おやすみモンスター
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | さかさまワールド | 松本素生 | 松本素生 | 17thシングル 最高31位 売上0.3万枚 |
2 | TRAIN | 松本素生 | 松本素生 | |
3 | 海にまつわるエピソード | 松本素生 | 松本素生 | |
4 | PLANET | 松本素生 | 松本素生 | |
5 | 暗夜行路 | 松本素生 | 松本素生 | |
6 | ナカザのロック★ | 中澤寛規 | 中澤寛規 | 中澤メインボーカル曲 |
7 | TWISTER | 松本素生& 河野丈洋 |
松本素生& 河野丈洋 |
16thシングル 最高33位 売上0.4万枚 |
8 | Title | 松本素生 | 松本素生 | |
9 | カウボーイによろしく | 松本素生 | 松本素生 | |
10 | モンスター | 松本素生 | 松本素生 | |
11 | 愛のうた | 河野丈洋 | 河野丈洋 | |
12 | 胸いっぱい | 松本素生 | 松本素生 | 15thシングル 最高37位 売上0.5万枚 |
初回盤ボーナストラック(通常盤・『THE BOX』には未収録) | ||||
13 | おやすみ | 河野丈洋 | 河野丈洋 | アカペラ曲 |
初回盤:CD EXTRA仕様
「さかさまワールド」ビデオクリップ、「Title」レコーディングドキュメントクリップ収録
リリースデータ
2007年11月7日 | 初登場24位 | 売上1.1万枚 | Produced by GOING UNDER GROUND except 1〜3 Produced by GOING UNDER GROUND&松田"Chabe"岳二 |
ビクター |
メンバー
Vocal,Guitars | 松本素生 |
Guitars,Vocals,Chorus | 中澤寛規 |
Bass,Chorus | 石原聡 |
Drums,Vocals,Acoustic Piano,Programming Percussion,Chorus | 河野丈洋 |
Keyboards,Chorus | 伊藤洋一 |
GOING UNDER GROUND6thアルバム。ベスト盤『BEST OF GOING UNDER GROUND with YOU』以降の3シングルを収録。このため「VISTA/ハミングライフ」はベスト収録のみでオリジナルアルバムには未収録となった。初回盤は恒例のCD-EXTRA仕様で「さかさまワールド」PVとレコーディングドキュメント映像で構成した「Title」が収録されている。またCD本編における初回盤のみのボーナストラックは今作が初の試みとなる。昨年のベスト盤、そして初となる日本武道館公演を経て更なる飛躍に向けて活動は順調に見えたが、完全に音楽が"仕事"と化しているのではないかとのスタッフの指摘の末に、現状を見つめなおした結果、解散の危機に陥っていたという。真剣に話し合い、再びバンドが再生していく姿は特に1曲目の「さかさまワールド」にてバンドを宇宙船に例えて表現されている。そのため今回は松本に引っ張ってもらおうという意図でこれまでに比べて河野の曲が少なくなっている。今作以降はセールスが一気に減少していってしまう事となった。2014年の『THE BOX』においては「おやすみ」は収録されず通常盤仕様になっている。
最・高・傑・作。ここ2作ほどではサウンドを整理する方向で比較的勢いのあるバンドサウンドは控えめになっていたのだが今回はサウンドも初期のように勢いがある。それでいて最近の打ち込みを生かした方向性もうまく融合させているため初期とはまた違い、進化したバンドの姿が聞ける。特にシングル曲の配置が絶妙で単体で聞いていたときの数倍よく聞こえる。「胸いっぱい」までたどりつくとなんか泣けてくるほどの高揚感が味わえる。こういう作品にはなかなか出逢えるものではない。全曲シングルでいけるのではないかという勢いがあるし、数回聞いただけでもう全曲が耳に残った。それほどの傑作だった。ちょっと最近違うなと離れてしまった人、まだ聞いてない人はこれは聞いておくべきだ。07年個人的に最大の名盤。誉めすぎてゴメン。
印象度★★★★★