2024年12月11日
初登場7位 売上0.96万枚
2023年の40th Anniversary EditionはLP限定、2022年は2013年の30thに限定スリーブをつけただけ(2015,2017,2018も同様の手法)だったため、CDとしては2021 version以来3年ぶり。レコードやスリーブ違いも合わせて通算24作目。収録曲違い(追加)としては「クリスマス・イブ」とB面「White Christmas」の2曲を初代として、英語バージョンとカラオケを追加した2000年盤(英語バージョンとカラオケが2003 NEW REMIXになった2003年盤もあるが曲自体は同じ)、Acoustic Live Versionが追加された2013年30th盤(以降の基本形態でスリーブつけるだけの2015,2017,2018,2022はこの30th盤を使用)、竹内まりや「The Christmas Song」~山下達郎「Have Yourself a Merry Little Christmas」のクリスマスカバー2曲をメドレーにして追加収録した2014 version、30th盤に「Bella Notte」「Angels We Have Heard on High」の最新2019年ライブバージョンを追加した2019 Version、英語バージョンとアコースティックライブバージョンがカットされ、自粛下に自宅でボーカルだけ新録したHome Karaoke5曲を追加した2021 Versionに続く7バージョン目となる。
今回は2021でカットされた英語バージョンとアコースティックライブバージョンが復活、その隙間に2013年のライブ音源3曲が追加収録された。全8トラックは2021と同じだが新規追加が5曲と3曲の差なのか、その追加がボーカル新録音音源か10年以上前の過去ライブ音源掘り起こしかの差なのか、タツローくんグリーティングカード封入を排したためなのか1650円→1430円とこの時代には珍しい値下げとなった。
なおサブスク配信に唯一出しているのは2013年30th Anniversary Editionのままで変わっていない。
1.クリスマス・イブ
2.White Christmas
毎度おなじみ初出から変わらず定位置な2曲。2000年、2003年、2013年(30th)の際はリマスターと謳われたが、以降はリマスターのアナウンスは無く表記も無いし、スリーブ付属だけの年は2013年(30th)盤に戻している事からも2013年リマスターをそのまま11年使い続けているものと思われる。
永遠のスタンダード、この季節には必ず数回は聞いておきたいところではあるし、2000年、2003年、2013年リマスターの違いも最早ほとんど分からないので新規リマスターはしてもしなくてもいいとは思うんだけど、それでもこれだけ数年おきに内容入れ替えるようになったのならまあそろそろもう1回くらいしておいてもいいのかもしれない。
3.My Gift to You(Live Version)
2013年12月19日大阪フェスティバルホール公演でのライブ音源。スタジオ音源は1993年『SEASON’S GREETINGS』に収録。Alexander O’Neal(1988)のカバー。今や30年位以上前になったが初出当時は5年前の曲という比較的新しい曲のカバーだった。
アカペラの曲だが多重アカペラをテープで流してメインボーカルのみ生歌唱と思われる。クレジットはVocal:山下達郎のみ。
★★★☆☆
4.Bella Notte(Live Version)
2013年12月19日大阪フェスティバルホール公演でのライブ音源。スタジオ音源は22ndシングル『ジャングル・スウィング』C/W(「Have Yourself A Merry Little Christmas」とのメドレー)、1993年『SEASON’S GREETINGS』に収録。アニメ映画『Lady and the Tramp』(わんわん物語)挿入歌(1955年)のカバー。よほどお気に入りなのか2019 Versionには2019年のライブバージョンで収録していたが、今回その時より古いライブ音源となる。
前もライブ音源収録した曲をそれより6年も前にさかのぼってもう1回収録って…。スタイルは変わらずアカペラオケを流してメインボーカルのみ生歌唱なので、違いがほとんど分か…。やはり60代後半の2019年より60代前半の2013年の方がまだ艶がある…のだろうか…。
★★★☆☆
5.Have Yourself A Merry Little Christmas(Live Version)
2013年12月19日大阪フェスティバルホール公演でのライブ音源。スタジオ音源は22ndシングル『ジャングル・スウィング』C/W(「Bella Notte」とのメドレー)、1993年『SEASON’S GREETINGS』に収録。ミュージカル映画『Meet Me in St. Louis』(邦題『若草の頃』)でJudy Garland(1943)が歌っていた曲のカバー。よほどお気に入りなのか2014 Versionには竹内まりや「The Christmas Song」とのメドレーという形でスタジオ音源が収録された事があった。
「Bella Notte」のアカペラからオーケストラ演奏へとメドレーのように繋がって収録されているので『ジャングル・スウィング』C/Wのメドレー音源をカラオケにして使用しているのかもしれない。オーケストラライブはやろうと思えば実現は可能と思われるがやっていないのでオーケストラのオケを流してメインボーカルのみ生歌唱の”Vocal:山下達郎”は変わらず。これもライブ音源では無かったが竹内まりや「The Christmas Song」とのメドレーに編集して2014年 Versionに入ってたしなぁ…。『SEASON’S GREETINGS』他にもいっぱい入っているんだからこんなドン被りしなくてもさぁ…。
★★★☆☆
6.クリスマス・イブ(English Version)
英語詞バージョン。初出は1993年『SEASON’S GREETINGS』で、2000年盤に追加収録されて以来3曲目が定位置で2019 Versionまで収録されていたが2021 Versionでリストラされ、今回復活。復活に際して定位置だった3曲目ではなく、追加収録3曲の後に移動した。そもそも何で前回リストラされてしまったんだ…。
7.クリスマス・イブ(Acoustic Live Version)
2008年5月5日の浜離宮朝日ホールでのライブ音源。2013年の30th Anniversary Editionで追加収録されて以降4曲目が定位置で2019 Versionまで収録されていたが2021 Versionでリストラされ、今回復活。復活に際して定位置だった4曲目ではなく、追加収録3曲の後のEnglish Versionの後に移動した。
English Versionはスタジオ音源なのでマストだと思うんだけど、1度リストラしたこのライブ音源まで復活したのは意外。「Bella Notte」を別の年のライブバージョンで変えるのがありなら、ライブで何度もやっていて音源膨大な「クリスマス・イブ」こそこの機会に別のライブ音源に差し替えても良かったのでは…。
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