KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY BEST “10Ks”(期間限定盤1)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Real Face | スガシカオ | 松本孝弘 | CHOKKAKU | 1stシングル 最高1位 売上104.6万枚 |
2 | SIGNAL | ma-saya | Joey Carbone | AKIRA | 2ndシングル 最高1位 売上57.0万枚 |
3 | 僕らの街で | 小田和正 | 小田和正 | 小田和正 | 3rdシングル 最高1位 売上55.8万枚 |
4 | 喜びの歌 | N.B.Comics | zero rock | Gin.K | 4thシングル 最高1位 売上37.4万枚 |
5 | Keep the faith | 氷室京介,SPIN | 氷室京介 | ha-j | 5thシングル 最高1位 売上46.0万枚 |
6 | LIPS | Axel-G | Yukihide"YT"Takiyama | Yukihide"YT"Takiyama | 6thシングル 最高1位 売上42.2万枚 |
7 | DON'T U EVER STOP | SPIN | Shusui,Fredrik Hult, Carl Utbult |
Shusui,Fredrik Hult, Carl Utbult, Yukihide"YT"Takiyama |
7thシングル 最高1位 売上44.8万枚 |
8 | White X'mas | ECO | NAO | NAO,ha-j | 8thシングル 最高1位 売上29.1万枚 |
9 | ONE DROP | SPIN | t-oga,M.U.R | ha-j | 9thシングル 最高1位 売上33.1万枚 |
10 | RESCUE | ECO | Shusui,Tord Backstrom, Bengt Girell,Jan Nilsson |
Stefan Aberg,ha-j | 10thシングル 最高1位 売上37.7万枚 |
11 | Love yourself〜君が嫌いな君が好き〜 | ECO | Tatsugoo | Taku Yoshioka | 11thシングル 最高1位 売上44.0万枚 |
12 | Going! | ECO | Shusui,Sakoshin | Taku Yoshioka | 12thシングル 最高1位 売上28.3万枚 |
13 | CHANGE UR WORLD | Laika Leon,ECO | Andreas Johansson, Anderz Wrethov |
Andreas Johansson, JUNYT |
13thシングル 最高1位 売上26.4万枚 |
Rap詞:JOKER(1,2,4,5,6,7,9,10,11,12,13)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ULTIMATE WHEELS | Laika Leon, Jane Doe |
Andreas Johansson, Anderz Wrethov |
Billy Marx Jr., Yukihide“YT”Takiyama |
14thシングル 最高1位 売上21.1万枚 |
2 | WHITE | ECO | Shusui,DAICHI | pinkcastar | 15thシングル 最高1位 売上17.4万枚 |
3 | RUN FOR YOU | Sean-D | GOOD COP,SWE-LO | 18degress.(Ken Arai), SWE-LO,GOOD COP |
16thシングル 最高1位 売上17.9万枚 |
4 | BIRTH | Sean-D | Janne Hyoty, DAICHI,Paul Oxley |
Billy Marx Jr. | 17thシングル 最高1位 売上23.2万枚 |
5 | TO THE LIMIT | M.U.R.,masanco | Tom Diekmeier, Junior H Johansson |
Tom Diekmeier, Billy Marx Jr. |
18thシングル 最高1位 売上17.0万枚 |
6 | 不滅のスクラム | masanco | Janne Hyoty, Caroline Gustavsson |
Janne Hyoty | 19thシングル 最高1位 売上17.6万枚 |
7 | EXPOSE | miwa* | Erik Sahlen, Yoko.Hiramatsu |
Billy Marx Jr. | 20thシングル 最高1位 売上17.3万枚 |
8 | FACE to Face | AGKY | Andreas Johansson, Laika Leon |
Quark not Dirty, Andreas Johansson |
21stシングル 最高1位 売上15.0万枚 |
9 | In Fact | miyakei,KAHLUA | pinkcastar,TKMZ | TKMZ, DREADSTORE COWBOY |
22ndシングル 最高1位 売上16.0万枚 |
10 | Dead or Alive | Jovette Rivera, Maiko Kawabe Rivera |
Jovette Rivera, Maiko Kawabe Rivera |
Jovette Rivera, Maiko Kawabe Rivera |
23rdシングル 最高1位 売上20.6万枚 |
11 | KISS KISS KISS | 25→graffiti | Ocean94 | Ocean94 | 24thシングル 最高1位 売上16.7万枚 |
12 | TRAGEDY | FOREST YOUNG | Shunsuke Harada,TKMZ | Shunsuke Harada | 25thシングル 最高1位 売上14.5万枚 |
13 | UNLOCK | KAHLUA | Manabu Marutani, Tobias Granbacka, Command Freaks |
Command Freaks | 26thシングル 最高1位 売上21.7万枚 |
14 | 君のユメ ぼくのユメ | スガシカオ | スガシカオ | 船山基紀 | 新曲 |
Rap詞:JOKER(2,6)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ハルカナ約束 | SPIN | 森元康介 | ha-j | 1stアルバム『Best of KAT-TUN』収録曲 |
2 | Will Be All Right | KAT-TUN | 原一博 | 原一博 | 1stシングル通常盤のみC/W |
3 | PERFECT | ECO | 森元康介 | 18degrees.(Ken Ara)i | 15thシングルC/W |
4 | MOON | ECO.MASANCO | JOVETTE RIVERA, JOEY CARBONE |
Yukihide "YT" Takiyama | 4thアルバム『Break the Records-by you & for you-』通常盤のみ収録曲 |
5 | NEVER AGAIN | SPIN | JOEY CARBONE, STEVEN LEE |
FLYING GRIND | 1stアルバム『Best of KAT-TUN』収録曲 |
6 | BOUNCE GIRL | Laika Leon | Laika Leon | DREADSTORE COWBOY | music.jp期間限定配信曲(2013/8/29〜9/30) 初CD化 |
7 | 4U | 25→graffiti | STEVEN LEE, JIMMY RICHARD |
Pieni tonttu | 1stミニアルバム『楔-kusabi-』通常盤のみ収録曲 |
8 | GOLD | Stefan Aberg, Stefan Engblom |
Stefan Aberg, Stefan Engblom |
FLYING GRIND | 1stアルバム『Best of KAT-TUN』収録曲 |
9 | YOU | kenko-p | SAKOSHIN | CHOKKAKU | 2ndアルバム『caroon KAT-TUNU You』通常盤/通常盤初回プレスのみ収録曲 |
10 | RAY | FOREST YOUNG | TKMZ,Victor Newman | TKMZ,Victor Newman | 24thシングル初回盤2のみC/W |
11 | THE D-MOTION | ECO | Oscar Holter,Jakke Erixson, Thomas Haraldsson, Junior H Johansson |
Oscar Holter, Jakke Erixson |
11thシングルC/W、5thアルバム『NO MORE PAIИ』収録曲 |
12 | PRECIOUS ONE | 新美香,白井裕紀 | 三上吉直 | ha-j | 1stアルバム『Best of KAT-TUN』収録曲 |
13 | STAR RIDER | ISHU | Stephan Elfgren | Stephan Elfgren | 17thシングル初回盤2/通常盤のみC/W |
14 | 春夏秋冬 | ECO | 馬飼野康二 | 大久保薫 | 4thアルバム『Break the Records-by you & for you-』収録曲 |
15 | Peacefuldays | 清水昭男 | 清水昭男 | 清水昭男 | 2ndアルバム『caroon KAT-TUNU You』初回盤特典CD収録曲 |
Rap詞:JOKER(1,2,3,5,6,8,9,13,14)
Englsih Lyrics Coordinated by 赤西仁(11)
リリースデータ
2016年3月22日 | 初登場1位 | 売上20.9万枚 | Producer:JULIE K. | J-One Records |
メンバー
亀梨和也 |
上田竜也 |
中丸雄一 |
赤西仁(1st、2nd、4th〜11th) |
田中聖(1st〜21st)=JOKER |
田口淳之介(1st〜26th) |
KAT-TUNベストアルバム。ベストと題されたのはデビュー作『Best of KAT-TUN』に続く2作目だが、デビュー前持ち歌と新曲が半々の構成で実際には1stアルバムだったため今作が実質的に初のベストアルバムとなった。06年3月22日発売の1stシングル「Real Face」発売からピタリ10周年に合わせて発売され、通常の水曜発売ではなく火曜発売となった。デビューから最新作までの全シングルをリリース順に収録。オリジナルアルバムが14年6月の『come Here』を最後に出ていなかったため、4人になって以降のシングルである「In Fact」以降の5シングルはアルバム初収録。「Real Face」、「White X'mas」、「TO THE LIMIT」、「不滅のスクラム」、「EXPOSE」、「FACE to Face」もシングルバージョンでは初収録。『come Here』では田中聖の脱退に伴い「TO THE LIMIT」、「不滅のスクラム」、「EXPOSE」、「FACE to Face」は田中のパートを削除して4人で再録音(ラップがあった「不滅のスクラム」はラップも削除)していたためか、今作の公式サイトの紹介ではわざわざ"全てリリース当時のオリジナル音源をリマスター収録"とディスクごとに表記するなどしてかなり強調しており、脱退メンバーの削除は行わずにオリジナルバージョンで収録された。
15年11月に脱退を発表していた田口淳之介は3月31日付で正式脱退(退所)が決定していて、20日前にリリースされたシングル「UNLOCK」までは参加している。今作にはメンバー表記が無く、各シングルジャケット以外には撮り下ろしの写真も使用されていないため、4人なのか3人なのかは曖昧にされ、10周年記念曲であると同時に田口脱退後に3人で行われる4月からの10周年ドームツアーのために用意された曲という事もあって契約上は脱退前ではあるが新曲「君のユメ ぼくのユメ」には田口は不参加。田口最終出演の「ミュージックステーション」においてもこの曲披露時は田口が引っ込み、3人で披露された。
4〜5月に10周年のドームツアーを3人で行いKAT-TUNは充電期間と称した活動休止となった。およそ2年弱経過してから2018年に活動を再開した。
期間限定盤1はファン投票で選ばれた15曲を収録したCD『Hyphen
Selection』が付属。
期間限定盤2はシングル26曲のビデオクリップを収録したDVD付。
通常盤は本編CD2枚のみ。今回は追加収録などは無く、本編2枚のCDは3種共通である。
赤西、JOKER田中のパートが削除されずにオリジナルで収録され、シングルヒストリーを一気に辿れるので非常においしいベストアルバム(シングルコレクション)。個人的に「喜びの歌」以外は手に取ってなくて、メンバー出演ドラマも何故かほとんど見ていなくて、KAT-TUNにはほとんど馴染みが無かった。デビュー当時は凄い騒ぎになっていたけど、どうもリアルに素行不良っぽい雰囲気が苦手で正直イメージが悪かったというのもあるし、実際に途中で離脱したり戻ってきたり結局辞めちゃってデキ婚して事務所も飛び出したり(結果的にやりたい事をやりたいようにやれていて正解なんだろうけど)、JOKERがリアルJOKERになってしまってクビにされてしまったりしたのも不良イメージに拍車をかけた。4人になって年齢的にもアラサーになってきてだいぶ落ち着いて個々が新たな魅力を打ち出し始めたと思ったら入口出口田口さんが出口してしまい、こちらに関しては前の2人と違って明確な理由が不明なままという…。
序盤では「Real Face」で不良系ロックのイメージを決定づけたのに、何故かチキチキ軽いリズムの「SIGNAL」、小田和正まんまな「僕らの街で」という2nd3rdでのいきなりの迷走っぷりがどうにも違和感。デビュー前に既にかなりの数のオリジナル曲を持っていてある程度方向性も見えていた中で、デビューした途端にこんな行き当たりばったりな曲が用意されたら早速留学したくもなるな…と何だか納得できてしまう。どちらも単体ではいい曲だけど「SIGNAL」はNEWSっぽいし、「僕らの街で」はKinKi Kidsやタッキー&翼のようなデュオでの歌唱の方がハマっていたんじゃないかと思った
4th以降はギター中心のロック系ナンバーで統一されイメージ通りの楽曲が並ぶようになり安定。クールなイメージとは裏腹に楽曲はどれも高音ギリギリでいつも生きている感じで、メンバー全員絶叫状態で全力で歌っている熱い楽曲が目立つ。JOKERのラップもサクラップが1番尖っていた時期よりも尖りまくりなハードなラップスタイルが印象的だ。赤西が脱退したDISC-1終盤とDISC-2以降になると徐々にギター中心から電子音中心のサウンドへとシフトしていく。同時にJOKERのラップがあまり登場しなくなる。このため脱退前と脱退後で急にラップが無くなった感じはしない。
ギター中心から電子音中心へと変化していったが共通しているのはとにかくカッコいい。アイドル的なさわやかさやポップさ、キャッチーさなどジャニーズらしい要素はほとんど無いが、KAT-TUNらしさというのはかなりしっかり確立されていたように思う。一方で新曲「君のユメ ぼくのユメ」は制作陣からして異なっているが、ここまでの26曲とは全く方向性の異なる歌い上げる系のミディアムナンバーで熱い歌唱が胸を打つ。
DISC-3 Hyphen Selection
KAT-TUNのアルファベット6文字は当初のメンバー6人の頭文字を取っているが間の「-」(ハイフン)はファンを意味しているとされており、ハイフンセレクションとはつまりファン投票ベストとなる。ただし赤西脱退で亀梨がKA、田中脱退で上田がTUとなり、今回の田口脱退で空いた田口のTも上田が引き継いだが、そのまま繋いで上田がT-TUとなったため、Tだけでなく「-」も上田の担当に含まれるという事になった模様。
一部形態のみの収録だった曲などなかなか細かいところから選曲されていてアルバム初収録になった曲も多く、かなり熱心なファン投票が行われた事が伺える。曲順がそのまま順位と思われ、最上位楽曲はカッコいいだけでなくメロディアスさでも群を抜いていて、これは確かに上位に来る曲だなと感じられる。また1stアルバム『Best of KAT-TUN』からは4曲も選ばれていて、1stがデビュー前の持ち歌と新曲がほぼ半々で収録されていた中でこの4曲は全てデビュー前からの持ち歌だった楽曲。「Peacefuldays」も同様だが、それだけ最初期から長く愛されてきた大鉄板曲であることが分かる。ファン人気の高い曲が知れる貴重な1作だ。今作でコアなファンの大多数がイメージするこれぞKAT-TUNというのが垣間見える。
印象度★★★★☆
2016.6.21通常盤で更新、2019.11.27期間生産限定盤1で追加更新