2018年7月25日
初登場10位 売上1.4万枚
シングルは2年ぶり(昨年はミニアルバム)。
初回盤は「2018 ツアードキュメント 前半戦」とMV収録のDVD&手ぬぐい付属。
2曲とも編曲もTUBE単独でこれは2011年の「A Day In The Summer~想い出は笑顔のまま~」以来となる。
1.夏が来る!
4年連続の川口春奈出演「クノール冷たい牛乳でつくるカップスープ」CMタイアップ。出演者もCMソング担当も4年変わらないって凄いな…。ごくごくストレートにさわやかなポップロックナンバー。真新しさは無いが非常に爽やかで心地いい曲だ。ここ最近の落ち着いたモードのTUBEサウンドにはやや物足りなさも無いわけではないけど、なんだかんだ一定以上の良さはある。というか30周年大々的に掲げた2015年のシングル群の方がマンネリ感というか明らかに勢い落ちた感じがしてヤバかったと思う。2016年以降は年1作のみのリリースが続いているが3年連続で個人的には当たり続けている。
先行配信は1ヶ月以上前からされていたが、今作が発売された頃には史上最大の酷暑が日本を襲っており、「夏が来る!」どころの状態ではなかった。今作がこの夏に本当に響いたのは8月上旬に尾瀬に旅行に行った際の高原の爽やかな風を浴びた時と、8月18日頃に突如冷え込んで爽やかな風が埼玉レベルでも吹いた時だけであった。それくらいこの曲にはギラギラの暑さが無くて爽やかさだけがある。
実際、前田本人が久々にド直球な夏を書いた曲ではあるが最近の酷暑ではなく自分たちが子供の頃のような30℃くらいの夏をイメージして書いたと語っており、なるほど納得。年齢的に70年代の夏の暑さの印象という事だろうけど、個人的には少年時代は90年代。あの頃は最も暑い日で35℃、基本は30~33程度だった記憶がある。20年くらいズレはあるが、いずれにせよ00年代以降はちょっと暑さがどうしようもない感じになっていったので、90年代以前の夏を体感してきた人が聴けば今よりマシだったあの頃の夏を思わせる曲という事で深みが増すかもしれない。
★★★★☆
TUBE
2018/07/25 ¥250
2.潮風の中で
アコースティックなバラード。今のTUBEらしい落ち着きまくりの曲で地味ではあるが味わい深さはある。
★★★☆☆
TUBE
2018/07/25 ¥250
SMAR (2018-07-25)
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