2023年2月28日
配信限定(DL/ST)
初登場26位 売上0.016万DL
前日2月27日に突如告知された。“スキマスイッチ20周年を記念した”配信限定EPとされているが、2023年7月デビューなので一応20周年期間は7月まで続くものの、20周年ベストとツアーも一通り終えて年明けに新曲「Lovin’ Song」を発表した直後に何故また20周年記念に戻って突然EPにして配信なのかは何の説明もなく意図不明となっている。
新作は無く、既出音源のみを収録。「藍 Live at Asylum Chapel (South London)」「奏(かなで) Live at Asylum Chapel (South London)」は音源のみでは初公開となった。
1.藍 Live at Asylum Chapel(South London)
ベスト盤のリマスターでロンドンを訪れた際に制作されたボーカル+ピアノのみの新録音源でYouTubeで公開されていた。先日の『Lovin’ Song』シングル初回盤Blu-rayにも収録され、制作ドキュメントも一緒に収録されていた。現地でのライブ録音のように見えるが実際にはAsylum Chapelに1日目に機材を持ち込んでボーカルとピアノをそれぞれ別々に録音、2日目にセットを組んで映像撮影を行ったものでライブではないが、音源も映像も同じ場所(Asylum Chapel)で収録されたというちょっとややこしい音源となる。
ベストで亀田誠治によりリメイクされた「藍~僕たちの色彩~」のピアノアレンジでの演奏で、『Lovin’ Song』シングル初回盤Blu-rayでは「藍~僕たちの色彩~」にタイトルを改めて収録していたが今作ではYouTube公開時のタイトルがコピペされいるだけなのでまた「藍」のみのタイトルになっている。
教会でのレコーディングなので特有の音の響きになっていて改めてじっくり噛み締められる仕上がり。
★★★☆☆
2.奏(かなで) Live at Asylum Chapel(South London)
同じく音源のみは初公開となる一緒に制作され、一緒にYouTube公開→の『Lovin’ Song』シングル初回盤Blu-ray収録となっていたボーカル+ピアノのみの新録音源。
説明不要の名曲でどんな形で聞いてもやはり名曲。ただバラード2曲で同じことするよりはもう1曲は違うアプローチの曲の方が良かった気がしなくもない。
★★★★☆
3.未来花 for Anniversary
ベスト盤にはピアノ伴奏のみのオリジナルバージョン「未来花」で収録されていた。「Revival」が主題歌として注目されていた2018年春に「Revival」そっちのけで「奏」に匹敵する曲が書けたと自信満々で御執心だったのがこのバンドアレンジしたバージョンで当時は配信シングルとしてリリース。9月にリリースしたコンピ盤『スキマノハナタバ~Love Song Selection~』でCD化されていた。
今回何故か引っ張り出してきたがまだあきらめきれず、もう1回聞いてくれという事なのだろうか…。人気3曲の別バージョンが収録された今作においては人気があるとも思えないが、“Anniversary”って入ってるから選ばれただけのような気も…。
★★★☆☆
4.ボクノート~for 20th Anniversary with Orchestra~
ベスト盤に収録されていたリメイクバージョン。派手なオーケストラアレンジだがそれ以上でも以下でもない感じでこれも“20th Anniversary”とあったので選ばれただけのような…。Anniversaryではなくもじっただけなので選曲漏れになったベストの新曲「アニバースデー」がちょっと不憫になってくるぜ
★★★☆☆
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