2022年8月31日
2022年8月24日(先行配信)
初登場2位 売上0.6万DL(Special Edition、アルバム扱い)
初登場17位 売上0.7万DL(好きというのはロックだぜ!)
初登場36位 売上0.4万DL(バンドエイド剥がすような別れ方)
初登場1位 売上68.1万枚
前作から5ヵ月ぶり、30枚目のシングル。
Type-A,B,C,D,通常盤の5種発売。C/W3曲目が異なる。
A~DはBlu-ray付。今作では48/46史上初MV収録が削除され、全て異なる特典映像が収録されている(最低でも表題曲MVが共通収録枠だったため共通収録枠が無くなった)。2021年の夏の全国ツアーの東京以外の地方公演のライブ映像をテーマごとに4,5曲ずつ+5期生の個人PVが4種に分割収録されている。
結局のところBlu-rayは各30分程度しかなく、MV収録が無くなった事でむしろDVDで1時間近く収録されていた頃よりも収録時間は縮小している。MV収録を廃止した理由は明言されていないが、MVは公式YouTubeチャンネルに上げているのでそちらで見るようにアナウンスされた。MVはこれまで通り5曲(本来は表題曲共通+A~Dにもう1曲ずつ収録)制作されていて順次公開された。
1期生の樋口日奈、和田まあやが同時に卒業を発表、今作が最終参加作品。昨年以降相次ぐ卒業により1期生は秋元真夏、齋藤飛鳥の2人だけとなり、今作より2期生は既に鈴木絢音1人になっているため、1期2期合わせても残り3人となる。
舞台出演中に体調不良で途中中止となったまま休養に入った早川聖来は休業中で不参加。
掛橋沙耶香は発売直前の8月29日の明治神宮野球場公演アンコールでステージから転落骨折した事で休業を余儀なくされ、残り2日間及び以降の全プロモーション出演不可となった。清宮レイも9月になって体調不良欠席が増え、9月17日に一部休止として活動セーブを発表した。
5期生の加入発表が遅れていたため前作の5期生曲に名前が無かった川崎桜は今作で初めて名前がクレジットされた(wikiでは何故か前作の歌唱メンバーに勝手に名前が加えられているがブックレットの歌唱メンバーには川崎桜のみ掲載されていなかった。またMVには池田瑛紗と共にシルエットで密かに参加していたとブログで明かしていたがレコーディング参加には言及していない)
1.好きというのはロックだぜ!
田村真佑、久保史緒里、梅澤美波、秋元真夏、岩本蓮加、筒井あやめ
与田祐希、齋藤飛鳥、賀喜遥香、山下美月、遠藤さくら
賀喜遥香がセンター。前々作「君に叱られた」以来2度目。休業した早川、前作センターのアルノは選ばれていない。新たに5期生が選ばれていないため、5期生の参加は5期生曲のみとなった。前作センターがいきなり選抜落ちするのはグループ史上初。48グループではNMB48で2015年「ドリアン少年」で初センター抜擢された須藤凜々花が、次のシングル「Must be now」がダンス系の少人数9人選抜であったためいきなり選抜から外れたという過去の例は存在する(この時はC/Wが通常選抜メンバー枠のようになっていてそちらには入っていた)。金川紗耶と弓木奈於が初選抜、佐藤楓は23rd「Sing Out!」以来3年ぶりの選抜復帰。樋口日奈は最終参加。
作編曲は野村陽一郎。近年だと日向坂46「キュン」「ドレミソラシド」始め日向坂46への提供が多く、櫻坂46でも2曲提供していたが、乃木坂46では遥か昔2013年『ガールズルール』C/Wのアンダー曲(齋藤飛鳥のアンダー初センター)「扇風機」編曲のみを担当しており、それ以来(つまり「扇風機」編曲を手掛けてから6年近く関わりが無かったのに「キュン」以降作曲込みでの提供が増えた)。
ひたすらドンドンドンドンドン言い続けるリズム音といい全盛期AKB48を思わせる量産型アイドルポップナンバー。メロディーの良さはさすがだがファン向け特化で前作の攻めから一転して守りどころではないというか、前作の騒動に策士家がブチ切れてめんどくせーなじゃあこういうのでいいんだろ?とでも言いたげな投げやり感もあるようなないような…。
この君を好きになって世界が変わったみたいな内容はほとんど「君の名は希望」のはっちゃけバージョンみたいなノリだし、僕が1番僕が嫌いだとか友達なんかいらないと思ってたとか昨年「僕は僕を好きになる」で扱ったばかりの描写でこれをド頭から炸裂させる…そんな過去の焼き直し組み合わせを露骨にやってくるとか最早挑発のようにも…。しかも君を好きになって世界が変わった、生まれ変わったんだ!まではいいけど、テンション上がりすぎてしまったのか生まれ変わったんだから僕を好きになってくれって…ナンダオマエ…オマエナンダ…ナンナンダ…。ロックだぜ!じゃない、コイツは…好きになってくれと迫るやべぇ奴だぜ!前作C/Wに「好きになってみた」があったので「好きになってくれ」じゃタイトル被りすぎだと分かって慌ててロックだぜ!にしたとかだったりして
普通にいい曲だけど、策士家がへそ曲げた感が漂い過ぎているような…。切ないピアノイントロや明るくてド直球のドンドンドンドンドンアレンジにも関わらずどこかメロウなところもあるなど曲自体はいいんだけど、結局今年の紅白も過去曲送りになるかもなぁ…。
MVは曲とは無関係で賀喜遥香が夏休みをどうしようか脳内会議を開き、3~4人ずつに分かれたメンバーが賀喜遥香の各人格を担当して仮想シュミレーションを行うというユニークな内容。数名ずつに分ける事で極端に目立たないメンバーやいたのかいないのか分からないような扱い(前作で顕著だった)にはならずに、割とみんなそこそこ目立っていて非常に好印象。
★★★★☆
2.Under’s Love
アンダー曲。センターは和田まあや。初期の乃木坂46は最初期で辞めない限りは10thシングルまでに1期生を全員1回は選抜入りさせる方針で毎作ごとに入れ替えていた(俗称で「思い出選抜」と呼ばれていた)ので、万年アンダー組であった和田まあやも「気づいたら片想い」での選抜入りを経験している(あと「しあわせの保護色」の1期生全員選抜が2度目)。これにより不参加だった「生まれたままで」以外の全アンダー曲に参加し、アンダーライブ皆勤(山崎怜奈も同様だったが卒業したために今作で和田が1つ記録を伸ばした)、乃木坂46歴代全メンバー中ライブ出演回数ダントツ最多記録となっている和田まあやの最終参加曲にして初センター。こうして並べると継続は力なりを地でいくレジェンドメンバーだったな…。5期生は合流せず別稼働のまま、山崎怜奈の卒業に伴い2期生がいなくなり、1期生の和田と3期4期で構成されている。アンダー曲が共通収録枠になるのは23rd「Sing Out!」C/W「滑走路」以来。
和田まあやのための楽曲といった趣き。「アンダー」という曲も過去にあったが、そこまで心を抉るような歌詞ではなく、むしろUnder’s云々は無理やりくっつけた感じもあるラブソングになっている。しかし“センターのあのダンサー口説きたいと相談された”とかこの10年の中でマジで和田まあや言われた事あるんじゃないか…と思うような絶妙なリアル感を醸し出してくるのがまさに作詞家ならぬ策士家たるゆえん。卒業ソロじゃないのでファンへの感謝とか個人への宛書歌詞ではないというのもあってこういう表現を使ってもざわつかないし(卒業ソロでこんな歌詞入れたら物議)。
作編曲のamazutiというのは元ビーイングの人を中心にしたプロジェクトらしい。この敬也という中心人物は2017年の倉木麻衣のシングル「YESTERDAY LOVE」で作曲を長戸大幸と共作で担当していた久保田敬也と同一人物らしい。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.僕が手を叩く方へ
3期生曲。センターは久保史緒里。3期生でのセンターは2020年の「毎日がBrand new day」以来。加入直後から生田絵梨花とのデュエット曲などで歌唱力にも定評があり活躍が期待されるも体調不良で2018年夏に休業、復帰以降はアンダーを経て選抜復帰していたが、昨年辺りから大活躍状態になっていて前々作には3人ユニット参加と新生乃木團のようなバンドユニット曲「泥だらけ」で山下とWボーカル、前作では新・華の2001年組ユニット「価値あるもの」センターなので3連続で少人数ユニット参加やセンターを担当する事になるし、『乃木坂46のオールナイトニッポン』パーソナリティーを新内眞衣から引き継いで映画や舞台出演も…と今度は大丈夫なのかと心配になるレベルの多忙っぷり。
作編曲は藤谷一郎。気がつけば前述のように先輩既に残り5名(うち2人卒業発表)で、3期生は最早後輩ではなく先輩メンバーであり、割とみんないい年になって20代半ばに差し掛かり始めてきている。というのをさすがに踏まえてきたのかけっこう大人っぽい雰囲気の楽曲。どうしても上がつっかえていたのでいつまでも後輩感があったけどここに来て一気に先輩っぽくなった。
演劇集団っぽい世界観のMVも同様に大人っぽいエレガントな雰囲気。
★★★★☆
Type-Bのみ
3.ジャンピングジョーカーフラッシュ
4期生曲。センターは筒井あやめで初センター。早川聖来は休業中で不参加。
作編曲はKuboty。かなりはっちゃけたノリのド派手なブラスロックナンバー。ジャンピングジョーカーフラッシュでGO! GO!と連呼されても何が何だか良く分からない。しかし押されて流されて行ってしまうような凄い勢いがある。かなり落ち着いた雰囲気でテンションが一定以上は上がらないマイペース系の筒井あやめセンターでこのノリという意外性もある。
MVも泡まみれでノリノリな内容。
★★★★☆
Type-Cのみ
3.バンドエイド剥がすような別れ方
5期生曲。センターは菅原咲月。5期生参加は今回この曲のみ。加入発表の遅れにより前作に名前が無かった川崎桜は初めて名前が表記された。名前はあったがMVに川崎桜と共にシルエット出演だった池田瑛紗も含めて今作ではフルメンバーでMVに参加している。
作編曲はA-NOTE、S-TONE。爽やかアイドルサマーポップだが歌詞は切ない失恋模様。策士家っぽいトリッキーなタイトルだが、バンドエイド剥がすの痛いので一気にビリっと行くより慎重にゆっくり剥がす人が多いわけでそんなゆっくりした感じに別れを受け入れていく思いを表現している(超解釈)という事のようだ。
バラバラだったクラスメイトが一丸となっていく学園モノ王道な感じのMVも眩しい。
★★★☆☆
Type-Dのみ
3.パッションフルーツの食べ方
3期生3人と4期生遠藤さくらのユニット曲。MV制作されない枠。けっこう大人っぽい路線の曲でそれこそ在籍時だったら白石・松村・衛藤・橋本ラインのお姉さん枠がやりそうな曲をすっかり3期4期メンバーでやるようになったところに時の流れが…。なんとなく梅澤だけがお姉さん枠な印象あるんだけど、年齢的にはもう白石・松村・衛藤・橋本ラインがお姉さん枠扱いされていた年齢と同等以上になっているんだよな…。
楽曲的には作曲は杉山勝彦、岡嶋かなた、編曲は杉山勝彦。みん杉曲(みんな大好き杉山勝彦曲)だが、お待ちかねのみん杉曲とはかけ離れた少し前なら2期生曲でやってそうなクール系の楽曲。みん杉曲は王道良メロ系だけじゃない事を示すようなアーティスティック型みん杉曲といえる。ただクールな曲調に反して歌詞はタイトル通りにパッションフルーツの食べ方が分からないどうすればいいの誰も教えてくれナイナイナイ…というネジが緩みまくった内容。
★★★☆☆
通常盤のみ
3.夢を見る筋肉
ブックレットでの表記は名前のみ6人が並んでいるだけだが、公式には乃木坂軽音部として伊藤と林がボーカル、松尾がドラム、向井がギター、矢久保がベースの5人組バンドとしている。和田まあやはキーボードのサポートメンバー扱いで名義も「和田まあや from 乃木團」とされている。本来通常盤C/WなのでMV制作されない枠だがバンド編成である事を示すために30秒ほどのトレーラー映像が公開された。
乃木團なんかもライブでの拙いながらも生演奏が熱くて良かったんだけど、前々作の「泥だらけ」でもバンドパフォーマンスやったばかりなのにまた別の新バンド結成って…。しかも弾けるメンバーがいるのに謎に初心者ぶち込んで結局ライブで生演奏できないとか、そもそも秋元プロデュースアイドルでのバンド曲共通でバンド曲なのに余計な装飾音まみれでとても初心者が生演奏できるような編曲になってねぇ…というのは今回も炸裂。ドラムとかほとんど打ち込みビートみたいになってるし、なんかギュインギュインギターソロ入れちゃってるけど向井弾けるのこれ…?インスタで時々乃木坂曲のアコースティックギター弾き語りをやっていて単なるコードジャカジャカ弾きではなくアルペジオ駆使して弾いているのでかなりの腕はあるっぽいけどエレキギターでパフォーマンスしているのはまだ見た事無いぞ…。なお矢久保と松尾は全く触った事のない初心者だと正直に明かしている。
曲自体は明るいノリでいいんだけど、一応バンド曲という形でやるならもう少しストレートで初心者が演奏する醍醐味があるようなバンド編曲にしてあげて…。
★★★☆☆
Blu-ray
Type-A
太陽ノック@大阪城ホール(2021.7.14)
ロマンティックいか焼き@セキスイハイムスーパーアリーナ(2021.7.17)
ガールズルール@日本ガイシホール(2021.8.14)
裸足でSummer@マリンメッセ福岡(2021.8.22)
夏曲を4曲。といっても年中披露しているような定番曲ばかりなのでわざわざここで夏曲として括らなくても…というのとやはり見飽きた…という印象が先に来てしまう。ただこのライブから今作までの間に大園桃子、高山一実、寺田蘭世、生田絵梨花、新内眞衣、星野みなみ、北野日奈子、山崎怜奈が卒業してしまったため、1年前なのに既にかなり懐かしい見た目にはなっている。一気に様変わりしてんだなぁ。
五百城茉央、池田瑛紗、一ノ瀬美空
5期生の個人PV。Blu-rayなのに1本30分程度、大体15分でライブ映像を収録しているので大体15分という事でなんか昔の全メンバー収録していた時よりも短いような体感が…。
連続チャレンジ企画に挑む五百城茉央、ひたすらリズムトラックに載せた1シチュエーションのほぼ顔演技(音はリズム音楽主体で本人の声は一部しか入らない)でほっとけない顔を見せる池田瑛紗、王道アイドル的な御伽話風の一ノ瀬美空と個性に溢れつつもアート過ぎないアイドルらしい内容には安心感がある。
Type-B
ファンタスティック3色パン@マリンメッセ福岡(2021.8.22)
ざぶんざざぶん@マリンメッセ福岡(2021.8.21)
Threefold choice@大阪城ホール(2021.7.14)
友情ピアス@マリンメッセ福岡(2021.8.22)
言霊砲@日本ガイシホール(2021.8.15)
先日発売された9th BITHDAY LIVEも全体ライブと期別ライブでこの辺りのユニット曲披露は無かったので貴重な映像集。飛鳥・梅澤・山下による「ファンタスティック3色パン」は9th BITHDAY LIVEでも例外的に披露されていて真新しさは無いが、与田・筒井による「ざぶんざざぶん」は初映像化、堀が卒業したため飛鳥・星野と山下になった「Threefold choice」はこの編成では初映像化、大園・遠藤がアコースティックギター弾き語りで披露する「友情ピアス」は最初で最後の披露にして映像化という超貴重映像、大園・久保・山下・与田による「言霊砲」もオリジナルメンバーでの最終披露となる。
大園最終参加ツアーだったためせっかくギター猛練習で習得した「友情ピアス」はこのツアー限定で終わってしまったが、大園がコード弾きだけでなくイントロやエンディング部分のギター演奏まできっちり習得していたのは驚いた。最後なので気合が入っていたのか。遠藤が緊張しすぎてハモりで歌詞間違えた(?)っぽい挙動を見せるのは御愛嬌。
結果的に飛鳥2回、山下3回、大園2回、与田2回と5曲しかないのに4人のメンバーが複数回登場するという参加状況に偏りが出てしまった事になるがそもそもユニット曲も偏ってるから仕方ない。
井上和、岡本姫奈
いきなり卒業後のIF世界で卒業シングルや卒業写真集のタイトルを大喜利させられる井上和、聞いたことない料理を作らせたら意外とうまくいった岡本姫奈と個性に溢れつつもアート過ぎないアイドルらしい内容には安心感がある。
Type-C
~Do my best~じゃ意味はない@セキスイハイムスーパーアリーナ(2021.7.17)
My rule@日本ガイシホール(2021.8.14)
錆びたコンパス@日本ガイシホール(2021.8.15)
日常@マリンメッセ福岡(2021.8.21)
センターは上から順に岩本蓮加、樋口日奈、山崎怜奈、北野日奈子。「~Do my best~じゃ意味はない」はまだ今後も見れる機会はありそうで、「My rule」は樋口日奈が卒業を発表しているので卒コンで披露して映像化される見込みがあまりなさそうなので映像化はもしかしたら最後?「日常」は『9th BIRTHDAY LIVE』の全体ライブでも披露して2期生ライブでも2期生で披露しているのでなんか最近連続して見たな…という感じで北野卒業後ではあるがそんなにレア感は無い。それでも時系列では最後の映像化になるのかな。
最も貴重なのは山崎怜奈唯一のセンター曲「錆びたコンパス」で恐らく最初で最後の映像化。これ以外はアンダーライブでしか披露しておらず、映像化の見込みはない。そもそもこのライブだって映像化の見込み薄かっただけに「錆びたコンパス」はMVしか映像が残らないか、後年アンダーアルバムで歴代のライブアーカイブから抜粋映像化されるみたいな時にワンチャン…くらいだと思っていたのでここでの選曲グッジョブ。
小川彩、奥田いろは、川﨑桜
イメージ映像&ポエムで美少女感(通常時より幼さを前面に出しているような…)な小川彩、ロケレポートをやるドキュメント風かと思いきやアルパカに間違えられるというスタッフ総出の謎コント映像化するも滑り気味な奥田いろは、これぞ個人PVな変な歌モノPVな川﨑桜と今回も外れは無い。
Type-D
全部 夢のまま@マリンメッセ福岡(2021.8.21)
ありがちな恋愛@日本ガイシホール(2021.8.15)
ジコチューで行こう!@大阪城ホール(2021.7.14)
ごめんねFingers crossed@日本ガイシホール(2021.8.14)
全体楽曲ってなってるけど選抜様による選抜曲じゃないのこれ…。背後に全員いるっぽい映像もあるけど映るの選抜様だけだし…。当時の最新シングル「ごめんねFingers crossed」とC/W「全部 夢のまま」は当然初映像化。「ありがちな恋愛」も『8th BIRTHDAY LIVE」2日目しか映像で残ってなかったと思うのでけっこう珍しい。「ジコチューで行こう!」は夏曲じゃないのか…そういや夏に出したけど夏の要素はあんまりないのか…という感じでこれだけそんなに珍しくない。
「全部 夢のまま」のセンター与田(単独は初)、サイドが星野と筒井という3フロントなのはけっこう変わっていて改めて新鮮だった。星野卒業によりオリジナル編成でのフロント3人の映像化はやはり今作が最初で最後か。一応これ以外に星野の卒業セレモニーで最後に披露されているが映像化の見込み無さそうだし、アルバム特典等で近年の卒コンから各自数曲ずつ抜粋されるとしても星野センター曲のどれかだろうし。
菅原咲月、冨里奈央、中西アルノ
アイドル全開の振る舞いを一通りやらされるがカメラマンオッサンの妄想だったオチがついてもぶりっ子アイドル全開な菅原咲月、フェイクドキュメンタリー風なインタビュー映像で自由に振る舞いまくるのが意外とナチュラルで大物の予感漂う冨里奈央、内容は喋る犬と英語しか喋らない黒人女性との3人の会話劇で小難しい世界観と哲学的な言い回しの台詞がいかにもアートな感じではあるが無表情ではなく愛嬌の良さも見せて平手化の心配はなさそうな中西アルノとこちらも大きな外れは無い。今回は自己満クリエイター系は無く、これはちょっと意味不明でかわいそうだったなというのが無かった。ただ全体に1人1人が短かったような気はする。
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