2018年1月31日
Type-A
初登場1位 売上18.6万枚
48、46史上最多のA~G、劇場盤の完全8種発売。
ジャケットが違っての9種発売は他にもあるが、Type-Fより先があるのは初。
C/W2曲目は全種共通で「瀬戸内の声」。2017年のAKB48「願いごとの持ち腐れ」劇場盤のみC/Wとして既出の楽曲。
C/W3曲目は全種共通で「AKB48」の替え歌カバー「STU48」だが兵庫、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、瀬戸内でそれぞれバージョン違い。歌詞が異なる。
C/W4曲目はA,Bは「非全力」、C,Dは「片想いの入り口」、E,Fは「僕たちはシンドバッドだ」、G、劇は「誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで」と2種共通×4となっている。
DVDは1,2曲目が共通。
特典映像の「STU48瀬戸内7県ツアー~はじめまして、STU48です。~連続長編ライブドキュメンタリーシリーズ」が7県それぞれ割り振られている。割り振られた番号はA~Gに1から順ではなく、5、2、7、6、1、4、3というメチャクチャな順番で収録されている。CD3曲目の「STU48」の県名と連動しているが、何故合わせなかったのかは不明。
1.暗闇
タイトルが暗黒だが、夜明け前のイメージの前向きなしっとりポップナンバー。アレンジ変えたらけやき坂46の「それでも歩いている」になりそうな感じもちょっとあるか。48系とは一線を画す作風だけど、それだけに耳に残る。
★★★★☆
2.瀬戸内の声
AKB48「願いごとの持ち腐れ」劇場盤のみC/Wをそのまま再度収録。SKE,NMB,HKTがAKBのシングルの中に入れた楽曲を自分たちのアルバムに収録するというのはあったが、C/WをまたC/Wにしてそのまま使い回すというのは史上初。結果的に指原が参加した唯一のSTU48楽曲でもあり、最初のオリジナル曲でもあるが、最初からドバラード。昨夏、歌番組の特番で披露していた際はバラードすぎて特番のお祭り感の中で圧倒的に不利な曲にしか思えなかったがじっくり聞けばそれなりにいい曲。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.STU48(兵庫ver.)
たぶん1番最初のAKB48の劇場公演『PARTYがはじまるよ」の中の1曲「AKB48」の地方別替え歌カバー。全面的に兵庫仕様、方言にしたものだが、今作の中では明らかに曲のカラーが違いすぎて浮いている。
★★★☆☆
Type-A,Bのみ
4.非全力
常に全力じゃなくてもいい、マイペースでもいいと非全力を推奨するという癒し系ナンバー。やはりSTU48はこういうカラーで行くのかゆったりめ、やさしめな曲調なのが特徴でこれが心地いい。
★★★☆☆
DVD
1.暗闇 Music Video
瀬戸内の風景と制服を前面に出したさわやかな映像。「暗闇」なので夜の映像も出てくるが、「暗闇」というほど闇ばかりでなくさわやか。しかし姉妹グループメンバーはほとんど顔を覚えられない。センターくらいは覚えられるかと思ったけどなんだかあまり特徴が無い普通に綺麗な子といった感じで区別が…。唯一見覚えのあるような顔が!と思ったら岡田奈々だった。
2.瀬戸内の声 Music Video
劇場盤の収録曲だったのでMV収録は無かったが、CDから1ヵ月程度の2017年6月にYou Tubeで公開されていたMV。よって1年近く前の映像となり、なんか普通に指原もいる。瀬戸内の自然と海を全面に押し出したメンバーよりも自然風景の美で魅せる内容。空撮も駆使しての圧倒的な景観美がとにかく綺麗。「暗闇」も自然を押し出しているけど、正直こっちの方が自然美が凄くて霞む勢い。商品化のメドもデビューも延期になったのになんでこんな気合入ってたんだこのMV…。自然の美しさにおいて48/46系列No.1の映像だと思う。
Type-Aのみ
3.STU48瀬戸内7県ツアー~はじめまして、STU48です。~連続長編ライブドキュメンタリーシリーズ Vol.5 兵庫編
7県ツアーの各県のドキュメントを「STU48」のバージョンに合わせて収録していったもの。Type-Aなのにいきなりvol.5になっているのは7本のツアーのうち兵庫は5本目だったためのようだ。だったら「STU48」のバージョンの方をツアーに合わせた順番にすればよかったのになんでこんな混乱を招くような番号バラバラの収録にしたのか…。
1時間もあるのでいきなり知らないメンバーのドキュメントを延々見せられるのはしんどい…。ただメンバーが1人1人自己紹介するインタビュー映像がツアー無関係で最初と中盤に15分くらい収録されているので一応メンバーを全く知らないリスナー向けになっているのは良かった。とはいえ7分割なので1/7のメンバーしか出てこない。それ以外はライブの舞台裏や各地域での街ブラなどオーソドックスな内容。ほぼ飛ばし見した。
ソニー系列の方がやはり特典映像は充実しているなぁ…。