新作シングル感想

夏疾風/嵐

2018年7月25日
通常盤
初登場1位 売上54.3万枚

初回盤はC/W「After the rain」とそのカラオケ収録。ビデオクリップ&メイキング収録のDVD付。
通常盤はC/W「Midsummer Night’s Lover」「Sparkle」と「夏疾風」含むカラオケ収録。
高校野球盤はC/W「夏疾風(熱闘ブラバン ver.)」(インスト)収録。「夏疾風(高校生コラボ ver.)」ビデオクリップ収録のDVD付。

1.夏疾風

今年で100回目の高校野球を記念しての2018 ABC「夏の高校野球」応援ソングにしてテレビ朝日系「熱闘甲子園」テーマ曲。「熱闘甲子園」はジャニーズとしては14年の関ジャニ以来。作詞作曲はゆずの北川悠仁。横文字連名作家ばかり起用する嵐としては珍しい国内人気ミュージシャンの提供(直近でもアルバム曲の布袋寅泰とか山下達郎・竹内まりやコンビくらいか)で、ストレートで疾走感のあるさわやかなサマーポップナンバー。「アオゾラペダル」の頃が青春の葛藤の只中だったとしたら、今作は若者を応援する大人の目線も多分に感じられる。イメージ転換を全く行わずにアラフォーに突入していくつもりらしい嵐としてはいつまでも若者代表みたいなイメージもあるがちゃんと年取ってるんだなぁ…。

ゆずとしては最近の遊園地路線ではなく10年前の「Yesterday and Tomorrow」頃のような雰囲気の曲だ。最近はじけた曲ばかりなのでこういうさわやかなのだったら自分たちで歌ってもよかったのに…。
★★★☆☆

2.Midsummer Night’s Lover

大人っぽいムードのダンスナンバー。冒頭で久々に櫻井氏が「Yeah,come on」とか言い出すのでラップパートがあるのかと期待したら全く無いという超絶なサクラップフェイク(あると見せかけて無い)がぶちかまされる。曲調的にも間奏にラップが来るのがむしろ規定みたいな曲だし、冒頭で期待させておいて結局やらないなんてあんまりじゃないか。
★★★☆☆

3.Sparkle

大人っぽさもありつつ爽快なナンバー。オシャレな雰囲気で心地いい。酷暑ではない普通の夏にはピッタリな夏っぽい3曲が揃ったなと思う。
★★★☆☆

夏疾風(通常盤)
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