Document of THE FRUSTRATED Days

No 内容 備考
MAKING OF HIGHCOMMUNICATIONS 2003
1 ツアーOP映像撮影ドキュメント、各会場外の様子、会場内の様子 　
2 OP演出 　
3 HIGHCOMMUNICATIONS 当時未発売新曲　8thアルバム『THE FRUSTRATED』収録曲
4 BROTHEL CREEPERS 27thシングル『逢いたい気持ち』C/W
5 ALL I WANT 当時未発売新曲　8thアルバム『THE FRUSTRATED』収録曲
6 誘惑 13thシングル
7 メイキング映像 　
8 春を愛する人 3rdアルバム『BELOVED』収録曲、11thシングル『口唇』C/W(カット)
9 girlish MOON 7thアルバム『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY』収録曲
10 Way of Difference 25thシングル
11 ゆるぎない者達 7thアルバム『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY』収録曲
12 HOWEVER 12thシングル　TERUピアノ弾き語りバージョン
後の29thシングル『時の雫』C/W収録Ver.(inspired by HIGHCOMMUNICATIONS)
13 メイキング映像 　
14 GIANT STRONG FAUST SUPER STAR 26thシングル『またここであいましょう』C/W
15 FATSOUNDS 5thアルバム『HEAVY GAUGE』収録曲
16 コール&レスポンス 　
17 いつか 2ndC/W集『rare collectives vol.2』収録曲、DVDシングル(カット)
18 THINK ABOUT MY DAUGHTER 6thアルバム『ONE LOVE』収録曲
19 GLOBAL COMMUNICATION 22ndシングル
20 メイキング映像 　
21 CHILDREN IN THE WAR 当時未発売新曲　28thシングル『BEAUTIFUL DREAMER/STREET LIFE』C/W
(Live From HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003)
スタジオ音源は発表されずこのツアーのライブ音源で発表
22 メイキング映像 　
23 pure soul 4thアルバム『pure soul』収録曲
24 航海 7thアルバム『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY』収録曲
25 Runaway Runaway 当時未発売新曲　8thアルバム『THE FRUSTRATED』収録曲
26 DVD&VHS『GLAY HIGHCOMMUNICATIONS 2003』CM映像 　
“ROCK SHOCK PART Ⅲ” Digest 2003.5.14 函館･金森ホール
1 開場前メイキング映像(BGMはライブのオープニングSE) 　
2 HIGHCOMMUNICATIONS 当時未発売新曲　8thアルバム『THE FRUSTRATED』収録曲
3 BROTHEL CREEPERS 27thシングル『逢いたい気持ち』C/W
4 ALL I WANT 当時未発売新曲　8thアルバム『THE FRUSTRATED』収録曲
5 MC 　
6 いつか 2ndC/W集『rare collectives vol.2』収録曲、DVDシングル(カット)
7 誘惑 13thシングル
8 MC 　
9 春を愛する人 3rdアルバム『BELOVED』収録曲、11thシングル『口唇』C/W(カット)
10 Way of Difference 25thシングル
11 ゆるぎない者達 7thアルバム『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY』収録曲
12 MC 　
13 HOWEVER 12thシングル　TERUピアノ弾き語りバージョン
後の29thシングル『時の雫』C/W収録Ver.(inspired by HIGHCOMMUNICATIONS)
14 GIANT STRONG FAUST SUPER STAR 26thシングルC/W
15 COME ON!! 4thアルバム『pure soul』収録曲
16 MC 　
17 Runaway Runaway 当時未発売新曲　8thアルバム『THE FRUSTRATED』収録曲
18 THINK ABOUT MY DAUGHTER 6thアルバム『ONE LOVE』収録曲
19 GLOBAL COMMUNICATION 22ndシングル
20 CHILDREN IN THE WAR 当時未発売新曲　28thシングル『BEAUTIFUL DREAMER/STREET LIFE』C/W
(Live From HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003)
スタジオ音源は発表されずライブ音源で発表
21 pure soul 4thアルバム『pure soul』収録曲
22 航海 7thアルバム『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY』収録曲
23 MC 　
24 17ans 2ndC/W集『rare collectives vol.2』収録曲
25 グロリアス 8thシングル
26 彼女の“Modern…” 3rdシングル
27 またここであいましょう 26thシングル
28 MC 　

DISC-3はBlu-ray『Document of THE FRUSTRATED Days』。2003年2月27日～5月11日まで開催されたツアー「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003」のドキュメント映像『MAKING OF HIGHCOMMUNICATIONS 2003』、ツアー最終日から3日後5月14日に函館･金森ホールで開催されたシークレットライブのダイジェスト映像『“ROCK SHOCK PART Ⅲ” Digest 2003.5.14 函館･金森ホール』の2本の映像が収録されている。『MAKING OF HIGHCOMMUNICATIONS 2003』は公式サイトにて"※2003年『HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003』の特典映像を再編集したものです。"という注意書きがされていた。

MAKING OF HIGHCOMMUNICATIONS 2003
冒頭からツアーOP映像用のメンバー個別撮影メイキングとツアー会場の外の様子などが延々続き、OP映像を経た時点で15分以上経過しているがそこからはほぼライブダイジェスト映像となる。時折メイキングが挟まれたりもするが、アンコール除いてDVD『HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003』収録曲はほぼ全曲(恐らく「COME ON!!」の演奏途中だったと思われるTrack16はコール&レスポンスしているだけで切り替わってしまうので歌っている部分が無い)ダイジェストされている。

このツアーでは発売未定の新曲を数曲披露しており、今作には「HIGHCOMMUNICATIONS」「ALL I WANT」「Runaway Runaway」「CHILDREN IN THE WAR」の4曲が収録されている。「CHILDREN IN THE WAR」はC/Wにライブ音源で収録されたっきりで終わってしまったが、そのライブ音源がまさにこのツアー(映像と同一音源か別会場なのかは不明)。これら4曲こそが今作の関連楽曲であるためさすがにほぼフルサイズで収録されているなど優遇はされている。『HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003』には収録されなかったが、このツアーのラスト2公演では2004年末のバラードベスト『WHITE ROAD-Ballad Best Singles-』に収録された「つづれ織り～so far and yet so close～」が早くも披露されていたらしいがそういった未発表映像の収録は無い。

“ROCK SHOCK PART Ⅲ” Digest 2003.5.14 函館･金森ホール
こちらは初映像化と思われる。ツアー終了3日後に地元北海道の300人規模のライブハウスで行ったシークレットライブで、最低でもホールクラス、基本はアリーナ級のツアーがもう何年も続いていたGLAYとしてはかなり久々のインディーズ時代のようなライブハウスでのライブだったようだ。カメラのマイクで拾っただけのような潰れまくった音声となっていて音質は激悪なのでダイジェスト収録が限度でフル収録するのは厳しい感じ。またツアーから3日しか経っていないのでセットリストがツアーと同じ多少曲順が入れ替わっているのとアンコールまで全曲取り上げている以外はほぼさっき見たのと同じ曲が並んでいる。この時期のGLAYが狭いライブハウスでライブをしているのは貴重な映像ではあるが…。

いやこれ『Document of THE FRUSTRATED Days』だったはずでは…。今回の特典映像はシリーズの中でも謎すぎる。

というのもこれ、2003年2月27日～5月11日と5月14日なのである。『THE FRUSTRATED』は2004年3月27日発売だ。日付だけ見るとツアー途中でアルバムが出たかと思うが、アルバムの丸1年前なのである。アルバムの1年も前のライブの映像だけ『Document of THE FRUSTRATED Days』などと題して収録されているわけでこれは明らかにおかしい。

未発表の新曲として「HIGHCOMMUNICATIONS」「ALL I WANT」「Runaway Runaway」「CHILDREN IN THE WAR」の4曲を演奏しており、アルバムへ繋がっていく始まりの時期ではあったかもしれないが、アルバムに向けての新曲発売が始まったのは2003年10月16日シングル『BEAUTIFUL DREAMER/STREET LIFE』からで、この映像からまだ半年程度も先の事。時期がズレすぎていてこれは『Document of THE FRUSTRATED Days』ではないのでは。

このアルバムは元々初回盤DVDに制作&解説ドキュメント映像を収録していて、3ヶ月後には『THE FRUSTRATED-RECORDING DOCUMENTARY&LIVE-』として完全版を単独DVDとしてリリース。アルバムのレコーディングドキュメントを単独発売したのはこれが唯一であり、しかも完全版を銘打っていたので当時出せるドキュメントは出し尽くしていたともいえる。初回盤DVDと単独DVDで当時2度も出したのでBlu-rayになるとはいえ3度も出すのはためらわたのかもしれないが、こんなピントのズレた映像集を無理やり収録するくらいだったら、『THE FRUSTRATED-RECORDING DOCUMENTARY&LIVE-』の再編集かそのままBlu-ray化で良かったし、それこそが『Document of THE FRUSTRATED Days』だったと思う。

さすがに今作の内容をTHE FRUSTRATED Daysと題するのはなんかおかしいと誰も思わなかったのだろうか。独立以降、妙な挙動が多い事務所なのでいつもの事といえばそれまでなのかもしれないが…(アンソロジーシリーズでもありえない収録ミスをやらかした際に報告だけで交換対応せずに逃げ切った事もあったし…)。

　

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