GLAY
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | シキナ | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英&DJ Mass | |
2 | 汚れなきSEASON | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
3 | WASTED TIME | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
4 | 遥か… | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英&永井誠一郎 | |
5 | Apologize | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 4/1〜4/21期間限定着うたフル無料配信 |
6 | 月の夜に | TERU | TERU | GLAY&佐久間正英 | |
7 | 風にひとり | HISASHI | HISASHI | GLAY&佐久間正英 | |
8 | Precious | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 42ndシングル 最高2位 売上7.8万枚 |
9 | Satellite of love | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
10 | Chelsea | TAKURO | JIRO&TAKURO | GLAY&佐久間正英 |
Strings Arrangement:佐久間正英
Cello Arrangement:YO(1)
リリースデータ
2010年10月13日 2011年7月30日(GLAY Anthology) |
初登場1位 公式通販限定 |
売上12.6万枚 | Produced by GLAY&佐久間正英 | loversoul music&associates |
メンバー
Guitar | TAKURO |
Guitar | HISASHI |
Bass | JIRO |
Vocal | TERU |
GLAY10thアルバム。2009年15周年ベスト2作を挟んで3年9ヵ月ぶりとなるオリジナルアルバム。05年には事務所独立を果たしていたが、今回はレーベルも独立を果たしており、自主レーベルloversoul music&associatesを発足。インディーズではなく、フォーライフが流通を請け負う形となった。バンド名を冠した今作は「これぞGLAY」というコンセプトで制作されている。初回盤は短編アニメーション映画「Je t'aime」、「Precious」MV、ライブ映像「OYS ONLY NIGHT at 新潟LOTS」、TERUへのインタビューなどを収録したDVD付。
2011年にはデモや別バージョンを収録したDISC-2、今作に関係するラジオ出演時の音源を集めたDISC-3「GLAY Radio Selection」を追加した『GLAY Anthology』が公式通販G-DIRECT限定で発売された。DISC-1本編はオリジナルと同じものとなっているが、このAnthologyのパッケージ含めたフォーマットは後の『灰とダイヤモンド Anthology』から始まったアンソロジーシリーズに繋がるものとなった。
全体的に聞かせるメロディー主体のアルバム。バンド名を冠したアルバムとなると、『ONE LOVE』や『THE FRUSTRATED』辺りを進化させたような攻撃的な面を全開で出した21世紀以降のGLAYを意識したものになるだろうと思っていたので、「これぞGLAY」というコンセプトが90年代を意識したメロウな方向性とは意外だった。21世紀以降の攻撃的なロックナンバーと落ち着いたお疲れ気味バラードという2つの軸がこのアルバムにはあまりない。「Precious」は90年代にも並んでいくような非常にメロディーの強い1曲でまさにこれぞGLAY。それ以外はなかなか歴代の名曲を越えていくほどではないものの、メロディー重視のそこそこテンポのある曲〜ミディアムでほぼ統一されている上に、10曲で47分とかなりコンパクトなので一気に聞ける内容。手を広げるTERUという具体的にどこでそれをやっていたかは明確ではないものの、なんとなく全盛期GLAY(TERU)のイメージであるジャケットポーズも相まって、文字通りにどこまでもGLAYな1作。
印象度★★★★☆
2019.8.9修正