Impressions

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 けんかをやめて 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 7thアルバム『REQUEST』収録曲 河合奈保子へ提供 セルフカバー
2 明日の私 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 23rdシングル 最高19位 売上11.6万枚
3 マージービートで唄わせて 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 6thアルバム『VARIETY』収録曲、11thシングル(カット) 最高78位 売上0.9万枚
4 Forever Friends 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 8thアルバム『QUIET LIFE』収録曲
22ndシングル『幸せの探し方』C/W(カット)、94年『本気でオンリーユー』再発盤C/W(カット)
5 恋の嵐 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 13thシングル 最高20位 売上8.1万枚7thアルバム『REQUEST』収録曲
6 シングル・アゲイン 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 18thシングル 最高2位 売上53.9万枚8thアルバム『QUIET LIFE』収録曲
7 もう一度 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 10thシングル 最高20位 売上10.8万枚、6thアルバム『VARIETY』収録曲
99年再発盤 最高35位 売上1.6万枚
8 マンハッタン・キス 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 20thシングル 最高11位 売上20.8万枚8thアルバム『QUIET LIFE』収録曲
9 元気を出して 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 15thシングル『夢の続き』C/W7thアルバム『REQUEST』収録曲
17thシングル(カット) 最高70位 売上1.3万枚 薬師丸ひろ子へ提供 セルフカバー
10 本気でオンリーユー(Let's Get Married) 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 10thシングルC/W、6thアルバム『VARIETY』収録曲
94年再発盤(A面) 最高48位 売上2.3万枚99年10thシングル再発盤C/W(カット) 
11 告白 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 19thシングル 最高3位 売上38.5万枚8thアルバム『QUIET LIFE』収録曲
12 純愛ラプソディ 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 24thシングル 最高5位 売上89.6万枚
13 リンダ 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 5thアルバム『Potrait』収録曲 再録音 アン・ルイスへ提供 セルフカバー
14 家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム) 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 8thアルバム『QUIET LIFE』収録曲21stシングル(カット) 最高18位 売上10.2万枚
15 竹内まりや 竹内まりや 山下達郎 7thアルバム『REQUEST』収録曲16thシングル(カット) 最高55位 売上2.6万枚
再発盤シングル 最高18位 売上10.7万枚 中森明菜へ提供 セルフカバー

リリースデータ

1994年7月25日
1999年6月2日(再発)
初登場1位
最高58位
売上302.3万枚
売上4.7万枚
Produced by TATSURO YAMASHITA MOON RECORDS

竹内まりや2nd公式ベストアルバム。82年の公式ベスト『VIVA MARIYA!』の続編的作品で84年のMOONレーベルへの移籍&活動再開〜94年当時の最新シングル「純愛ラプソディ」までを収録。『QUIET LIFE』以降の明日の私」「純愛ラプソディ」がアルバム初収録(オリジナルアルバムには未収録)。「リンダ」のみ移籍前の曲だが移籍後にカラオケ用に再録音したとされており、オリジナルと同じアレンジ、同じ演奏メンバー、同じエンジニアで録音されている。歌詞ブックレットには山下達郎による詳細な曲目解説が付属する。2ヶ月後には「もう一度」C/Wだった「本気でオンリーユー(Let's Get Married)」をA面、「幸せの探し方」C/Wだった「Forever Friends」をC/Wとした1度シングルとしてリリースされた曲同士を組み合わせた再発シングルも発売された。

シングルでは「純愛ラプソディ」が自身最大のヒットを記録する中、初動だけで75万枚を突破して1位を獲得。2週目は3位となったが、3,4週目には2週連続1位となり、合計3週1位となった。95年秋まで100位以内66週ランクインで自身最大の300万枚突破の記録的ヒットとなった。94年当時の初回盤はスリーブケース仕様

99年にレーベル再編による品番変更で再発されているが、O社ではこの再発盤は別集計となった。99年再発盤は01年に『Bon Appetit!』発売時に初めてトップ100にランクインして3週連続ランクインした。以降は300位集計に拡大した03年、05年は1週のみ、07〜08年にかけて長くランクインした。『Expressions』発売後は2度しか浮上していない。品番がAMCMなのが94年盤、WPCVなのが99年盤となる。

今作の山下達郎ライナーでは「駅」のみアイドルシンガーへ提供と書かれて中森明菜の名前を出さないようにしている。これはライナーでそのアイドルシンガーによる曲の解釈が酷いのに憤慨していたと言及しているためと思われる(中森明菜の名前自体は他の曲のライナーで登場している)。このため達郎の明菜批判として注目を集めたが、2017年の『REQUEST』30周年リマスター盤の「駅」のライナー部分では普通に中森明菜の名前を出し、否定的なコメントもしていない。

08年の『Expressions』は主にDISC-2が今作の時期に該当し、「明日の私」以外の14曲が重複。このため現在はほぼ役目を終えているものの、その「明日の私」は長年今作にしか収録されていなかったので2019年に『Turntable』に収録されるまでは「明日の私」を聞くにはシングル盤か今作しか無かった。1枚モノとして、またシンガーソングライター以降の竹内まりや入門としては現在も聞きやすくて優れた1作。この時期のシングルが網羅されているわけではないが、14年経っても選曲が変わらなかった事からしてもやはり選曲はこれがベストだと思う。個人的にもこの時期までの曲は全てリアルタイムではない。しかし世代が違ってもどこかで聞いたことのある曲も多く、全曲スタンダード性の高いポップナンバーで聞いてて飽きないし古く感じない

B001F690IG94年盤 B0000074BI99年再発盤   

印象度★★★★☆

2018.1.17修正

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