
DISC-3はインディーズ(自主制作)アルバム『1tas2』
DISC-4はインディーズ(自主制作)シングル『HELLO
GOODBYE』
DISC-5は全国発売された唯一のインディーズミニアルバム『雨のちガリレオ』
このうちDISC-1が6月7日になって単独配信された。今回配信版を視聴しての感想。
メンバーはボーカル尾崎雄貴、ドラム尾崎和樹は全期に渡って不動、ベースの佐孝仁司はBBHFになってから脱退して今回も復帰していないので1～14までには参加しているが新曲「4匹のくじら」は不参加、ギターの岩井郁人は2ndアルバム後に脱退して今回メンバー復帰しているので2～6、新曲「4匹のくじら」に参加、佐伯脱退後のBBHFの後任サポートベースになっていた岡崎真輝はGalileo Galileiでは正式メンバーになったため「4匹のくじら」のみ参加。
メンバー自選という事だが「ハローグッバイ」が2014年配信リメイク版「Hellogoodbye」に変わり、「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹」も尾崎ボーカルバージョンからオリジナルのAimerバージョンに戻されているものの、この2曲以外は「稚内」、「Imaginary Friends」、「老人と海」「Birthday」、「鳥と鳥」、「Sea and The DarknessⅡ(Totally Black)」がベスト盤『車輪の軸』DISC-2とそのまま重複している。「New Flower」は主題歌を担当していたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の2019年のコンピ盤『Memories～あの花&ここさけ SONG COLLECTION～』に尾崎雄貴のソロ名義で提供した新曲、「Escape」は2017年にリアル脱出ゲーム「沈みゆく豪華客船からの脱出」のテーマ曲として発表したものの未発売になっていた尾崎雄貴ソロ名義の楽曲。OP/EDの2曲提供したうち1曲はwarbear名義の「Lights」で当時warbear名義で発売したアルバム曲にタイアップがついたものだったが、「Escape」はwarbearではなくソロ名義だったために商品化のタイミングが無かったものと思われる
『車輪の軸』があるのに改めて自選する必要があったのかは疑問だが、シングル曲は一切選んでいないし、現在のモードになるべく通じるような方向性の選曲という事だろうか。正直とっつきにくく掴みどころがない曲が多い。「4匹のくじら」は何故かカントリー風味のナンバーでこれは以前にも現在にもあまり該当しないような浮いた立ち位置の1曲に感じる。「4匹のくじら」の前にはGalileo
Galilei終了後の2019年、2017年のソロ名義の楽曲もあるが…ソロプロジェクトwarbearと完全ソロ名義との違いも分からないし、Galileo
Galilei、BBHF、warbear、ソロと4名義使い分けても結局は全て尾崎雄貴の世界観なので全部同じといえば同じなんだよなと改めて思った。そこのところの違いを感じられるほど共鳴できるリスナーが真のファンなのだろう。今作収録のような曲の良さはなんともつかみどころがなくて良く分からないというのが正直なところ。この尾崎世界観と書くと別のバンドの人になってしま尾崎雄貴の世界観についていけるか、共鳴できるかどうか、共鳴できずとも良さを感じられるかどうかというところのハードルは思ったよりも高いものがあり、才能は凄いんだけど万人受けには程遠いところはあるのかな。
アニメタイアップシングルが多数並ぶA面群の印象から『Bee and The Whales』を聞いても別のバンド、売れ線を放棄したようにしか聞こえず戸惑う事にしかならないが、ここで選曲されたようなシングルっぽさやバンド感の薄いふわふわした制作集団的なサウンドによる楽曲群からは『Bee and The Whales』にも繋がる気はする。
印象度★★★☆☆
2023.6.18更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためBOX(ブックレット)を手に取っていません。クレジットは当時+配信サイト参照。