PASADENA
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | PASADENA | さかいゆう,Nash Overstreet,Rhett Fisher | Nash Overstreet | 6th配信シングル(2024/12/18) 初CD化 | |
2 | Definitely | さかいゆう | さかいゆう,Devin O'Bannon | Devin O'Bannon | |
3 | Gotta Get Up feat. magora | さかいゆう,magora, Justin Gray, Anita McCloud |
さかいゆう,Justin Gray, Anita McCloud |
Justin Gray | 7th配信シングル(1/29先行配信) |
4 | 甘くない危険な香り | さかいゆう | さかいゆう,Sam Barsh | Sam Barsh | |
5 | アイのマネ | さかいゆう | Shingo Suzuki,さかいゆう | Shingo Suzuki | 8th配信シングル(2/19先行配信) |
6 | What About You feat. Kダブシャイン | Kダブシャイン,さかいゆう | Kダブシャイン,さかいゆう | Shingo Suzuki | |
7 | 諸行無JOY | zopp | Shingo Suzuki,さかいゆう | Shingo Suzuki | |
8 | Understanding feat. PUSHIM | さかいゆう | さかいゆう | Shingo Suzuki | |
Bonus Tracks | |||||
9 | 縄文のヒト | さかいゆう | さかいゆう | さかいゆう | 配信限定ミニアルバム『Singing Nippon in New York』収録曲 初CD化 |
10 | 虫 | さかいゆう | さかいゆう | Jihye Lee | 配信限定ミニアルバム『Singing Nippon in New York』収録曲 初CD化 |
11 | 蘇州夜曲 | 西條八十 | 服部良一 | さかいゆう | 配信限定ミニアルバム『Singing Nippon in
New York』収録曲 初CD化 李香蘭のカバー |
No | No | タイトル | 備考 |
初 | 配 | 初=初回盤Blu-ray、配=配信ライブアルバム | |
1 | オープニング | ||
2 | 1 | まなざし☆デイドリーム | 2ndシングル |
3 | 2 | 薔薇とローズ | 5thシングル |
4 | 3 | SHIBUYA NIGHT | インディーズ2ndアルバム『Yu,Sakai』収録曲 |
5 | 4 | Midnight U...〜Brown Sugar | インディーズ1stアルバム『ZAMANNA』収録曲〜D'Angeloのカバー |
6 | 5 | よさこい鳴子踊り | 4thアルバム『4YU』初回特典CD『さかいゆう
COVER COLLECTION』収録曲 ベスト『さかいゆうのプレイリスト[白と黒]』収録曲(新録音) |
7 | 6 | 崇高な果実 | 4th配信シングル、7thアルバム『thanks to』収録曲 |
8 | 7 | 21番目のGrace | 6thアルバム『Touch The World』収録曲 |
9 | 8 | 孤独の天才(So What) | 連続配信第6弾、6thアルバム『Touch The World』収録曲 |
10 | 9 | Room | 1stアルバム『Yes!!』収録曲 |
11 | 10 | 時季は巡る | 3rdアルバム『Coming Up Roses』収録曲 |
12 | 11 | ジャスミン | 6thシングル |
13 | 12 | ピエロチック | 5thシングルC/W、3rdアルバム『Coming Up Roses』収録曲 コーラスの吉岡悠歩とのデュエット |
14 | 13 | 縄文のヒト | 配信限定ミニアルバム『Singing Nippon in New York』収録曲 |
15 | 14 | Freedom Freeway | ベスト『さかいゆうのプレイリスト[白と黒]』収録曲 |
16 | 15 | ストーリー | 1stシングル |
17 | 16 | ハッピー☆ブギ | 中納良恵 さかいゆう 趣里 シングル セルフカバー コーラスの若島史佳とのデュエット |
18 | 17 | 君と僕の挽歌 | 3rdシングル |
リリースデータ
2025年3月19日 | 初登場71位 | 売上0.05万枚 | Produced by さかいゆう(9,10,11)、 Nash Overstreet(1)、Devin O'Bannon(2)、Justin Gray(3)、Sam Barsh(4)、Shingo Suzuki(5,6,7,8) |
newborder recordings(ユニバーサル) |
さかいゆう8thアルバム。ベスト『さかいゆうのプレイリスト[白と黒]』から1年3ヵ月ぶりのCDアルバム。オリジナルアルバムとして8thに相当する『愛の出番 + thanks to』以来3年10ヶ月ぶりの9thアルバムのはずだったが今作は何故か8thアルバムと銘打たれて告知され、帯にも8thと書かれている。公式ディスコグラフィーに何故か『愛の出番 + thanks to』が非掲載のままでそのまま忘れ去られてしまい、単独LP『thanks to』が7th、それに続く8thは今作という扱いになった模様。よって4年2ヶ月ぶりのオリジナルアルバムという事になる。2024年12月に「PASADENA」を配信、1月29日に「Gotta Get Up feat. magora」を配信した直後に今作の発売が告知され、「Gotta Get Up feat. magora」のジャケット及び最初から先行配信としてリリースした「アイのマネ」は今作のジャケ写を流用している。しかし2曲とも公式ディスコグラフィーに配信シングルとして掲載された。2024年3月に配信限定でリリースした『Singing Nippon in New York』に収録されていた新曲と新録音カバー3曲全てがボーナストラックとして収録された。
初回盤は2024年3月に4ヶ所で開催されたツアー「さかいゆうTour
2024 〜プレイリスト[白と黒]〜」最終日2024年3月31日LINE
CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)のライブの模様を収録したBlu-ray付。
通常盤はCDのみ。
配信版はボーナストラック3曲はカットされた全8曲(3曲が収録されていた『Singing Nippon in New
York』が配信限定で出ているため)。また告知無しで初回盤Blu-rayの内容が『さかいゆうTour
2024〜プレイリスト[白と黒]〜』のタイトルで全曲ライブ音源として同時配信となった。配信版はMCなど一部をカットしているためBlu-rayよりも短く編集されている。
海外での制作に戻ったが、今回は共作がほとんどで、編曲は全面的に委託していて作風が激変した。海外で多くのミュージシャンと演奏でコラボレーションしていた以前と違って、R&B、HIP HOP方面のトラックメイカーや本職のラッパーを招いたためほぼ全面打ち込み(アレンジャーのAll Other Instruments表記になるやつ)で、時々ベースをアレンジャーが兼任している程度でドラム使用は「諸行無JOY」だけ、ギターは入る余地のないようなトラックになっているので「Gotta Get Up」にAdditional Guitarsの表記がある程度。フルのバンド編成ゼロとなった。Shingo Suzukiは「サマーアゲイン」の共同アレンジャーやカバーアルバムでは彼の所属するorigami PRODUCTIONSと全面コラボした経験はあったが、ここまで単独で何曲も編曲した事はなかった。音数は少ないながらもトラックは十分に凝ってはいるがトラックメイカー色の強いR&B路線になるとますます非キャッチーでクールな曲が延々続く事となり、う〜んこれは…。クールでカッコいいんだけど、これ一辺倒は期待してなかったかなぁ…。AI(「Story」「ハピネス」のシンガー)の本来の路線みたいな方向性になってしまった感じだが、バランスとって1曲は聞かせるバラードみたいな事も無く、最後まで同じ調子でトラックメイカー的なサウンドのクールなR&B、HIP HOP風味だし。それでも海外制作が出来なくなっていた時期の地味さと比べればイキイキしていて外に開いてはいるだけいいか…。
『Singing Nippon in New York』は生バンド路線でレコーディングされていたのでボーナストラックになるとガラッと作風が変わり、なるほどこれは確かに共存はしない、確かにボーナストラックという別枠。そこまで気に入った3曲ではなかったが、R&Bトラックメイカー路線の後だと以前よりも良く聞こえた。
初回盤Blu-ray
ベスト盤を引っ提げてのツアーの最終公演。以前は日比谷野音でのライブもあったので不思議ではないが、売上の割にはLINE
CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)もやれるくらい集客力があるのか。今作500枚くらいしか売れてないので3〜4倍は会場に来ている事になるんだけど…。ステージ自体はバンドセットと照明だけのシンプルなものだが、本人もキーボード(ピアノ)弾き語りスタイルで終始演奏し、フルバンド編成でギターベースドラムにもう1人キーボードも加えて生演奏を補強、さらに男女のコーラス2名もいるので聞き応え抜群の生演奏&コーラスワークが繰り広げられる。アルバム本編よりもやはりこの方向性の方が良い。本人も非常にテンションが高く、頻繁に立ち上がったり曲間に動き回ってバンドメンバーを煽ったりと、バンドメンバーやコーラスとのセッションを十分に楽しんでいる様子。日比谷野音ではそうでもなかったように記憶しているがハイテンションになるとけっこう口調がオラつくんだな…。
序盤や終盤の掴みの部分には最初期のシングル曲が配置されているようにこの手のポップな曲を早い段階であまり書かなくなってしまったので、全体にはキャッチーさに欠ける曲が多いところではあるんだけど、熱い演奏の盛り上がりによりライブ自体は聞き応えがあって楽しいものになっているように思う。
初回盤Blu-ray付
通常盤
配信版『さかいゆうTour
2024〜プレイリスト[白と黒]〜』
印象度★★★☆☆
2025.5.3更新