2022年12月21日
初登場1位 売上10.3万枚
初登場32位 売上0.26万DL(Happy birthday to Me!)
初登場35位 売上0.25万枚(Swing Swing Paradise)
半年ぶり通算72枚目のシングル。
新たに16期メンバーとして櫻井梨央が加入。13期、63rdより参加していた加賀楓が卒業を発表して最終参加シングル。センターとして大きくフューチャーされているものの、当人は12月10日のライブをもって活動を終了したため、発売時点で既に卒業済み。何故卒業前の発売にならなかったのかは不明。「Swing Swing Paradise」のセンターを担当して、SPと初回Aのジャケ写でも思いっきりセンターの位置にいて及びYouTubeでのMVのサムネも単独で飾っているのに発売11日前に全ての活動を終了してて本人不在って…。
初回生産限定盤SPは2曲の加賀楓ソロVer.MVと加賀楓インタビューを収録した加賀楓仕様のBlu-ray付。
初回生産限定盤Aは「Swing Swing Paradise」MV&メイキング収録Blu-ray付。
初回生産限定盤Bは「Happy birthday to Me!」MV&メイキング収録Blu-ray付。
通常盤A,Bはそれぞれ「Swing Swing Paradise」仕様、「Happy birthday to Me!」仕様でそれぞれ初回生産分にソロ13種+集合1種の14種のうち1種のトレカ付属。
今回はCDの内容は全種共通(Bでも曲順入れ替えもなし)。
3曲目に収録されている「Swing Swing Paradise」のInstrumentalはSpecial Editとなっていてオリジナルより20秒ほど短く、エンディング部分が削除されたものとなっている。
1.Swing Swing Paradise
編曲は平田祥一郎。
タイトル通りにスウィングしたようなノリになっているんだけど、メロディーはいつもの動かない感じのチャチャッチャチャッチャー。相変わらずアレンジャーの手腕でなんとか個性をつけているもののメロディーがキャッチーじゃないのでどうにもならない…といういつもの感じにしか聞こえない…。つんくとしてはこのような考えで個性を出すために必要な事をしているようで、確かにここ10年くらいいつものつんく曲という唯一無二の個性はあるんだけど、固定ファン以外に広げたいなら必要なのそこじゃなくない?
何故かカラオケ(Instrumental)ではSpecial Editでエンディングがカットされているが、1度演奏が終わった感じになってから冒頭部分を加工したようなトラックが入ってフェードアウトしていくというリミックスを追加したみたいな部分をバッサリカット。この部分を入れた理由はつんくが語っているのだが、カラオケで抜いた理由は謎だ。
★★★☆☆
2.Happy birthday to Me!
編曲は大久保薫。
“今のモーニング娘。が歌うべきメロディー”として”つんく♂としての特徴をアピールすべき。それは、耳に残るメロディー。歌いやすそうなメロディー。でも、実際はリズムが難しく歌いごたえのあるメロディー。”とコメントしているが相変わらずいつものチャチャッチャチャッチャーでリズム感重視。これは”つんく♂としての特徴”として存分過ぎるほどアピールされているし、”リズムが難しく歌いごたえのある”というのまでは分かるんだけど、“耳に残るメロディー。歌いやすそうなメロディー”というのは正直もうとっくに失われているというか、そこを目指すのを止めたのだとばかり思っていたので未だに”耳に残るメロディー”なんてコメントを出してきた事はかなり意外。少なくともかれこれ10年くらいはチャチャッチャチャッチャーというリズム感重視でメロディアスさ皆無の曲が続いてて耳に残る歌いやすそうなメロディーなんてつんく曲で出てきたためしがないような…。2016年に「泡沫サタデーナイト!」がファン以外にやっぱこれだね!みたいな評判の良さだったりしたようにかつてのつんくの”耳に残るメロディー。歌いやすそうなメロディー”を聞いて育った故・津野米咲が書いたあの曲の評判がその答えだったのではないのか。何故かここに来て外部提供が止まってしまい、全曲つんくに戻ってしまった事からもモーニング娘。は全部俺が書くという意向っぽいし、思い入れも強いんだろうけど信頼できる後進作家を全く育てず、新アレンジャーの開拓も止めてしまっただけに最早変化しようがないか…。特にここ数作での横一線っぷりはそれ以前より遥かに横一線すぎてるように思う。
★★★☆☆
Swing Swing Paradise
モーニング娘。’22
Happy birthday to Me!
モーニング娘。’22
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