2022年12月の配信シングル(後編)

2022年12月の配信シングル(後編)

ツラいチャプター/メイプルと君と /20th Century

2022年12月19日
2ヶ月ぶり新曲は初の両A面。V6解散後、5月に再始動して4作5曲目という事になり、ハイペース。まあジャニーズだとシングル1枚でも複数商法等で4,5曲は新曲入るのが常なのでシングル1枚分を1年かけて小出しにしたといえばそうなんだけど、配信で1年に4作も出したジャニーズなんてのはなかなか異例なのでは。

ツラいチャプター

作詞:谷中敦、作曲:川上つよし、編曲:sugarbeans
作詞作曲は東京スカパラダイスオーケストラのメンバーによる提供。このためかアレンジは違うがスカパラ感のあるブラスポップナンバー。ここまでの楽曲の中でも最も間口が広そうな明るさ。
★★★★☆

メイプルと君と

作詞:井ノ原快彦、作編曲:冨田恵一
作詞が自作。井ノ原快彦はV6の初期の頃から作曲も手掛けていただけにもっと発揮してもいいと思うんだけど今回は作詞だけか。それよりも滝沢秀明が急に辞めてしまって後任になってしまったのが大丈夫なのかが心配だ。こっちの活動に影響が出なければいいが…。一転してこちらは落ち着いた大人のトニセンを聞かせるバランスのいい1曲。
★★★☆☆

むすんでひらいて/相川七瀬

2022年12月21日
2012年の『今事記』の続編となる『中今』(1月25日発売)からの先行配信。ROCKではない相川七瀬の「魂」の言の葉の集合体と称されており、2001年に『The Last Quarter』を出してからは時々しっとり系の路線をやっていたがここ10年は王道のロック全開だったのでいきなり別人のようなしっとりっぷりに驚いた。しかも今回は宮本卯之助商店のプロデュースで雅楽を取り入れており、イントロから和風。そこまで行ってしまうか。ちょっとやりすぎ雅楽になってしまってないか不安が…。
★★★☆☆

柊/熊木杏里

2022年12月21日
12ヶ月連続配信第10弾。何故か公式サイトがクリスマス前に更新終了してしまったのか告知をサボったため、Twitterのみで配信告知された。先日のアルバムではアレンジャー交代になってしまったがその前の2作(『なにが心にあればいい?』『人と時』のアレンジを担当していた森田晃平がゲスト参加し、ウッドベースを演奏。ピアノとウッドベースによるシンプルな編成。いつも通りデモっぽい事に変わりはないがウッドベースが入って少しだけアレンジされているようなイメージ。
★★★☆☆

Winter Story/FLOW

2022年12月21日
埼玉のラジオ局NACK5「Winter Aloha 2023」キャンペーンソング。「デイドリーム ビリーヴァー」の流れで新曲が出ていたので聞いてみた。ド王道のウィンターソング。ややクリスマスっぽい装飾もあるものの、冬の間使用するキャンペーンの曲なので、あくまで冬の曲という感じに仕上げていて好感触。こういう冬全開なのは無条件で季節を感じられて好きだな。それにしてもFLOWってこんなに声高かったっけ。
★★★★☆

heart notes/鈴木愛理

2022年12月23日
特別上映『かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-』エンディング。鈴木愛理はZetima所属だったためハロプロと同じ扱いでDLのみでストリーミングを行っていなかったが、このタイアップでは鈴木雅之と同じEPICからのリリースになっているため、6月のシングルCD「ハートはお手上げ」に続いてストリーミング配信された。完全に移籍したのかかぐや様タイアップをEPICが牛耳っているために限定的移籍なのかは不明で、9月に配信リリースした「Pink Shadow(ANIMALS Ver.)」はアップフロントレーベルのままなのでDLのみ配信だった。

王道J-POPバラード。う~ん…ここまで奇をてらわない王道バラードとなると…もうホント… バ ラ ー ド としか…。
★★★☆☆

Very Merry Christmas/愛内里菜

2022年12月23日
1年ぶりの新曲。同時配信だった前2作で愛内里菜名義に戻しており、先日実は「愛内里菜」の使用を巡ってB社と裁判になっていてB社の契約が不当として愛内里菜側が勝利した事が報じられていた。

意外としっとりしがちなクリスマスソング界隈だが明るくアップテンポな王道クリスマスソング。これは問答無用に良い…が、3日前配信って。3日間聞いてあっという間にシーズンオフ。また来年!
★★★★☆

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