MOTHER
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | LOVELESS | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | 10/4先行配信 |
2 | ROSIER | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | 3rdシングル |
3 | FACE TO FACE | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
4 | CIVILIZE | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
5 | GENESIS OF MIND〜夢の彼方へ〜 | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
6 | AURORA | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
7 | IN FUTURE | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
8 | FAKE | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | |
9 | TRUE BLUE | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | 4thシングル |
10 | MOTHER | LUNA SEA | LUNA SEA | LUNA SEA | 5thシングル |
リリースデータ
2023年11月29日 | 初登場4位 | 売上1.9万枚 | Produced:LUNA SEA | エイベックス |
メンバー
Vocal | RYUICHI |
Guitar,Violin | SUGIZO |
Guitar | INORAN |
Bass | J |
Drums | 真矢 |
LUNA SEA2ndセルフカバーアルバム。1994年の4thアルバム『MOTHER』を全曲セルフカバー。『STYLE』と同時発売。2011年の『LUNA SEA』以来となるアルバム丸ごとのセルフカバー作品。再結成後2011年に新曲シングルCDと『LUNA SEA』をリリースした際はエイベックスに移籍しており、その後すぐにユニバーサルに出戻りしていたが、今作では何故かエイベックスへ再移籍してのリリースとなった。『CROSS』に続いてStephen Lillywhiteをミックスエンジニアに起用している。
初回限定盤Aは「LOVELESS」MV&メイキング収録DVD付。
初回限定盤Bは「LOVELESS」MV&メイキング収録Blu-ray付。
通常盤はCDのみ。
SLAVE限定盤 PREMIUM BOX
AはLIVE CD 『THE BEST OF LUNA SEA 2023』2023.5.27「A
Rosy Show」Selection、DVD『THE
BEST OF LUNA SEA 2023』2023.5.27「A Rosy Show」Selection、「MOTHER」オリジナルTシャツ、『THE
BEST OF LUNA SEA 2023』スタッフパス、BOOK 『THE BEST OF
LUNA SEA 20232』2023.5.27「A Rosy Show」 ライヴ写真集付属。
SLAVE限定盤 PREMIUM BOX
BはAと同内容で『THE BEST OF LUNA SEA 2023』2023.5.27「A
Rosy Show」SelectionがBlu-rayに変わる。
2018年に『IMAGE』『EDEN』の再現ライブは行っており、今回はそれに続く『MOTHER』『STYLE』の再現ツアーを行う事が決まる中で、セルフカバーが決まったとされており、真矢によればけっこう急な感じだったという。企画としては『LUNA SEA』と同じなんだけど、近年はRYUICHIが2019年に肺腺がんの手術、2022年には静脈瘤(微小血管病変)を除去する手術を行い、いずれも早期に復帰はしているものの50代半ばに向かう中で全員が健康に活動を継続できるのがいつまでも永遠では無い事を改めて実感する事態が続いていた事もあって新作よりもセルフカバーに話が向かったのかなとはなんとなく思った。
演奏に関しては基本的には当時よりもクリアな音でパワーアップした感じはあるんだけど、全体にドラムが当時よりも細い。サウンド感に関しては『CROSS』に続いてStephen Lillywhiteをミックスエンジニアに起用した影響がそのまま出ているのもあるのかも(先の真矢インタビューからもドラムの音作りについても語られている)。全体にクリアになりドラムの重さが軽減された事でかき消されずに各楽器の音が聞き取りやすくなっているような。ボーカルはやはり1番変化を感じやすいところではあるが、「LOVELESS」ではそんなに違和感は無かった。それ以外のアルバム曲はそもそもそこまで馴染むほど聞いていなかったのでこれはこれでカッコいいなと自然に思えた。ただ「ROSIER」「TRUE BLUE」「MOTHER」といった聞き慣れたシングル曲に関してはやはり変わった感じはあって、高音の伸びやキレはやはりだいぶ無くなっているように思う。2011年の『LUNA SEA』はまだ40代に突入したばかりの頃だったのと本格的に再始動した最初の頃で勢いがみなぎっていたのもあって、まあ普通にあの時期から短い期間に順番にセルフカバーしていっていたら今作より迫力のあるものは出来上がっていただろうとは思う。それでも最もバンドに勢いがあった時期のアルバムを50代になってほぼ当時のままやり直すという難関に挑むというのもなかなか無い事で(GLAYがやっているようなリミックスならあるけど)、今でもこれだけやれることは十分に奇跡的な事なのかもしれない。
印象度★★★★☆
2024.1.6更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。