LOVE STORY〜HY BEST〜

DISC-1<LOVE STORY盤>
No タイトル 作詞 作曲 備考
1 366日(Official Duet ver.) 仲宗根泉 仲宗根泉 2024/2/29配信シングルVer. 初CD化
5thアルバム『HeatY』収録曲 
2 君と未来を 名嘉俊 名嘉俊 2024/2/21配信シングル 初CD化
3 AM11:00 名嘉俊 名嘉俊 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
2ndアルバム『Street Story』収録曲
4 あなた 仲宗根泉 仲宗根泉,宮里悠平 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
2ndアルバム『Street Story』収録曲
5 HeyBo 新里英之 新里英之 3rdアルバム『TRUNK』収録曲 再レコーディング
6 Song for… 仲宗根泉 仲宗根泉 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
3rdアルバム『TRUNK』収録曲
7 モノクロ 名嘉俊 名嘉俊,仲宗根泉 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
4thアルバム『Confidence』収録曲
8 I JUST DO IT FOR YOU 仲宗根泉 仲宗根泉 4thアルバム『Confidence』収録曲 再レコーディング
9 NAO 仲宗根泉 仲宗根泉 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
4thアルバム『Confidence』収録曲
10 告白 名嘉俊 名嘉俊 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
6thアルバム『Whistle』収録曲
11 あなたを想う風 新里英之 新里英之 10thアルバム『LOVER』収録曲
12 あの日のまま 新里英之 新里英之 12thアルバム『CHANCE』収録曲
13 三月の陽炎 仲宗根泉 仲宗根泉 12thアルバム『CHANCE』収録
14 Heart 新里英之 新里英之 15thアルバム『Kafuu』収録曲

Arrangement:松岡モトキ,宮田'レフティ'リョウ(2,14)
Chorus Arranged by 川口大輔(1)
Strings Re-Arrange:荒木陽太郎(1,9,10)
Strings Arranged by 笹路正徳(11)

DISC-2<ANOTHER STORY盤>
No タイトル 作詞 作曲 備考
1 ワラッタラッタ 新里英之 新里英之 2023/8/20配信シングル 初CD化
2 LOVE 新里英之 新里英之 2023/11/6配信シングル 初CD化
3 Street Story 名嘉俊 新里英之,名嘉俊 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
2ndアルバム『Street Story』収録曲
4 そこにあるべきではないもの 名嘉俊 名嘉俊 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
3rdアルバム『TRUNK』収録曲
5 時をこえ 仲宗根泉 仲宗根泉 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
6thアルバム『Whistle』収録曲
6 仲宗根泉 仲宗根泉 1stレンタル限定アルバム『nice to meet you』収録曲 再レコーディング
7 カチャーシーエヴリデイ SSS 新里英之 7thアルバム『Parade』収録曲 再レコーディング
8 南風 名嘉俊 名嘉俊 1st公認ベスト『STORY〜HY BEST〜』収録Ver.
7thアルバム『Parade』収録曲
9 帰る場所 仲宗根泉 仲宗根泉 9thアルバム『GLOCAL』収録曲
10 Island 仲宗根泉 仲宗根泉 13thアルバム『RAINBOW』収録曲
11 大好きだもの 新里英之 新里英之 13thアルバム『RAINBOW』収録曲
12 North Forest 名嘉俊 名嘉俊 2021/1/29配信シングル、14thアルバム『HANAEMI』収録曲
13 てぃんさぐぬ花〜チムにすみてぃ〜 仲宗根泉 仲宗根泉 14thアルバム『HANAEMI』収録曲
14 HAISAI 仲宗根泉 仲宗根泉 15thアルバム『Kafuu』収録曲
15 優しい世界 名嘉俊 名嘉俊 15thアルバム『Kafuu』収録曲

Arrangement:松岡モトキ,宮田'レフティ'リョウ(1,12,15)、松岡モトキ,きなみうみ(2)、松岡モトキ(13,14)
Strings Re-Arrange:荒木陽太郎(6)

リリースデータ

2024年6月12日 初登場12位 売上0.8万枚 Sound Produced by 正岡和寿(DISC1-1,3〜11,DISC2-3〜8)、松岡モトキ(DISC1-2,14,DISC2-1,2,12〜15)、
浅田信一(DISC1-11,12,DISC2-9)、川口大輔(DISC1-13,DISC2-10)
ASSE!! Records(ユニバーサル)

メンバー

Vocal and Guitar 新里英之
Drums and Vocal 名嘉俊
Bass 許田信介
Keyboards and Vocal 仲宗根泉
And All Shinker

HY2nd公認ベストアルバム。2018年の『STORY〜HY BEST〜』以来となる事実上2作目の公認ベストアルバムだが『STORY〜HY BEST〜』はセルフカバーベストアルバムと銘打っていたため、ベストアルバムと称した公式作品は今作が初となる。ラブソングを中心としたDISC-1<LOVE STORY盤>、三線を使用した楽曲を集めたDISC-2<ANOTHER STORY盤>の2枚組で各ディスクとも冒頭2曲には前作以降の配信シングル4曲を2曲ずつ収録、3曲目以降は時系列となっている。前レーベル時代の楽曲(1st『Departure』〜8th『Route 29』まで)は『STORY〜HY BEST〜』でのセルフカバーバージョン、該当時期でセルフカバーされていなかった4曲は新規にセルフカバーされて収録されている。ASSE!!移籍以降の曲は今回もそのまま収録されている。

「366日」は2018年の『STORY〜HY BEST〜』で1度セルフカバーされているが、今回はドラマ『366日』主題歌起用に合わせて新里英之が新たにボーカル参加したOfficial Duet ver.として新規でセルフカバーされ2月29日に配信されたバージョンで収録。このバージョンがドラマ主題歌に起用されたと思いきや使用されたのは1話のみで、2話以降は仲宗根泉のデュエット相手が外部ゲスト参加の男性ボーカリストとなり、毎回放送で相手が判明して即日そのバージョンが配信されるという企画が進行した。今作にはOfficial Duet ver.のみで他のバージョンは配信限定のままとなる。

初回限定盤は「『HY Kafuu TOUR 2023』@那覇文化芸術劇場 なはーと(2023.7.22) Live & Documentary」を収録したDVD付、GOODS(HY 25th VIP TICKET)付。
通常盤はCDのみ。
HUB CLUB & クイナーズ限定盤はファンクラブ限定で初回盤の内容に「『HY HANAEMI TOUR 2022-2023』@沖縄市民会館 大ホール(2023.1.22)Live」DVD付属の2CD+2DVD+GOODS付。
3種全てにオリジナルデジタルフォトフレーム(5種ランダム)が楽しめるシリアルナンバー封入。3種でパターンA,B,Cそれぞれ異なる。3種全てHYから25のありがとう付き歌詞ブックレット仕様。

"25th"を銘打っているのはデビューした2002年ではなく、結成の2000年起点の25周年の前倒し周年商法(25年目)と思われ、インタビューには2000年結成の25周年として応じている("2000年"という分かりやすい起点で今2024年なのに25周年はおかしいと思わないのだろうか…)

HYから25のありがとう付き歌詞ブックレットというのはブックレット後半にメンバーのポラロイド写真と共に主に"○○くれてありがとう"という直筆メッセージが4人個人24個+最後にHY名義1個のでの合計25個10ページに渡って掲載されているというもの。"○○くれてありがとう"を25個も考えるのはけっこうしんどかったのか、ちょっと良く分からないというか無理やり感のあるありがとうも…。

前レーベルに勝手に出されたベスト盤が『HY SUPER BEST』→『HY LOVERS BEST』だったのに、公式ベスト盤が『STORY〜HY BEST〜』→『LOVE STORY〜HY BEST〜』ってLOVE被せで同じような命名になったのは天然なのかわざとやっているのか、公式自らややこしくしてどうするんだという気はするが、やはり前レーベルとの関係は断絶していて一切所属時代の音源を使わせてもらえないのだろうか。今回は音源が無かった曲の再録音のみ告知して他の曲はSTORY〜HY BEST〜』のセルフカバーバージョンである説明もないのは不親切すぎるように思う。

DISC-1はまさに「366日」便乗。さすがに『HY LOVERS BEST』のように全部泉バラードにしてしまうような極端な選曲ではなく「AM11:00」のようなポップ&ラップな代表曲が序盤にあるのと「HeyBo」が今作の中ではロック系なのが目を引く程度で中盤以降泉バラードで新里ボーカル曲でもミディアム〜バラードばかり延々続いていてあまりに方向性が一辺倒すぎる。明るいラブソングだっていっぱいあったはずなんだけど、「366日」に寄せすぎたのか似たようなバラードまみれ。完全に名バラードが同士討ちしまくっている状態で、これではかったるすぎて残るものも残らない。

DISC-2は対個人ではなく大きな愛を歌った曲を中心に三線を使用した楽曲を集めるという今までやった事のないアプローチでの選曲となっているので新鮮。三線を使ったと聞くとどうしても沖縄出身ではないTHE BOOM「島唄」、次点で沖縄出身のBEGIN「島んちゅぬ宝」辺りが真っ先に浮かんでくるところで、テン・テケ・テン・テケ・テン・テケテンテン…となんとなくゆったりしたイメージが先行してしまうところがあるが、HYの場合はそういったいかにもな沖縄バラードもあるがもっとナチュラルに三線を使用したポップナンバーも多く、DISC-1よりも遥かに多彩なHYの幅広さとポップセンスを楽しむことができる。ベストアルバムとして引きになる有名曲が全く無い(とりえずアルバム自体が大ヒットした「Street Story」「そこにあるべきではないもの」「時をこえ」辺り?)…というのはあるにしても、DISC-1でちょっとげんなりしていたところで聞いてもDISC-2で一気に印象が持ち直した

結果的にはロックチューンほぼ無く、明るくはじけまくった曲も少なめ、代表曲もあまり入ってなくてあくまでラブバラード&三線のコンセプト自選集アルバムという感じではある。まあミクスチャーロックまで行くと初期限定の方向性で当時の音源使えないし、セルフカバーすると丸くなってしまうので現状では取り上げようがないけど、明るいポップチューンはDISC-1にもう少しバランスよく収録しても良かったと思うし、1曲も選ばれなかったアルバムもいくつかあるので満遍なくでもない。「366日」目当てで聞くにはちょっと重量級すぎるし、ある程度聞いてきたリスナーにとっては一部の路線の曲しか入っていないので25周年のオールタイムなベストアルバムには聞こえないしでどっちつかずなベスト盤という印象ではある。

あとこの直近でも「366日」だけでなく意外な事に「AM11:00」でTVに出ていた映像をいくつか見かけたんだけど、4人になってからサポートギター入れず、新里はアコースティックギターのままというエレキギター不在の状態で演奏してるのはさすがに無理があるのでは…。ラップカットでも間奏は残していてギターソロが鳴ってるのに誰も演奏してないのでカメラワークも困惑気味に遠ざかったりしてごまかしてるし、どうせTVはアテブリとはいえ飾りでもサポートギターは必要でしょ…。

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印象度★★★☆☆

2024.7.21更新

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