6th YEAR BIRTHDAY LIVE
2018.07.06-08 JINGU
STADIUM&CHICHIBUNOMIYA RUGBY STADIUM
完全生産限定豪華盤コンプリートBOXのみ
DISC 4
LIVE in 秩父宮ラグビー場
完全生産限定豪華盤コンプリートBOXのみ
DISC 5
振り返りトーク
制服のマネキン in 乃木坂駅 選抜編
制服のマネキン in 乃木坂駅 アンダー編
明治神宮野球場&秩父宮ラグビー場 同時刻
マルチチャンネル/マルチアングル
リリースデータ
2019年7月3日 | 音楽Blu-rayチャート初登場1位(総合2位) 音楽DVDチャート初登場1位(総合1位) |
売上3.8万枚 売上1.5万枚 |
ソニー |
メンバー(ライブ当時)
1期生 | 秋元真夏、生田絵梨花、井上小百合、衛藤美彩、川後陽菜、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、桜井玲香、 白石麻衣、高山一実、中田花奈、西野七瀬、能條愛未、樋口日奈、星野みなみ、松村沙友理、若月佑美、和田まあや |
2期生 | 伊藤かりん、伊藤純奈、北野日奈子、相楽伊織、佐々木琴子、新内眞衣、鈴木絢音、寺田蘭世、堀未央奈、山ア怜奈、渡辺みり愛 |
3期生 | 伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、大園桃子、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、山下美月、吉田綾乃クリスティー、与田祐希 |
休業中 | 久保史緒里 |
乃木坂46、7thライブ映像作品。デビュー6周年を記念して2018年7月6〜8日の3日間神宮球場・秩父宮ラグビー場で同時開催されたライブの模様を収録。2会場同時開催のシンクロライブとして隣接する2会場をメンバーが行き来しながらの同時開催となったが、今作は神宮球場でのライブのみをフル収録している。バースデーライブながら恒例の2月開催ではなく、4thと同様に夏の全国ツアーに組み込む形で開催された。真夏の全国ツアー2018としてはこれが東京公演で最初の3日間となったが、バースデーライブ扱いのためツアー本編とは演出・セットリストが異なっている。
体調不良により休養していた久保史緒里のみ完全不参加(秋シングル以降に活動を再開)。舞台のため生田絵梨花はDAY3のみの参加。
卒業を発表していた斎藤ちはる、相楽伊織はこれが最終参加ライブ。また今作発売時点では衛藤美彩、斎藤ちはる、斉藤優里、西野七瀬、能條愛未、若月佑美、伊藤かりん、相楽伊織が卒業しており、新たに4期生が加入している。
3日間それぞれ単独でも発売。完全生産限定豪華盤コンプリートBOXは3日分すべてに加えて秩父宮ラグビー場でのライブの模様をダイジェスト収録したDISC-4(DVDは7)、その他特典映像を収録したDISC-5(DVDは8)が追加されている。加えてフォトブック、ライブ写真ポストカード68種5枚ずつ合計14セットのうちランダム1セット封入、メンバーソロトレカ全41種5枚ずつ全9セットのうちランダム1セット封入。これまで特典映像として固定だったメイキング映像は今回は収録されていない。またBlu-rayは1日1枚で合計5枚だが、DVDは1日が2枚に分割されているため、合計8枚となる。
バースデーライブはこれまで持ち歌全曲披露を行っていたが、今作は2会場同時開催のシンクロライブという特性もあって全曲披露のコンセプトは初めて破棄されている。セットリストは一部楽曲の披露順の移動、ユニット曲等の入れ替え等はあるものの、ほぼ3日間共通になっている。
基本的には当時の最新作「シンクロニシティ」でのアンダーと選抜に分かれており、1,3日目が神宮アンダー、秩父宮選抜始まり、2日目はその逆となっている。このため、神宮のみをフル収録した今作においては1,3日目のセットリストが似通ったものとなっている。
DISC 5
「振り返りトーク」は梅澤・堀・鈴木の3人のみ。一応梅澤が司会となっているが、いくら3期生のまとめ役とはいえ当時まだ参加曲も多くなかった3期生の梅澤が大して親しくもない堀・鈴木の2人相手に仕切るのにはかなり無理があるためあまり仕切れず、この特典映像を何とか形にしようとした堀の自由さに終始押されっぱなしで話は脱線しまくり、ツッコミや説明のテロップが入って面白映像風に編集してはいるものの、実質ほとんどライブを振り返ってもいない謎のシュールトーク映像となってしまっている。正直これでは堀が苦手になる人がさらに増えそうな勢いだし、何故メイキング映像なしで代わりにもならないようなこんな謎映像をこの3人で収録しようとしたのだろうか…。そもそもアンダーセンターだった鈴木以外の2人の人選がおかしい。
「制服のマネキン」はOP映像部分の駅構内で撮影された「制服のマネキン」の選抜・アンダーそれぞれのダンス映像で、新MVみたいな感じの映像。「マルチチャンネル/マルチアングル」はDAY3の「走れ!Bicycle」「ダンケシェーン」部分。本編では編集されていた両会場の移動の時をマルチアングルで収録。マルチアングルといっても両会場分2つしか映像は無いし、メンバーみんなバラけて移動しているので任意のメンバーの移動の様子を終始追えるような高機能な代物ではない。またこの部分は基本的には歌入りのオケを垂れ流しているだけなので両会場流れている音源は同じと思われるが、合間の煽りや「ダンケシェーン」最後のラララ歌唱と台詞部分は生でそれぞれの会場で別のメンバーが担当している都合上、一応音声も分かれているので両画面を同時に映し出すような機能も搭載されていない。これなら別にマルチにせずにそのまま「制服のマネキン」と同じで映像2本収録すれば良かったんじゃないかと思えてしまうがシンクロライブ感を出したかったんだよきっと。
そんなわけで、似通ったセットリスト、メイキング無しでやや微妙な特典映像…という見進めるほどに飽きが来てしまうしんどい作品だった。2会場同時シンクロライブというアイデア自体は斬新ではあったが、正直この内容を3日もやる必要はどこにも無かったし、これをバースデーライブ扱いする必要はもっと無かった(実際のところ飛鳥のMCでもみなさんもバースデーライブという事を忘れているかもしれないけどこれは一応バースデーライブで6歳になりましたありがとうみたいなまとめコメントも入る)。需要的に3日やるならドーム2days同様にほぼ同じセットリストにしてしまっていいところ取りで1本にまとめた映像化でよかったかも。7thは西野卒業&全曲披露に戻しての4日間らしいのでカミングスーンって事で…。
印象度★★★☆☆
2019.7.31更新