ALL SEASONS BEST

DISC 1 SPRING
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 小渕健太郎
・黒田俊介
小渕健太郎
・黒田俊介
KOBUKURO 12thシングル 最高3位 売上43.4万枚
2ndインディーズアルバム『Root of my mind』収録曲のリメイク
2 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 14thシングル 最高1位 売上50.6万枚
3 未来 小渕健太郎 小渕健太郎
・黒田俊介
KOBUKURO 27thシングル 最高4位 売上6.5万枚
4 YELL〜エール〜 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 1stシングル 最高4位 売上24.5万枚
5 轍〜Street stroke〜 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 2ndシングル 1stベスト『ALL SINGLES BEST』収録Ver.
2ndインディーズアルバム『Root of my mind』収録曲のリメイク(2ndシングル)のリメイク
6 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 4thシングル 最高25位 売上7.3万枚
7 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 17thシングル 最高2位 売上10.3万枚
8 卒業 小渕健太郎・
黒田俊介
小渕健太郎・
黒田俊介
KOBUKURO 31stシングル 最高3位 売上2.5万枚
9 風見鶏 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 14thシングルC/W
10 WINDING ROAD
(絢香×コブクロ)
絢香・小渕健太郎・黒田俊介 絢香×コブクロ 絢香×コブクロ 1stシングル 最高2位 売上35.9万枚
11 卒業
(SANA from TWICE × コブクロ)
小渕健太郎・
黒田俊介
小渕健太郎・
黒田俊介
KOBUKURO 2021/3/19配信シングル 初CD化
31stシングルのSANAによるカバーにコブクロがゲスト参加した音源
12 ここにしか咲かない花 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 11thシングル 最高2位 売上40.7万枚

 

DISC 2 SUMMER
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 君という名の翼 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 13thシングル 最高5位 売上10.7万枚
2 願いの詩 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 5thシングル 最高14位 売上3.8万枚
3 太陽 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 5thシングル両A面曲
4 ダイヤモンド 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 23rdシングル両A面曲
5 同じ窓から見てた空 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 5thアルバム『NAMELESS WORLD』収録曲
6 Summer rain 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 17thシングルC/W
7 潮騒ドライブ 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 8thシングルC/W
8 memory 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 1stアルバム『Roadmade』収録曲
9 HUMMING LIFE 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 4thアルバム『MUSIC MAN SHIP』収録曲
10 夏の雫 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 30thシングルC/W
11 LOVER'S SURF 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 5thアルバム『NAMELESS WORLD』収録曲
12 晴々 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 6th配信シングル
3rdベスト『ALL TIME BEST 1998-2018』収録曲
10thアルバム『Star Made』収録曲

 

DISC 3 AUTUMN
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Million Films 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 10thシングル両A面曲
2 未来への帰り道 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 1stベスト『ALL SINGLES BEST』収録曲
3 blue blue 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 8thシングル 最高20位 売上1.6万枚
4 風をみつめて 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 30thシングル 最高4位 売上2.9万枚
5 NOTE 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 5thアルバム『NAMELESS WORLD』収録曲
6 コイン 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 6thアルバム『5296』収録曲
7 2人 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 1stアルバム『Roadmade』収録曲
2ndインディーズアルバム『Root of my mind』収録曲のリメイク
8 何故、旅をするのだろう 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 9thアルバム『TIMELESS WORLD』収録曲
9 FREEDOM TRAIN 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 18thシングルC/W
10 夕虹 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 10thアルバム『Star Made』収録曲
11 紙飛行機 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 22ndシングル 最高2位 売上6.2万枚
12 陽だまりの道 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 25thシングル 最高6位 売上4.4万枚

 

DISC 4 WINTER
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 赤い糸 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 16thシングル『時の足音』C/W
インディーズ2ndアルバム『Root of my mind』収録曲のリメイク
2 流星 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 19thシングル 最高3位 売上20.8万枚
3 今、咲き誇る花たちよ 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 24thシングル(カット) 最高7位 売上2.8万枚
4 STAY 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 18thシングル 最高3位 売上8.6万枚
5 あなたへと続く道 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 13thシングルC/W
6 WHITE DAYS 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 6thアルバム『5296』収録曲
7 Twilight 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 3rd配信シングル、26thシングルC/W
8 雪の降らない街 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 6thシングル 最高14位 売上2.8万枚
9 東京の冬 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 4thアルバム『MUSIC MAN SHIP』収録曲
10 天使達の歌 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 7thアルバム『CALLING』収録曲
11 白雪 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 30thシングルC/W
12 海に降る雪 小渕健太郎 小渕健太郎 笹路正徳 3rdシングル『YOU/miss you』C/W
13 光の粒 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO FC限定ベスト『FAN'S MADE BEST』 一般発売初収録

リリースデータ

2024年3月20日 初登場7位 売上2.2万枚 ワーナー

メンバー

Vocal,Guitar 小渕健太郎
Vocal 黒田俊介

コブクロ4thベストアルバム。季節ベスト。前年2023年2月24日『Seasons Selection〜Spring〜』、5月26日『Seasons Selection〜Summer〜』、9月8日『Seasons Selection〜Autumn〜』、11月24日『Seasons Selection〜Winter〜』とストリーミング配信限定で出していた『Seasons Selection』シリーズ4作をまとめてCD化したもの。CD化にあたっては各ディスクに1〜2曲ずつ追加選曲していてそのまま末尾に追加された(「ここにしか咲かない花」、「LOVER'S SURF」「晴々」、「紙飛行機」「陽だまりの道」、「海に降る雪」「光の粒」が追加曲)。「卒業(SANA from TWICE × コブクロ)」は初CD化・アルバム初収録、「夏の雫」「海に降る雪」はアルバム初収録。2012年のFC限定ベスト『FAN'S MADE BEST』には収録されていたが一般発売アルバムにおいては「潮騒ドライブ」もアルバム初収録、『FAN'S MADE BEST』で初音源化だった「光の粒」は初の一般発売となった。リマスターはワーナーの田中龍一が担当。ただでさえ過去のベスト盤との重複が多い上に数曲追加したとはいえST配信で出したプレイリストをCD化しただけだったためか、最低売上を更新する事態となった。

初回盤はアクリルスタンド付の豪華BOX仕様。
ファンサイト会員限定盤は初回盤の内容に加えて結成25周年記念メモリアルプレート付属。
通常盤はCDのみ。
アルバムにおいて特典がグッズのみなのは初となった。

4thアルバム以降、小渕健太郎による1曲ごとの解説が記載されていたが、今作は小渕健太郎による全曲手書きの歌詞ブックレットとなっているのみで解説は記載されていない

季節ごとのプレイリストとして概ねそれっぽくまとまっているが、チョイチョイ発売時期やイメージと季節が一致しない曲や、そもそも季節感があまりないが無理やり埋めるように選曲されている曲もある。「NOTE」「コイン」なんか歌詞に思いっきり雪や冬が出てくるのに堂々秋に選曲されていたりもしてやはり秋は難しいか…。他にも違うんじゃないかなと思うのは「ここにしか咲かない花」は春というより初夏、季節よりも島(『瑠璃の島』)のイメージ、「晴々」は過去のタイトルをふんだんに盛り込んだ記念曲で季節を特定するものではないんじゃないか、「陽だまりの道」は秋よりは春(タイアップは春クールのドラマだが発売は6月だった)、「STAY」は冬じゃなくて真夏のバラード(『官僚たちの夏』主題歌)でしょ…という辺りか。「STAY」以外のなんか違くない?という曲がいずれもCD用の追加曲に集中しているんだけど、追加曲はもう少し吟味できなかったのだろうか。別バージョンとはいえ「卒業」を2回も聞かされるくらいなら春に「Blue Bird」、夏も「晴々」選ぶなら「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」、秋は「陽だまりの道」よりは「あなたと(絢香×コブクロ)」、冬は「STAY」よりは「Holy Snowy Night」の方がマストだったと思うんだけど…。

それでもどれも出足は季節感が強く、ある程度は季節を感じながら懐かしく聞く事ができる…が、やっぱり季節に関係なくバラード多すぎるなぁ…という食傷気味な感じにはなってしまう。『ALL TIME BEST 1998-2018』を最後に「願いの詩」や「蒼く 優しく」「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」程度で過去曲はほとんど繰り返し聞いてなかったのでけっこう久々に聞く曲がほとんどで最初は懐かしく聞き始めたものの、やはりすぐに飽きてきてしまった。あれだけの大ブレイクは必然だったと思えるくらいの名曲揃いではあるけど、これほどまでに売上が伸びなくなるくらい飽きられてしまったのもまた必然だったのかもしれないと改めて思った。

ALL TIME BEST 1998-2018』で一撃完全完結してしまっている以上は思いっきりマニアックに寄せた裏ベストでもない限りは今作は季節ごとにプレイリスト的に配信する、それだけで十分でパッケージで残すほどの価値は見出せなかった。ライブで披露しているというリアレンジをメインとした再録音アルバム、いわゆるセルフカバーアルバムの類の方がコアなファンに望まれていて今作よりは遥かに売れるのでは…とも思ったがそういう手間をかけない既存音源寄せ集めベストアルバムを決算期に出してほしいというワーナーの要望を了承したというのが実際のところなのかも。

B0CPLNDJ42初回盤  B0CPLPSPQ2通常盤 

印象度★★★☆☆

2024.5.6更新

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