永遠/Mr.Children

2022年3月24日
配信限定
初登場1位 売上6.7万DL

B09V7Y6HC5

1年半ぶりの配信シングル。アルバム『SOUNDTRACKS』から新曲自体1年3ヵ月ぶりで小林武史が2015年の『REFLECTION』以来7年ぶり復帰。

ハイレゾが無くてもCD同等音質での配信を行っているOTOTOY(DL)やAmaozon Music(ST)でも一貫して圧縮音源でしか配信していなかったが今作ではOTOTOYでの配信はそもそも行わず、Amaozon MusicでもSD(最低音質)配信となっていて、CD同等音質での配信に対応している配信サイトでも圧縮音源1択でしか配信させないスタイルは今作でも引き継がれた。

永遠

確認せずともアイツが帰ってきた…しかも前よりも遥かに強い…!!インフレバトル漫画のような心情になるピアノまみれストリングスまみれの6分越えの超大作!君は生き残る事ができるか!?

ピアノ始まりとバックバンド化する3人といういくら久々とはいえここまでコバチル最盛期をストレートに行くとは思ってなかった。コバチル再来は覚悟していたがここまではコバヤーシタケレンになってしまうとはかつての天才職人小林武史とミスチルの再コラボを期待するのはやはり叶わぬ妄想であった。30周年なんだし「turn over?」みたいな初期ノリの曲もこないだ作ってたんだからそういうのを小林武史で聞きたかっ

ただよく聞くとストリングスの使い方やバンドとのバランスは一応離れた期間を反映しており、あの頃とはなんとなく違う雰囲気にはなっているようには思う。ある程度の存在感があるベースドラムはコバチル末期よりは存在感はある。…いやでも1番3人の存在感皆無だったの『SENSE』の方で、『[(an imitation)blood orange]』ではベースドラムはそこそこ存在感あったから今作とさほど変わらないかもしれない…。ギターはいかんともしがたく特に今作ではストリングスの強いラインにかき消されてほとんど聞こえない。片隅に追いやられていた時の方が片隅で被らずに鳴っていただけまだ聞こえた。「祈り~涙の軌道」が1番今作に近いと思うが、肝心のメロディーもさほど強いとは思えない。何度聞いてもほとんど残ってこなくてさすがに焦った。なんだかんだメロディーが弱いここ最近のアルバムでもリード曲くらいは最終的にサビが浮かぶくらいにはなっていたのだが…。

残っているファン層や特に前のアルバムの賛否を考えるとコバタケ待望論がかなり高まっていたのでそれが爆発してまあ今回のような評判になるのかとも思うけど、この調子だとコバチルに本格的に戻るかもしれない。ストリングスを入れる試行錯誤は毎作ごとに色々な人と組んできたことからも分かるように探り続けてきていたように思うし、結局戻ってきてこれがしっくりくるとなった可能性も非常に高い。

『REFLECTION』以降でありえないと思っていたセルフプロデュースや田原さんの頼もしいお言葉の数々(というほど発言量は多くないが「まだやりたい事はたくさんある」とかしっかり意見を言いながらギターレコーディングに挑んでいく姿とか)も見ることができたのでもう十分満足している。このまま多くのリスナーの望み通りにコバチルに戻ってしまい大いなるマンネリで突き進むならそれはそれで仕方ないだろう。
★★☆☆☆

コバチル
ここぞという時の必殺的な作風だったのがいつしか毎回ピアノまみれストリングスまみれになった00年代半ば以降のミスチルを指す当サイトオリジナル用語コバヤーチルドレンの略でコバチルとしているが、ピアノストリングス&バックバンド化の進行度合いやアルバム全体の作風、ウンザリ度によってコバヤーシルドレン→コバヤーシタドレン→コバヤーシタケレンと進化していき最終形態はコバヤーシタケシン、と一応定義している。略称にするとコバチル→コバシルときてその次以降は全部コバシタになってしまうので略称としてはコバチルで統一して通常は使用する。

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