愛のホログラム/SKE48

2024年2月28日
初登場1位 売上31.8万枚
初登場28位 売上0.015万DL(Special Edition/アルバム扱い)

8ヶ月ぶりのシングル。

前作で各タイプC/W2曲に復活していたが今作では再度各タイプC/W1曲に削減された。タイプ数は変わらず、共通収録枠が無くなったため前作より1曲減の全5曲となる。ただ前作の共通枠は過去シングルのセルフカバーだったため新曲数は変わらない。

Type-A,B,C,劇場盤の4パターン発売でC/Wが異なる。A~CのDVDは「愛のホログラム」MVのみ共通で、C/WのMVとメイキング映像は異なる。
A~Cには生写真とシリアル封入の初回盤と付属無しの通常盤での発売、ジャケ写が異なる。

前々作のセンターも担当した青海ひな乃は昨年秋に期間限定で海外で活動するとしてSKE48としての活動休止を発表。卒業ではないとしており、AKB48グループ初のグローバルユニットとしてタイを拠点に活動を開始したQuadlipsのメンバー4人のうち唯一の日本人メンバーとして参加。これに伴い今作には不参加となっている。卒業発表済みでそれぞれ3月末、4月末で活動終了予定の谷真理佳、福士奈央は今作には既に不参加

表題曲、チーム3曲のMVを合計4曲しっかり制作してDVDに収録、MVのない研究生曲も劇場公演映像をMV代わりにアップするなどMV制作縮小&収録廃止傾向の中でSKE48のみ奮闘している。

1.愛のホログラム

青木莉樺、荒井優希、井上瑠夏、太田彩夏、大村杏、鎌田菜月、北川愛乃、熊崎晴香、倉島杏実、佐藤佳穂、坂本真凛、末永桜花、菅原茉椰、髙畑結希、中野愛理、野村実代、林美澪、原優寧

センターは2作連続で末永桜花。作曲はShota Kamatani、編曲はAYOUNG。見ない名前だと思ったら作曲の人はこれが作家デビュー作だった。編曲の人も同じ所属のようだ。

歌謡っぽいコテコテした感じのシリアス失恋ダンスナンバー。まだメロディアスさも残っていた(EDMとか言い出す前の)2000年代後半頃のハロプロにありそうな感じの雰囲気。しかしすっかり知っている顔がいなくなってしまったな…。
★★★☆☆

Type-Aのみ
2.どうでもよくない/Team S

赤堀君江、荒野姫楓、石黒友月、井上瑠夏、上村亜柚香、北川愛乃、鬼頭未来、坂本真凛、中坂美祐、仲村和泉、野村実代、松本慈子

Team S曲。センターは野村実代。
作曲はtee tea、編曲はSHINTA。乃木坂46の「Hard to say」と同じ組み合わせ。オシャレっぽいシティな感じのダンスポップ。
★★★☆☆

Type-Bのみ
2.Cherry17/Team KⅡ

青木詩織、青木莉樺、荒井優希、伊藤実希、入内嶋涼、太田彩夏、岡本彩夏、川嶋美晴、北野瑠華、鈴木愛菜、中野愛理、西井美桜、藤本冬香、水野愛理

Team KⅡ曲。センターは中野愛理。
作曲は川浦正大,Toshikazu.K、編曲はToshikazu.K。
フレッシュな感じの明るいアイドルポップ。作詞家(65)が17歳女子のフレッシュな思いを書き上げたこの曲だがセンターは22歳(発売1ヶ月で23歳)…どころかTeam KⅡだけ10代が1人も残ってなくて全員20代(最年長で17+10歳)。短大だと卒業して社会人、大学生後半~社会人世代しかいない。醸し出す空気が17歳を演じている感が強い気がするのは気のせいではないのかもしれない。MVのぶりっ子っぽいダンスも作っている感が凄いし。10代が多い研究生にこの曲を与えずにわざわざ10代がいない唯一のチームに与える辺りが策士家だが、果たしてそこまで関与しているのか…運営の判断?
★★★☆☆

Type-Cのみ
2.岸辺の少女よ/Team E

相川暖花、浅井裕華、池田楓、井田玲音名、鎌田菜月、熊崎晴香、倉島杏実、斉藤真木子、佐藤佳穂、澤田奏音、末永桜花、菅原茉椰、鈴木恋奈、髙畑結希、林美澪

Team E曲。センターは林美澪。2021年の「あの頃の君を見つけた」で12歳研究生で初センターとなり「心にFlower」でも2作連続センターとなっていたが前2作にはセンターは無く(ソロ曲はあった)、久々のセンターとなった。
作曲は大河原昇、編曲はAPAZZI。

明るくも暗くもなく、爽やかでもシリアスでもないようなどちらでもないところをひたすら行くような形容しがたいナンバー。

MVは唯一曲以外のドラマパートが前後に挟まれていて撮影前にコケて転んだ林美澪が記憶喪失になってしまうという物語が展開し、そちらの方が印象に残る。記憶が無いので全く踊れず苦労するも奮闘して記憶喪失のままなんとか撮影を終えると最後にまたコケて記憶が戻る…という流れなので他のMV以上に林美澪が目立ちまくる展開に。林美澪1人だけ極端に若いようだけど雰囲気が完成されていてあまりダントツ年下感はない。
★★★☆☆

劇場盤のみ
2.Beautiful/研究生

大村杏、篠原京香、杉本りいな、原優寧、森本くるみ、山村さくら、伊藤虹々美、奥野心羽、柿元礼愛、加藤皐生、河村優愛、倉本羽菜、鈴木愛來、高村紗弥、長谷川雅、松川みゆ、南澤恋々

研究生曲。センターは原優寧。2022年春加入の11期生と2023年10月加入の12期生全員で12期生はデビュー曲で楽曲初参加。センターの原優寧のみ22歳と1人年長だがそれ以外は全員10代。作曲は長沢知亜紀,永野小織、編曲はTakahito Nakamura,小木岳司。

電子音の効いた希望を感じさせるフレッシュナンバー。新人メンバーが希望たっぷりにキラキラ歌唱するのが似合うような歌詞になっており、ストレートな作詞っぷり(興味があるほどあえて違う方向で攻めてくるのでドスレートな今作はあまり興味がないやっつけ故とか思ってはいけない)。
★★★☆☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました