2023年4月の配信シングル(前編)

2023年4月の配信シングル(前編)

ぐらでーしょん feat. 北澤ゆうほ/KANA-BOON

2023年4月2日
アニメ『山田くんとLv999の恋をする』OP。the peggiesのVo&Gt北澤ゆうほをゲストに迎えた5人編成でのツインボーカル体制。北澤ゆうほの方にキーを合わせているのかサビだといつもよりちょっと低めに支えていて落ち着いた感じも。
★★★☆☆

愛の花/あいみょん

2023年4月5日
NHK朝ドラ『らんまん』主題歌。6月7日にシングルCD発売が決定しているがシングルCDとしては取り上げない予定なので単曲でここで取り上げておく。一応朝ドラ主題歌は毎回耳には入っているが、そういえば三浦大知だけ取り上げ忘

あいみょんは聞かないんですか系問い合わせが筆頭に多いが聞かない理由はなんとなくとしか答えようがない。実際聞いてはいないがTVやラジオで流れているだけで知っている曲や聞き覚えのある曲も多いし良いとも思うがそれだけで十分というか。今回朝ドラという事でいつもより耳に入ってきているので一応フルサイズでちゃんと聞いてみたが…朝らしい良い曲、朝ドラ主題歌って感じ。良い曲。しかしこれ以上聞こうとは思わない。現時点ではそんな感じ。
★★★★☆

Circle/花澤香菜

2023年4月5日
アニメではなくテレビ東京のドラマ『俺の美女化が止まらない!?』OP。移籍第1弾だった「Moonlight Magic」もテレ東ドラマ主題歌だったのでテレ東ドラマとパイプが出来たのか?菅原圭による提供曲。”注目を集める令和時代のシンガーソングライター”とあるので注目の新鋭らしい。インタビュー等には応じているが、顔出しは厳禁になっているのか顔は出てこない。

提供者も元々こういうイメージの人ではないらしいけど、まさかのロック系。けっこう攻めた感じではあるが、移籍してからはけっこう刺激的な曲が続いていてなかなか面白い。
★★★☆☆

君がいるから/門脇更紗

2023年4月5日
アニメ『BIRDIE WING -Golf Girls’ Story-」Season 2 エンディング。制限極まる2021年にようやくメジャーデビューに至るも配信単曲リリースが続き、昨年7月にようやく初のCDアルバムをリリースできたもののそれっきり新作が途絶えていたが9ヶ月近くぶりの新曲。アニメに合わせて友情を描いた楽曲。キャッチーで思いのほかけっこう耳に残る。タイアップが当たればもう少し注目されそうな感じにはなってきているが…。
★★★★☆

Magic/flumpool

2023年4月7日
二夜連続放送テレビ朝日スペシャルドラマ『私小説-発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由-』主題歌。2000年代序盤~半ばにかけてドラマ『14ヶ月~妻が子供に還っていく~』、そして『いま、会いにゆきます』『ただ、君を愛してる』『そのときは彼によろしく』が連続で映画化された小説家市川拓司を取り上げたドラマだったらしい。「いま、会いにゆきます」が自身の特有の体調不良を織り込んだ内容である事は当時も明かされていたが、『ただ、君を愛してる』『そのときは彼によろしく』とその後も謎の病気悲恋ネタの恋愛映画が続くと飽きられたのかパッタリ映画化が止まりこの作者の印象もそれっきりになっていたがそうかもう15~20年近く前になってくるんだな…(遠すぎる目)。いつの間にか発達障害を公表していたのは知らなかった。

コンセプトアルバム『A Spring Breath』から1年ぶり、シングル配信としては2021年10月の「その次に」以来久々となる模様。2021年7月にアミューズから独立するもA-Sketchと提携する事で関係は継続しておりそこまで大手からの格落ち感は出ていないようで今秋には15周年武道館も控えているので一定の人気も保っているようだ。いかにも一定の人気を保っていそうな変わらぬストリングスポップバンドスタイル。変わらぬ良さはあるが変わらなすぎるところはあるな…。
★★★☆☆

いつ逢えたら/aiko

2023年4月11日
アニメ『君は放課後インソムニア』OP。アルバムから13日での新曲発売となったがアルバムに収録せず、アニメ放送に合わせて配信でリリースされた。編曲は島田昌典。

バ ラ ー ド

他に何かないかもう1回聞いてみたが…うん、バ ラ ー ド 
★★★☆☆

アイドル/YOASOBI

2023年4月12日
アニメ『【推しの子】』OP。完全なるアニメタイアップだが小説コンセプトも忘れずに原作者自ら小説を書き下ろすという形で継続。タイアップでも小説書き下ろしを絶対条件にしているのかこれ…。Kの国のダンスグループとかAdoの「踊」など語尾をくりんっとする(?)ようなヘンテコなメロディーや構成でインパクト取りに行くっていう近年のヒット曲の典型パターンみたいなところに思いっきり手を出したような感じの1曲。Ayaseによる俺だってこれくらいの曲は余裕で書けるぜ的な自信とikuraによるボカロっぽい曲だろうとこのくらい歌いこなせるっていう自信もみなぎっていて正しくトップシーンにいる人たちって感じ。凄いのと個人的な好みは全く別ではあるが、たぶん今はこういうのがもてはやされヒット曲になるんだろう。Aメロ部分の語尾をくりんっとする(?)変なメロディー、インパクトはあるんだけどなんかこのパターンむず痒い感じになって苦手なんだよな。
★★★☆☆

この中で/三宅健

2023年4月12日
間もなくジャニーズ離脱だが、その直前に昨年のツアーBD/Blu-rayをジャニーズで最後に発売するのに合わせて、昨年のミニアルバムの配信を解禁。合わせて未発売曲である今作も一緒に配信された。離脱後ではなく、離脱前に置き土産的に配信に開放してから出て行くというのはこれは完全に本人の意志だろうか。元メンバーのトニセンが配信メインで活動しているだけに話を通しやすかっただろうし。

トニセンがけっこうポップな方向性を志向していたのに対してカミセンはひたすらクールに趣味に走っていく感じでとっつきにくく、ほとんど印象に残っていないんだけどそのままソロになった感じでスタイリッシュクール路線。やっぱりこんな感じかというのが正直なところ。トラックが大人っぽくクールでカッコいいのに本人のボーカルは永遠の変声期の少年感があるのでミスマッチに感じてしまう。まさかソロ歌手デビューするとは思わなかったけど手話番組レギュラーも終了したし、俳優路線でもなかったし、KEN☆Tackeyなんかもあったし、本人は歌うのに乗り気ではあったのか。
★★★☆☆

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