MUSIC VIDEO COLLECTION

No タイトル 備考
1 涙がこぼれそう 1stインディーズミニアルバム『Cello』収録曲
2 思春期のブルース 2ndインディーズミニアルバム『思春期のブルース』収録曲
3 ロマンチック街道 インディーズ2ndシングル
4 桜が咲いたら インディーズ1stシングル
5 アロー インディーズ3rdシングル
6 グラフティー 1stシングル
7 センチメント・エキスプレス 2ndシングル
8 ミラージュ 3rdシングル
9 ランブル 4thシングル
10 ダイアリー 5thシングル
11 トワイライト 6thシングル
12 ハートビート 7thシングル
13 サンキュー 8thシングル
14 同じ月を見てた 9thシングル
15 アゲハ
(alternate version“アゲハとトカゲ”)
10thシングル
16 STAND BY ME 11thシングル
17 きらり 12thシングル
18 Happy Birthday 13thシングル
19 VISTA 14thシングル
20 ハミングライフ 14thシングル両A面曲
21 胸いっぱい 15thシングル
22 TWISTER 16thシングル
23 さかさまワールド 17thシングル
24 初恋 18thシングル 村下孝蔵のカバー
25 My Treasure 2ndベスト『COMPLETE SINGLE COLLECTION 1998-2008』収録曲
26 いっしょに帰ろう 19thシングル

DISC-10はMV集DVD。このMV集のみインディーズミニアルバムの楽曲も含まれており、インディーズデビューからビクター在籍時までの全てのMVが網羅されている。MVはこれまで初回盤CD-EXTRAでの収録はあったものの、『every breath』に収録された「ダイアリー」「トワイライト」「ハートビート」の3作以外は全て初DVD化となる。4:3の映像はそのまま4:3だが、ワイド画面の映像は16:9サイズに拡大されずに額縁映像(上下が黒縁)で収録されている。

年齢的にはメンバーが20歳〜30歳頃。初期は本当に若い青年たちだが、中盤以降は特にボーカル松本が30代にしか見えないくらいに一気にオッサン化し、終盤は頭髪も中年化、帽子をかぶるようになったりならなかったりしていて、ポニーキャニオン移籍以降の常時帽子着用のスタイルへ移行していくのが分かる。個人的には気にならないけど、これだけの名曲を連発し、一時期はお茶の間レベルのタイアップもあったのにブレイクできなかったのはやはり見た目カッコいいボーカリストじゃなかったからなんだろうか…。

メンバー含めて仲間たちと大騒ぎする「ダイアリー」、若き日の吉田桂子、載寧龍二が主演している「トワイライト」や蒼井優が主演している「ハートビート」なんかは以前のDVDでも見た作品だけど改めて青春全開だったんだなぁと遠い目に…。続く「同じ月を見てた」ではベース石原が主演しており、彼の結婚式で歌うという設定になっているんだけど個人的にはこれがベストMV。やはり彼らの楽曲はストーリー系のMVでの相乗効果がハンパないと思うんだけど、そういった試みはあまり多くない。特に人気がピークを越えた後半は曲に関係なかったり、そもそも意味不明なものが増えてちょっとイマイチ。「胸いっぱい」では外人のカップルがミュージカルしていて最後はメンバー含めて踊りだすとか、女の子といい感じになると何故か必ず銃殺されるボーカル松本という構図が様々なシチュエーションで繰り返される「TWISTER」なんかはワケが分からないものの面白いからいいけど、曲には合ってないしなぁ…。

またオリジナルアルバム未収録のため、今回のBOXにはCDとしては未収録になってしまった「グラフティー」(シングルバージョン(ミックスが全く違う))、「アゲハ(alternate version“アゲハとトカゲ”)」(2番で河野がメインで歌う)といったバージョン違い音源だけでなく、「VISTA」「ハミングライフ」「初恋」「My Treasure」はここで聞くことができるのも地味にポイント。

戻る