恋愛至上主義
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ぐらでーしょん feat. 北澤ゆうほ | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 2023/4/2配信シングル |
2 | ボーダーライン | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | |
3 | サクラノウタ | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 2023/3/1配信シングル |
4 | BABY BABY | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | |
5 | タイムマシン | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | |
6 | どこにでもあるたったひとつのこと | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | |
7 | 片時雨 | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | |
8 | ただそれだけ | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 1.2. step to you | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 1stアルバム『DOPPEL』収録曲 |
2 | さくらのうた | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 1stミニアルバム『僕がCDを出したら』収録曲 |
3 | 桜の詩 | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 2ndシングル『結晶星』C/W |
4 | 彷徨う日々とファンファーレ | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 2ndミニアルバム『アスター』収録曲 |
5 | なんでもねだり | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 6thシングル 最高9位 売上1.9万枚 |
6 | メリーゴーランド | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 2nd配信シングル、5thアルバム『Honey & Darling』収録曲 |
7 | 東京 | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 1stアルバム『DOPPEL』収録曲 |
8 | ワカラズヤ | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 5thシングル『シルエット』C/W |
9 | 涙 | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 4thアルバム『NAMiDA』収録曲 |
10 | アフターワード | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 3rdミニアルバム『ネリネ』収録曲 |
11 | 線香花火 | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 2ndミニアルバム『アスター』収録曲 |
12 | 生きてゆく | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 4thシングル 最高19位 売上1.1万枚 |
13 | 湯気 | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 3rdミニアルバム『ネリネ』収録曲 |
14 | ピアスを開けた | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 自主制作シングル『耳をふさいで』2曲目、 3rdアルバム『Origin』初回盤A特典『KANA-BOONが人間をつくります。』収録曲 |
15 | いないいないばあ | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 5thアルバム『Honey & Darling』収録曲 |
16 | 眠れぬ森の君のため | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 1stミニアルバム『僕がCDを出したら』収録曲 |
17 | 羽虫と自販機 | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 1stアルバム『DOPPEL』収録曲 |
リリースデータ
2023年6月14日(10th Anniversary Edition) 2023年6月14日(通常盤) |
初登場34位 初登場131位 |
売上0.16万枚 売上0.05万枚 |
Ki/oon Records |
メンバー
Vocal/Guitar | 谷口鮪 |
Guitar | 古賀隼斗 |
Drums | 小泉貴裕 |
Bass | 遠藤昌巳 |
KANA-BOON1stコンセプトアルバム。デビュー10周年を迎えての恋愛至上主義を掲げたコンセプトアルバムとされており、公式サイトでの区分もそのまま「コンセプトアルバム」とされ、ミニアルバムとしてはカウントされていない(ミニアルバムとするなら4作目)。直近の配信2曲を収録。コンセプトに合わないためか前作以降リリースされていた「きらりらり」「フカ」は未収録。前作にはサポート扱いで参加し、発売直後に正式加入となったため、遠藤昌巳が正式メンバー入りしてからは初のアルバムとなる。結果的にこの4人での最終作となった。
10th Anniversary
Editionはデビュー作『僕がCDを出したら』をスタジオライブで再現した「KANA-BOON
10th Anniversary 「僕がCDを出したら」から10年が経ったら(Studio
Live)」を収録したDVD、失恋ソングを集めたKANA-BOON恋愛至上主義BEST『失恋のすゝめ』が付属した2CD+DVD仕様。
通常盤は本編1枚のみ。
配信においては『失恋のすゝめ』は別作品として単独配信された。O社チャートでは『失恋のすゝめ』の有無が影響したようで10th
Anniversary Edition("初回生産限定盤"扱い)と通常盤が別集計にされてしまい分断ランクインとなった。
メンバー脱退と新メンバー加入や葛藤を乗り越えて逞しいバンドへと成長しつつあるというのが近年の印象だったが今作はポップでキャッチーなロックナンバーの連投というなんか前に戻ってしまったような印象。最も得意とする部分で今なお衰えないキャッチーさを醸し出せるのは実力ではあると思うんだけど、コンセプトもデビュー10周年OVER
30'sになって今更若者向けラブソング路線かというのがあって今回はどうにもしっくり来なかった(40代になってファン層も高齢化していたのにリスナーのみなさんの夏の恋を応援!全開恋心!とか言いだして若々しいラブソング連投した前例はあるけど…)。元々のファン層には恋愛至上的なポップでキャッチーな王道ロック連投という方がウケがいいのだろうか。デビュー作『僕がCDを出したら』をスタジオライブで再現なんて企画もやってるし(これは直属のレコード会社先輩アジカンがやった企画)、10周年で原点回帰的な意味合いが強いのかも?
『失恋のすゝめ』
10周年ベストをストレートにやれなかったのはメンバー脱退を機に2020年にベスト盤『KANA-BOON THE BEST』を出してしまったばかりなので別コンセプトにするしかなかったんだろうけど、恋愛全般ではなく失恋縛りとさらに限定してしまった。対象曲が狭くなったため代表的なヒット曲は「なんでもねだり」1曲のみとなったが、結局『『KANA-BOON THE BEST』とは「1.2.
step to you」「さくらのうた」「彷徨う日々とファンファーレ」「なんでもねだり」「涙」「生きてゆく」「眠れぬ森の君のため」が重複した。なお2020、2022年に「THE
FIRST TAKE」で合計4曲歌っていてそのうちの1曲は「ないものねだり」だったが他の3曲はやはり対象外。外向けの訴求力は無く、ファン向けのベスト盤といった装い。今作における遠藤昌巳参加後の曲は「メリーゴーランド」「いないいないばあ」の2曲のみでそれ以外は当時のベース飯田祐馬在籍時の楽曲となる。あまりピンと来ていなかった過去の曲中心なのでまあそうなるかなという感じではあるけど、失恋だろうとなんだろうと基本的にはポップでキャッチーでなロックナンバーの連投ながら17曲もあるとさすがに同じような曲が続いて飽きてきてしまうところはある。ネクストブレイクバンド扱いだったのに急速に飽きられてしまったのってたぶんそこなんだろうな。
今作以降も新曲を発売しながら、11月より翌年4月にかけての47都道府県ツアーを開始していたが、ツアー開始間もない12月に小泉貴裕のプライベート問題が週刊誌に報道され緊急会議となり、小泉貴裕と何故か古賀隼斗までまとめての脱退、事務所との契約解除が発表された。古賀もかねてよりプライベートの問題を抱えており、詳細が深掘りされる前に小泉同様に脱退という選択を取ったものと思われる。ツアーは中止となり、デビュー時メンバーは谷口鮪1人を残すのみとなってしまった。谷口と加入したばかりの遠藤昌巳は2人でKANA-BOON継続の意思を表明したが新体制の準備期間が必要としてライブ活動は休止すると発表された。
印象度★★★☆☆
2023.7更新、2023.12情報追記
※今作はAmazon Musicのみで視聴したため10th Anniversary Edition(CD/DVD/ブックレット)は手に取っていません。クレジットは配信サイト参照。