日向坂46 「Happy Train Tour 2023」 in 大阪城ホール
No | タイトル | 備考 |
1 | Overture | Instrumental 1stアルバム『ひなたざか』収録曲 |
2 | OPENING | 登場演出&ダンストラック |
3 | アディショナルタイム | 6thシングル通常盤のみC/W |
4 | SE | |
5 | 月と星が踊るMidnight | 8thシングル |
6 | DANCE TRACK | ダンストラック |
7 | 川は流れる | 3rdシングル通常盤のみC/W |
8 | MC | MC |
9 | キュン | 1stシングル |
10 | SE | |
11 | 愛のひきこもり | 10thシングルType-DのみC/W 3期生 |
12 | シーラカンス | 9thシングルType-DのみC/W 4期生 |
13 | 恋は逃げ足が早い | 9thシングルC/W |
14 | MC | |
15 | ガラス窓が汚れてる | 10thシングル通常盤のみC/W |
16 | SE | |
17 | こんなに好きになっちゃっていいの? | 3rdシングル |
18 | SE | |
19 | 君は逆立ちできるか? | 10thシングルType-CのみC/W 2期生 |
20 | 骨組みだらけの夏休み | 10thシングルType-BのみC/W 1期生 |
No | タイトル | 備考 |
1 | 藤嶌果歩によるMC(次曲センター) | |
2 | 見たことない魔物 | 10thシングルC/W 4期生 |
3 | 期待していない自分 | 1stアルバム『走り出す瞬間』通常盤のみC/W 4期生(日替わりセンター:小西夏菜実) |
4 | MC | 4期生MC |
5 | キツネ | 2ndシングル『ドレミソラシド』C/W |
6 | One choice | 9thシングル 4期生2名が合流(丹生→正源司、影山→宮地) |
7 | My fans | 1stアルバム『ひなたざか』通常盤のみ収録曲 |
8 | NO WAR in the future 2020 | 1stアルバム『ひなたざか』Type-Bのみ新録音曲 全員参加 欅坂46 3rdシングル『二人セゾン』Type-BのみC/W、 けやき坂46アルバム『走り出す瞬間』収録曲 |
9 | 「Am I ready?」前の上村ひなのソロパフォーマンス | |
10 | Am I ready? | 10thシングル |
11 | 本編エンディング メンバー退場 | |
12 | HEY!OHISAMA! | 8thシングルC/W |
13 | MC | MC |
14 | 誰よりも高く跳べ!2020 | 1stアルバム『ひなたざか』Type-Aのみ新録音曲 全員参加(渡辺莉奈除く) 欅坂46 3rdシングル『二人セゾン』Type-BのみC/W、 けやき坂46アルバム『走り出す瞬間』収録曲 |
15 | JOYFUL LOVE | 1stシングル『キュン』C/W 全員参加(渡辺莉奈除く) |
16 | MC メンバー退場 |
メンバー
1期生 | 潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依 |
2期生 | 金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、濱岸ひより、松田好花 |
3期生 | 上村ひなの、橋未来虹、森本茉莉、山口陽世 |
4期生 | 石塚瑶季、小西夏菜実、清水理央、正源司陽子、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、藤嶌果歩、宮地すみれ、山下葉留花、渡辺莉奈 |
欠席 | 丹生明里、岸帆夏 |
Type-A,B付属Blu-rayには2023年8月31日大阪城ホール公演の模様を2分割でMCまで全曲収録。 公式サイトの曲目にはMCやDANCE TRACKは表記されていないがBlu-rayメニュー画面にはこれらの表記もあり、さらに実際に再生するとメニューよりさらに細かく曲間の演出やSE部分もチャプター分けされている。
CDに収録されている「キツネ」「誰よりも高く跳べ!2020」「JOYFUL LOVE」3曲のライブ音源はこの映像とは別音源。「キツネ」にはあまり会場特有の部分が無いが、「誰よりも高く跳べ!2020」披露前の煽りがCDとこの映像では異なっていてこの映像では大阪とハッキリ何度か言っているがCDでは地名を一切言っていない、最後のサビ前の"大阪跳べぇぇぇ!!"のキャプテンの叫びもCDでは"おひさま跳べぇぇぇ!!"、「JOYFUL LOVE」披露前も映像では"大阪のみなさん"と言っているのにCDでは"みなさん"だけとなっていてCDのライブ音源では会場を特定する台詞が徹底して入っていない。他会場でも会場名や地名を当てはめていそうな箇所が何故かCDでは言っていないので、CDに使用されたライブ音源の収録日にあらかじめCDにライブ音源として収録するから会場名・地名を言わないようにという指示があったのだろうか。
また「JOYFUL LOVE」演奏開始時にステージ上部に並んでいる4期生が10人で1人減っており、曲終了後の退場時も1人少ない全28人になっているので恐らく14歳中学生の渡辺莉奈が21時までの制限で一足先に出られなくなって退場したと思われる。「誰よりも高く跳べ!2020」の前のMCまでは渡辺莉奈が映っているのが確認できるが「誰よりも高く跳べ!2020」曲中では姿が確認できなくなるので、この曲の開始と同時にメンバーがステージを駆け回っている間に1人退場したっぽい。ただこれもCDでは「誰よりも高く跳べ!2020」「JOYFUL LOVE」の参加メンバーに渡辺莉奈も記載されいる。記載ミスなのか、CD用に収録した公演では21時前に終了して参加できていたのかは不明。
「Happy Train Tour 2023」は8月30日〜10月15日まで大阪(大阪城ホール)、神奈川(横浜アリーナ)、愛知(日本ガイシホール)、宮城(セキスイハイムスーパーアリーナ)、福岡(マリンメッセ福岡 A館)で各会場2daysで開催され、今作にはツアー全体の2本目となる大阪城ホール公演の2日目(8/31)が収録されている。9月12日には12月9,10日の神奈川(Kアリーナ横浜)での追加公演が発表されており、当初予定の公演は終了していたが追加公演前という異例のスピードでの映像化となった。『4周年記念MEMORIAL LIVE〜4回目のひな誕祭〜in 横浜スタジアム-DAY1&DAY2-』では観客の歓声が戻った("おひさまの声が戻った")事をプロモーションでも強調していたがマスク着用という条件付きでの緩和であった。このような段階を踏みながらも長く続いた規制は5月18日にガイドライン撤廃を宣言、7月19日の「影山優佳 卒業セレモニー」が撤廃後最初のライブとなり、続けてこのツアーも規制なしで行われた。各公演前に出していた注意事項では赤文字でガイドライン撤廃の旨を強調して周知しており、映像でも観客の多くが素顔で参加している様子が映し出されている。
アルバム発売を告知したのは9月13日の横浜アリーナ2日目だったため、この時点ではアルバム発売は公表前。潮紗理菜の卒業発表もアルバム発売告知の翌日9月14日だったためこの時点では公表前。追加の12月9日公演が卒業を発表している潮紗理菜の卒業セレモニーとなり、12月10日公演には出演しない。
丹生明里はツアー直前の8月25日に休業を発表していたためこの時点で全公演不参加が決定していた。岸帆夏は公演ごとに体調不良での欠席発表が行われる状態となり結局宮城公演まで全会場ごとの直前欠席発表を繰り返した後、福岡公演開催前の10月9日に正式に休業を発表、12月7日に活動辞退を発表してそのまま活動終了となり復帰することは無く、7月19日の「影山優佳 卒業セレモニー」が最終参加となった。
アルバムを引っ提げてでもなく、正直じわじわ増えているシングル曲がちょこちょこ入れ替わりながらという感じのセットリストであまり劇的な変化はない。期別曲ばかり連発するようになっていたのでアルバム同様にユニット曲はライブからも消失。かといって期別曲を複数披露する事も無く1〜3期生は1曲ずつ、4期生はさすがに出番が無さすぎるので2曲となっているが…う〜ん…。期別曲かなり増えていたのに1〜3期生は最新3曲のみ、4期生も同様に最新2曲なのでデビュー作「ブルーベリー&ラズベリー」が早くも外される事態になってしまうなど闇雲に期別曲を重ねておいてこの扱いはどうなんだろうか。まあショートサイズ2曲メドレーにされるよりはフルサイズで映像化されるのは貴重ではあるけど、フルサイズ2曲にすると期別曲だけで8曲になる。現状全曲フルサイズで21曲のセットリストでこれでもシングル10作のうち半分の5曲しか表題曲やってないのでさすがにシングル表題曲が3,4曲しかやらないってのも通常の全国ツアーとしてどうなのかって話になるし、アンコールの3曲は固定枠みたいなものだし、意外と入れ替える枠が無いので21曲のうち期別曲だけで8枠も使えないか。
期別曲は日替わりになっていたようで、アルバム未収録の10thシングルC/W群が揃って披露されたのはこの8月31日公演のみ、というか1,2,4期曲は他公演でも披露しているが、3期曲「愛のひきこもり」がこの1回ポッキリだったようなのでアルバム特典Blu-rayとしては絶妙な選択になったといえる。「愛のひきこもり」は何故か期別曲で唯一ダンスせずにトロッコ移動曲となっているのでダンスが完成してないとか盛り上がらないので1回で止めにしたとか何か理由があったのだろうか。
前編は期別曲以外にはあまりトピックも無く、4期生の出番も1曲しかない。丹生センターだった「恋は逃げ足が早い」がひなのセンターとなっているのと前述の最新期別曲が映像で残せたというところくらい。4期生の出番が多くなって変化の兆しを見せるのは後編の方で冒頭から「見たことない魔物」の前に藤嶌果歩がMCコーナーをDJノリで単独でやったり、ひらがな時代のアルバムリード曲「期待していない自分」が4期生日替わりセンター曲(この日は小西センター)になっていたり、1〜3期生の「One choice」で丹生の代わりに正源司センター、卒業した影山の代わりに宮地を入れるなど4期生本体合流への"慣らし"を始めているのは大きな変化だと思う。今回1曲限定で空いた丹生・影山のポジションに2人追加するという形でかなり恐る恐る着手し始めた感があり、加入前の曲への参加の遅さはけやき坂46時代からの伝統みたいになってはいたけど(ひなのが加入前の曲に参加するまでも、新3期生が加入前の曲へ合流するまでもけっこうかかったし、古くは「誰よりも高く跳べ!」に2期生が合流するまでもかなりかかっていてひなのが加入して日向坂46に改名デビューしてもまだ1期生だけで歌っていた。)、マジで4期生考えもなしに大量加入させて持て余してしまってどうするんだろうこれ。もう選抜でいいよっていうかそれしかないよっていう"空気"になるようにわざとグダグダにしているとしか…。