2018年10月3日
Type-A,B,C,NGT48 CD盤
初登場2位 売上17.6万枚
当初9月26日発売だったが1週間延期された。
A~CはDVD付。NGT48 CD盤は通常盤に該当しCDのみ。
配信では全曲をセットにしたSpecial Editionが存在する。
前作を卒業シングルとして北原里英が卒業。
さらに3月末で体調不良により休業していた宮島亜弥は5月に復帰したが、復帰公演で正式な卒業を発表し、8月で卒業となった。このため今作には参加していないが、Type-CのDVDには卒業インタビュー映像が収録されている。
髙橋真生は7月に学業専念による卒業を発表、今作発売直後の10月6日の劇場公演で卒業した。今作には参加しており選抜メンバーではないがC/Wの「心に太陽」「泣きべそかくまで」に参加している。
前作以降組閣が行われ、Team NⅢと研究生に分けられていた1期メンバーはTeam NⅢと新たに発足したTeam Gへ新たに振り分けられた。1,2月のドラフトで加入していた5名と、2~4月にオーディションが行われて6月にお披露目された新たに加入した2期生16名が研究生となった。この21名は「今日は負けでもいい」がCDデビュー作となる。
1.世界の人へ
センターは荻野由佳。これまで3作全てセンターを変えていたが、2ndに続いて2度目となった。直球に世界平和というか争うのを辞めようとかそういう系統ではなく、友好を打ち出したメッセージソング。10年前のヒット当時日本でも似たようなアレンジの曲がいくつか見られたColdplayの「Viva La Vida(美しき生命)」を思わせるストリングス風のアレンジがなんだか懐かしくもあり、48系列では新鮮でもある。今のところ4作とも他の48と印象が被ることがない曲が続いているように思う。またその気になればそのアレンジを生かしたままアウトロに突入するようなところ、最後のサビ終了と同時に曲も終了するため3分半程度と短くまとめているのも珍しい。コブクロやいきものがかりの大作バラード1曲聞いてる間にこの曲は2回聞け
★★★★☆
2.Soft serve(新潟SHOWROOM選抜)
SHOWROOM配信をよくやっているメンバーを選抜、という事だと思われる。バンド風のスピード感のあるナンバー。作編曲の佐々木裕ってどっちかというと野中”まさ”雄一と同じような48系列のド王道なアレンジャーなイメージがあったが、今作はちょっと珍しい感じがする。メロディー自体は量産型な感じはするんだけどアレンジで変化つけてきた感じ。
★★★☆☆
Type-Aのみ
3.心に太陽(Team NⅢ)
これまでチームNと研究生しか無かったので、チームN名義の曲というのも無かったが(デビュー曲が実質チームN)、研究生を全員昇格させてシャッフルしてNとGに分け、これが初のチーム名義の曲となった。間奏にはギターソロもあるストレートなロックバンド風の元気なアップナンバー。普通にいい曲。
★★★☆☆
Type-Bのみ
3.カーテンの柄(Team G)
新たに発足されたチームGの楽曲。アルファベットが被るとローマ数字が付与するがGは今まで無かった初使用となった模様。こちらはもう少し大人っぽい雰囲気だがやはりアイドルポップというよりもロックバンド風のアレンジ。NGT48はバンド風のアレンジが施される割合が高いような…。
★★★☆☆
Type-Cのみ
3.泣きべそかくまで(にいがったフレンド選抜)
テレビ新潟で放送されている冠番組『NGT48のにいがったフレンド!』で活躍しているメンバーという選抜と思われる。卒業寸前だった髙橋真生の最終参加楽曲。いわゆるスタジオに全員もしくは選抜メンバーが座って芸人が司会でトークして…という定番のスタイルではなく、ロッチとメンバー3名ほどが毎回新潟の各地を街ブラロケするという内容のためメンバーによって出番に差があるようだ。17年1月の番組開始以降、この9月まで新潟と富山でしか放送されていないド・ローカル番組だったが、この10月からテレ玉(埼玉)、青森、山形でも放送開始された事で、テレ玉が見られる環境であれば関東圏でも視聴が可能となった。
ハーモニカ風の音が鳴り響くこれまた爽やかなフォークロック風のポップロックナンバー。人数が少ないのでボーカルにブレがあるがそれが少人数ゆえの味になっていると思う。
★★★☆☆
NGT48 CD盤のみ
3.今日は負けでもいい(研究生)
新たに加入した2期生とドラフト3期生(NGT48でのドラフトメンバー加入は2期生からなのでドラフト1期はいない)はそのまままとめて研究生となり、初の楽曲。数名ずつのユニゾンでもボーカルがバッラバラだが恐らくあえてバラバラにすることで初々しさを演出していると思われる初々しい楽曲。打ち込みのリズムを主体にしていて、いつもの新人系フレッシュナンバーとは少し趣きが違う。やたらバンド風のアレンジが多かったり、48の必殺ド王道を極力使わない方針なんだろうか。
本来MVは制作されない通常盤(NGT48盤)収録曲だが特典のショートムービーのメイキングを使用してMVに仕立ててYou Tubeで公開されている。このため今作のDVDにはMVが収録されていない。
★★★☆☆
DVD
1.世界の人へ Music Video
新潟を飛び出してロシアのウラジオストクで撮影されたグローバルな感じのMV。現地人との交流や盛り上がり、そしてセンターおぎゆかと現地のおぎゆかに憧れる女の子との交流、この女の子の夢か現実かというドラマパートも前後に少々。ドラマパートはおぎゆかしか出てこないが、前々作のセンター時のようなやりすぎなまでの1人出番多すぎ状態は修正され他のメンバーもそこそこ平等に出てくる。さすがに海外らしいスケールの大きさだが、一応今作も地元新潟密着の姿勢は変えておらず、ウラジオストクは新潟の姉妹都市という関係らしい。
共通
3.世界の人へ MVメイキング Inロシア|ウラジオストク
ロシアでの撮影メイキング映像。撮影外のドキュメントはほぼ無く、MV撮影時の裏側そのままといった感じ。
以下Type-Aのみ
2.心に太陽 Music Video
撮影スタジオでの挙動がギャグになってしまうセンター加藤をサポートする面々というコメディ調の撮影ドキュメント風MV。「マジムリ学園」では金髪にしていたり、正統派よりズラしたところで魅力を発揮するメンバーなのかなと思う。
4.NGT48 研究生 ショートムービー「短い夏の、さよなら-泉 篇-」
突然全く見た事のない女の子たちの別れをテーマにした雰囲気モノの学園ドラマが始まる。出ているのは新たに加入した研究生のようだが、初出でいきなり本格ドラマをやらせたってまた凄いな。乃木坂2期生やひらがな2期生も最初はもう少し短編をやらせていたのにいきなり何と無謀な…。それなりにサマにはなっているけど。主演の子が荻野由佳と柏木由紀を足したような顔だちでなんだかとってもNGT。
以下Type-Bのみ
2.カーテンの柄 Music Video
シリアスな内容のMV。本間と中井が意味ありげに交錯する演出もあるが…中井がやさぐれてて本間が気にかけるという演出?曖昧で良く分からない。
4.NGT48 研究生 ショートムービー「短い夏の、さよなら-園 篇-」
同じストーリーを主人公を変えた別視点で再構成したもの。泉篇は転校する女子が主人公だったが、こちらはそれを聞いて激怒していた女子が主人公となり、泉篇では明かされなかった内面や別視点が描かれる…といった寸法。こっちの方がナレーションが棒気味かな。
以下Type-Cのみ
2.泣きべそかくまで Music Video
番組とリンクしていて過去の番組映像をインサートしながらかつて訪れたのと同じ場所に再訪し、当時出会った地元の人々と再会するという街ブラ系MV。歌唱メンバー以外のメンバーもゲスト出演しているが、ロッチとの関係含めても番組を知らないとあまり面白くはないかも…。
4.NGT48 研究生 ショートムービー「短い夏の、さよなら-文 篇-」
これまた別視点での物語で今回は後輩視点になっているが、今まで分からなかった裏側ももうそんなに残ってない感じ…?
5.宮島亜弥 卒業記念 ラストインタビュー
これまでを振り返る&感謝メッセージというオーソドックスな内容。あまり知らない人だったので思い入れも無いが、卒業MV作ってあげるかあげないかラインで終わってしまう事が大半の48系列の中では以前もそうだったけど辞めるメンバーの生の言葉を記録として残してあげる姿勢はNGT48だけの特色だと思う。
アリオラジャパン (2018-10-03)
売り上げランキング: 151
アリオラジャパン (2018-10-03)
売り上げランキング: 201
アリオラジャパン (2018-10-03)
売り上げランキング: 202
アリオラジャパン (2018-10-03)
売り上げランキング: 329
売り上げランキング: 734