THE BOX
DISC No. | タイトル | 区分 | オリジナル発売日 |
1 | かよわきエナジー | 1stアルバム | 2001年10月24日 |
2 | ホーム | 2ndアルバム | 2002年9月11日 |
3 | GOING UNDER GROUND | インディーズアルバム再発盤 | 2000年5月24日 2003年5月7日 |
4 | ハートビート | 3rdアルバム | 2003年10月22日 |
5 | h.o.p.s. | 4thアルバム | 2005年2月9日 |
6 | TUTTI | 5thアルバム | 2006年2月22日 |
7 | おやすみモンスター | 6thアルバム | 2007年11月7日 |
8 | LUCKY STAR | 7thアルバム | 2009年3月4日 |
9 | B-SIDE COLLECTION | C/W集 | 初収録 |
10[DVD] | MUSIC VIDEO COLLECTION | MV集 | 初収録 |
11[DVD] | 「h.o.p.s.」TOUR FINAL 日比谷野外音楽堂 2005.7.3 |
ライブ映像 | 初収録 |
リリースデータ
2014年12月24日 | 初登場239位 | 売上0.04万枚 | ビクター |
メンバー
Vocal,Guitars | 松本素生 |
Guitars,Vocals,Chorus | 中澤寛規 |
Bass,Chorus | 石原聡 |
Drums,Vocals,Acoustic Piano,Programming Percussion,Chorus | 河野丈洋(15年脱退) |
Keyboards,Chorus | 伊藤洋一(09年脱退) |
GOING UNDER GROUNDビクター在籍時代のアルバムBOX。河野丈洋の脱退を受けた緊急企画とされているが、ビクター離脱と伊藤洋一の脱退が同時期だったため、結果的に5人時代の総決算作品集にもなっている。ジャケットのイラストも少年風の5人となっている。メジャーデビューから09年まで在籍したビクターでのオリジナルアルバム7作、ビクターで追加収録リマスターを行い限定再発したインディーズ時代のアルバムといった既発のアルバムに加えて、新たに編集したアルバム未収録B面集CD、MV集DVD、未発表のライブ映像DVDを加えた内容。リリース順になっているため、制作順では1番最初になるはずの『GOING UNDER GROUND』は再発盤発売日に沿ってDISC-3となっている。いくつかのアルバムの初回仕様だったCD-EXTRAはカットされ、『おやすみモンスター』の初回盤のみボーナス曲だった「おやすみ」もカットされている。さらにベスト盤のみの収録だったシングル「グラフティー」「アゲハ」のシングルバージョン、さらに「VISTA」「ハミングライフ」「初恋」「My Treasure」「my dear」(インスト)は未収録となっているが「my dear」以外の楽曲はMV集には収録されている。
リマスターの有無について
ビクター側の商品説明にはリマスタリングの文字は一切無く、パッケージにもそれを示すクレジットは無い(BOX底面にイラストとデザインを担当した人物のクレジットが記載されているのみ)。発売直前にボーカル松本がTwitterにてリマスタリングとコメントしたのみとなる。しかし特に変わってないような感じもするし、そもそもリマスターしているなら宣伝及びクレジットすると思われ、松本の個人Twitterでのコメントだけなので、ボーカル松本のリマスター発言は間違いであり、リマスターはされていない可能性が高い。
DISC-8までは元々持っている上に、「おやすみ」削除などもあるのでこれといってどうということはないんだけど、今作のポイントはアルバム未収録のB面集、3曲以外が初DVD化のMV集、未発表のライブ映像の3枚だ。持っているリスナーでもここに価値を見出せるならそんなに高い買い物ではないと思う。どうせならビクターで出した全音源、インディーズ時代のミニアルバムまで復刻したDISCをもう1枚つけた文字通りのコンプリートBOXにしてくれれば…というのは贅沢か。単純に1枚辺り2000円しない計算になるんだけど、これから一気にアルバムを集めようと思ったリスナーがB面集とMV集とライブDVDが付属するとはいえ、いきなり2万円する今作を選択できるかどうか。それだけの価値がある作品を残してきたバンドだとは個人的には思っているんだけど…。
印象度★★★★☆