HY LOVERS BEST

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 366日 仲宗根泉 仲宗根泉 5thアルバム『HeatY』収録曲
2 あなた Izu Izu&Yuhei 2ndアルバム『Street Story』収録曲
3 Song for… 仲宗根泉 仲宗根泉 3rdアルバム『TRUNK』収録曲
4 NAO 仲宗根泉 仲宗根泉 4thアルバム『Confidence』収録曲
5 時をこえ 仲宗根泉 仲宗根泉 6thアルバム『Whistle』収録曲
6 Answer 仲宗根泉 仲宗根泉 6thアルバム『Whistle』収録曲
7 私のHERO 仲宗根泉 仲宗根泉 7thアルバム『Parade』収録曲
8 いちばん近くに 新里英之,仲宗根泉 新里英之,仲宗根泉 8thアルバム『Route 29』収録曲
9 二人で行こう 仲宗根泉 仲宗根泉 8thアルバム『Route 29』収録曲
10 Fortune 仲宗根泉 仲宗根泉 仲宗根泉 1st詩集『あなたへ』付属CD収録曲
11 バイバイ 仲宗根泉 仲宗根泉 仲宗根泉 2nd詩集『バイバイ』付属CD収録曲
12 366日-Piano Version-   仲宗根泉(HY) 菅野祐悟『「赤い糸」オリジナル・サウンドトラック』収録曲

Piano・Arrangement:菅野祐悟(12)

リリースデータ

2014年12月3日 初登場49位 売上0.7万枚 avex trax

メンバー

Vocal,Guitar 新里英之
Drums,Rap 名嘉俊(TUN)
Bass 許田信介
Keyboard,Vocal 仲宗根泉
Guitar 宮里悠平

HY2nd非公認ベストアルバム。バラードベストアルバム。『HY SUPER BEST』(と『HY BEST〜Cruising Collection〜』)に続く前レーベル東屋慶名建設が実はエイベックスだったという正体を現して勝手にリリースした非公認作。今回も公式ディスコグラフィーには非掲載となっている。HY SUPER BEST』から仲宗根泉のバラードを9曲抽出し、仲宗根泉の詩集に付属していたCDで発表されていたソロ2曲、さらにメンバーが全く関わっていないドラマ『赤い糸』の菅野祐悟によるサントラ盤収録の「366日-Piano Version-」まで引っ張り出してきて収録。リマスターは小鐵徹が担当。オリジナルアルバム『LOVER』とタイトルを被せて同時発売するやり方がさすがに反感を買いまくり、この時点での最低売上を更新した。

わざわざ小鐵徹によるマスタリング(メンバー表記も無いので巻末のスタッフクレジットのトップ表記)で、新作アルバムにタイトルを被せてリリースするなんて単なる便乗以上に金をかけた嫌がらせ目的にすら思えてくる。東屋慶名建設と名乗り品番も独自のHYCKだったのが、移籍した途端にavex traxになって品番もAVCDになって正体を明かした上、その後も音源使わせない(『STORY〜HY BEST〜』で東屋慶名建設時代の曲は全部原曲通りの演奏で再録音)のであまり円満な移籍ではなかったのかも。エイベックスが自社の匂いを全く出さずに影で支えていたのにライバル大手のユニバーサルに移籍されたんじゃそりゃ怒るだろうなとも思うが…。

今作は「366日」人気に目をつけた泉バラード集アルバム。通常の新里英之メインボーカル曲では仲宗根泉のボーカルが部分的に入ったりコーラス参加したり、さらにTUNのラップも加えてみんなで歌う曲もあるが基本的に泉バラードは独立性が強く、他メンバーの歌唱が全く入らない実質ソロ状態の曲がほとんど。今作だと「いちばん近くに」は朝ドラ主題歌でもあり、新里英之との共作でもあったので泉メインながら新里もコーラス参加しているし、「時をこえ」は2番で新里ボーカルになるなどツインボーカル体制もあるが、ほとんどが単独ボーカルバラード曲。泉バラードはピアノ弾き語り系バラードばかりなのでメンバーは全員バックバンド化する上、ピアノ演奏メインで出てこない時間帯もある。アルバムに数曲だとそういう枠として飽きずに聞けるが、泉バラードだけを抽出してアルバム1作にしてしまうと同じような歌い上げ系大作ストバラばかりで似たような曲な印象になってしまう。逆に「366日」みたいな女性ボーカル大作ストリングスバラードを聞きたいというのであればそれしか入ってこないのでドンピシャな1作ではあるけど…今作のようなまとめ方だともうHY名義ではなく事実上"HY feat.仲宗根泉"名義だよな…。

B00PTZ3RFG

印象度★★★☆☆

2024.4.18更新

戻る