ELEVEN PIECE

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 Ryukyu Wind-ELEVEN PIECE ver.- ORANGE RANGE ORANGE RANGE 配信シングル
2 センチメンタル ORANGE RANGE ORANGE RANGE  
3 Destroy Rock and Roll ORANGE RANGE ORANGE RANGE  
4 Hopping ORANGE RANGE ORANGE RANGE 配信シングル
5 楽園Paradise ORANGE RANGE ORANGE RANGE  
6 Happy Life ORANGE RANGE ORANGE RANGE  
7 大きな夢の木 ORANGE RANGE ORANGE RANGE  
8 ワジワジ feat.ペチュニアロックス ORANGE RANGE ORANGE RANGE  
9 Theme of KOZA ORANGE RANGE ORANGE RANGE  
10 KONNICHIWA東京 ORANGE RANGE ORANGE RANGE  
11 Girl/Boy Song feat.ソイソース ORANGE RANGE ORANGE RANGE  

Strings Arranged by 吉俣良,NAOTO(6)

リリースデータ

2018年8月29日 初登場20位 売上0.4万枚 SPEEDSTAR RECORDS(SUPER ECHO LABEL)

メンバー

VOX YAMATO
VOX HIROKI
VOX RYO
GUITAR,BASS,PROGRAMMING,OTHER INSTRUMENTS NAOTO
BASS,ACOUSTIC GUITAR,PROGRAMMING YOH

ORANGE RANGE11thアルバム。16年7月の『縁盤』、17年11月のEP(ミニアルバム)『UNITY』を経てオリジナルアルバムとしては『TEN』以来3年ぶり10thで10曲で『TEN』だった前作に続いて今作も11thで11曲で『ELEVEN PIECE』と題されている。4月、5月に相次いで配信でリリースされた「Hopping」「Ryukyu Wind」を初CD化で収録。「Ryukyu Wind」はELEVEN PIECE ver.となっている。「センチメンタル」は地元沖縄限定の沖縄バヤリース "バヤガール編" CMソングとして2016年からOAされていた楽曲で今作で初商品化となった。初回盤は2018年3月に初出演した「ビクターロック祭り2018」での全7曲のライブ映像を収録したDVD付、スリーブケース仕様。

8th『NEO POP STANDARD』で打ち込みに振り切り、9th『spark』でロックバンドに振り切り、前作10th『TEN』でそれらを融合させたいいとこ取りのバランスとなっていたが、今作はその前作の進化形のような内容。メンバーが語っているように地元沖縄でこれまで以上にリラックスした状態で制作がゆるりと進んだようで、そんな自然体のユルさが今作にはより強く出ているように思う。この前のEP『UNITY』が割とORANGE RANGEらしさを濃縮した内容だったのに比べると今作はらしさにすらこだわらずに自由にやっているというか。以前は無意識に避けていたという沖縄っぽさもなんだか自然に出ているし…。

偶数曲で桜井正宏がドラム、佐野康夫が「大きな夢の木」でドラムを担当している以外の奇数曲(7以外)はドラム打ち込み、とほぼ打ち込み編成とバンド編成が交互に来るような構成になっているが、今作の場合は打ち込みの方でもテクノ方面にそこまで振り切ってないし、ドラム使ってるからロック色が強いわけでもない。この点は今までと少し違う部分で、パブリックイメージのノリのいい曲やハードな曲もやってなくて、じゃあ何をやっているのかというとこれが良く分からない。全体通してメロディーの良さやカッコよさで聞かせる部分もあまり無く、ヘンテコな雰囲気に支配されている。かつてのような尖りが無くなって丸くなってきたのと今まで以上のリラックスモードも相まって、とりあえず楽しそうだけど何だか良く分からない変なアルバムになった…という感じ。こういうモードも平和でいいとは思うけど、今回はちょっとノリがユルすぎてつかみどころが無いままに終わってしまうんだよなぁ…。発売から2ヵ月経過しても誰もAmazonレビューを書かない(『UNITY』でも5件入ってたのに)というのもつかみどころが無さすぎる故か…。

ELEVEN PIECE (CD+DVD) (初回生産限定盤)初回盤DVD付  ELEVEN PIECE (CD) (通常盤)通常盤 

印象度★★★☆☆

2018.11.11更新

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