2018年4月11日
Type-A,B,C,NGT48盤
初登場1位 売上16.6万枚
前作から4ヶ月ぶり。元AKB48で完全移籍してキャプテンを担当していた北原里英の最終参加シングル。
DVD付3種、通常盤(NGT48盤)の4種発売。1,2曲目共通、3曲目が4種すべて異なる。
ソニーレーベル特有の配信限定Special Editionは46系列と同じく6曲まとめての配信。
CDレーベル面の曲目に不備がある事態が発売後に発覚。無料交換対応が取られた。
不備は主にC/Wの曲名が「共通カップリング」や「Type-Bカップリング」といった曲名発表前の仮表示のまま印刷されているというものだった。
1.春はどこから来るのか?
3作目にして初の全員選抜(全員1期生だったがデビュー前に正規メンバーと研究生に分けていて1stは正規メンバーのみ、2ndは研究生からも少し入れていた)。センターは本間日陽。前2作とも歌い出しがセンターのソロパートで、毎回センターを変えながらセンターのソロパートを入れていくのかと思いきや、今回は最初からユニゾン。前作ほどでは無いがバンドっぽいテイストの爽やかな楽曲。サビになってもイマイチ盛り上がらず、必然的に印象に残りにくく、全体的にいい曲なんだけどどこか足りない、なんだかもうひと盛り上がりしてほしい惜しい曲といった印象。
★★★☆☆
2.蒸発した水分
NGT48初代うた選抜とされており、歌唱力のあるメンバーという括りで選ばれている。このためかソロパートや数名でのパートが目立ち、他の曲よりも各メンバーの歌声を堪能できる構成になっている…がMVが無いので誰がどの声なのかさっぱり分からない…。過去ソロ曲やソロパートの音源が世に出ているのも柏木由紀1人だけなので判断しようもないじゃないか。楽曲自体は落ち着いたポップナンバー。グイグイ歌いあげるようなメロディーではないものの、ソロパートの高音連打はある程度歌える人じゃないとすぐにヨレヨレになってしまうようなメロディー展開だと思うので、うた選抜には偽りなしか。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.私のために
卒業する北原里英のソロ曲。途中で台詞も入るが全体に大人な雰囲気満載の色気のあるムーディーなバラード。女性アイドルとして26歳はそれなりに高齢扱いされがちだが、良く考えたらまだ26歳であり、この曲調はあまりにムーディーすぎた気がしなくもない。20年後くらいに歌った方がサマになっていたのでは。
★★★☆☆
Type-Bのみ
3.あとで
ど天然&不思議ちゃんオールスターとされており、変わったキャラの4人らしい。高倉・菅原はちょっと変わった人というイメージがあったが、加藤と奈良もこの枠だったの…?不思議というか楽しくてポップな感じの曲で今作の中では1番印象に残る。追っかけパートもあるし、もう2,3人入れた方が歌声がしっかりして良かった気もするけど。
★★★★☆
Type-Cのみ
3.Whatcha Gonna Do
セクシー6とされた柏木・北原を除く20歳以上の大人っぽいメンバーを選んでいるらしい。楽曲もクールで大人っぽく今までの曲とは一線を画す。他のグループで出てきてもそうでもなかったかもしれないけど、NGT48の中では方向性が異なる事もあって、より印象的。
★★★☆☆
NGT48盤のみ
3.反省ソーダ
荻野由佳、髙橋真生、中井りか、中村歩加、長谷川玲奈、山田野絵
新潟GENKIとされた元気系のメンバーを選んでいるらしい。中井さん元気というかトラブルメイカーって感じだけど。乃木坂46の「孤独兄弟」とかあの辺のノリにも近いが、なんだか非常にあの頃の匂い感のある曲だなと思ったら作曲が伊藤俊吾(キンモクセイのボーカル)だった。なるほど納得。サビのフゥフゥコーラスはちょっと緩すぎてズッコケるところはあるけど、そこ含めてあの頃の匂いを出しまくるのがこの曲の味なんだろう。
★★★☆☆
DVD
1.春はどこから来るのか? Music Video
高速回転して花びらをまき散らす謎の機械を腕に装着した北原がメンバーを追いかけ回すという謎映像中心の謎な内容。柏木の中立っぽい立ち位置も謎だが継承をテーマにするにしてもなんだこの荒唐無稽っぷりは…。斜め上すぎて理解が難しいMVだ。北原はキャプテンとして相当慕われており、卒業発表後も何とか撤回してもらおうとするメンバーも多かったと聞くので、北原から逃げ回るメンバー、そして一歩引いた立場の柏木という構図は、北原の卒業を受け入れたくない思い、最後はそれを受け入れてNGT48を引き継ぐという意味合いが込められている…んじゃないかとは思うんだけど、正直画面揺れまくりだわ、先端部のグルグル回転をCGで表現した謎の機械もシュールすぎるし、随所に遊びで入れたとしか思えない変な映像が出てくるのでナンダコレとしか。わざわざデカデカと「継承」とか打ち出したのも打ち出さないと意味不明で終わってしまうためなのかも…。
以下Type-Aのみ
2.私のために Music Video
卒バラという事で大人っぽくしっとりと。
3.祝卒業 NGT48初代キャプテン 北原里英~新潟の女になりました。~
AKB48躍進期のMVをよく担当していた高橋栄樹を監督としたドキュメンタリー。本人インタビューを軸に3月に行われたAKB劇場での最終公演や初期を振り返るが、Not yetやSKE48への兼任など間の出来事は全てすっ飛ばして初期とNGT48以降に焦点を絞っているので、歴代48メンバーの中でも最も波乱万丈にいろいろ経験してきたというその歩みはほとんど振り返る事ができないのはもったいない。北原が見出してドラフトで獲得したおぎゆかに最初と最後の雰囲気モノナレーションを担当させる演出もいいけど、もう少し深堀りしたのが見たかった気もする。
以下Type-Bのみ
2.あとで Music Video
ポップな宇宙のセット内で宇宙服姿でドタバタしているという異色の内容。かわいらしい曲だがこの曲で何故宇宙をモチーフにする事になったのかは良く分からない。そこが不思議感を強めるのか。
3.NGT48劇場オープン2周年特別企画イベント 世界記録に挑戦!
ニッチなギネス記録更新に挑んだ2つのイベントの内容のダイジェスト…を垂れ流すだけでは厳しかったのかそこに荻野・加藤・村雲の3人のオーディオコメンタリーをくっつけた内容(切り替えではなく最初から入っている)。映像の間が持たない部分をトークでつなげているが…1度見れば十分か…。
以下Type-Cのみ
2.Whatcha Gonna Do Music Video
比較的年上のメンバーをそろえて曲同様にクール。地元新潟らしき雪景色も出てくるが舞台は東京になっているようで夜の都会や駅が出てくるという都会的な内容に。
3.NGT48研究生「下の名で呼べたのは…」ドキュメンタリー映像
NGT48はデビュー直前に何故か1期生を選抜とアンダーではなく、Team NⅢと研究生という正規と非正規みたいな響きで分けてしまったため、そんな研究生たちの涙を追ったドキュメント+1stシングルNGT48盤(通常盤)のみC/Wで研究生が歌っていた「下の名で呼べたのは…」をドキュメント映像でMV仕立てにした内容。今作が出た時は一体いつまで研究生扱いで放置していくのかという先の見えない状態だったが、今作発売直後のライブにて研究生は全員昇格、Team Gを作って改めて2チームに再編成して全員平等な扱いになったのでその前に研究生の集大成としてまとめておきたかったという事だろうか。
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