新作シングル感想

風をみつめて/コブクロ

2018年11月7日
2018年10月29日(先行配信)
初登場4位 売上2.9万枚
初登場22位 売上0.5万DL

12月のベスト盤には既に収録が決定しているが、C/W2曲は今作のみ。
通常盤1種のみの発売だがファンサイト会員限定受注販売としてレジャーシートが付属する。

1.風をみつめて

ストリングスアレンジは小渕と笹路正徳。ドラマ『ハラスメントゲーム』主題歌。王道のストバラ。やや抑えた落ち着いた雰囲気でまとめるのは最近の作風だけど、今作はそれが顕著でサビでもバリバリ張り上げるのではなく、ほぼサビの息継ぎ前全部じゃないかというくらいファルセットを多用。全盛期のような力強さは無く、これが決定的に最近の曲の印象の残らなさに繋がっているのは否めないけど、優しさ成分は増していると思う。
★★★☆☆

2.夏の雫

ストリングスアレンジは小渕と漆原直美。季節外れの夏の曲だが前年のツアーで披露された新曲らしい。バンドが入らずウクレレメインのドシンプルなバラード。通常そのまま最後まで通すか、2番からバンドを入れるアレンジにしそうなところ、途中からフワーッとヤツラ(ストリングス)が出現するという選択をするところはなんていうかストリングス中毒さすがのブレなさ
★★★☆☆

3.白雪

ストリングスアレンジは小渕と漆原直美。ストリングスアレンジはここのところ藤井理央の起用が減って笹路正徳の方が多くなってきていたが、ここに来て長年かかわっていた藤井理央が退いて漆原直美に交代になるのだろうか。
こちらも前年のツアーで披露していたという曲。こちらはバンド編成のアップテンポ。新しい人と組んだ効果か、疾走感を醸し出すストリングスの使い方はいつもとは違うので新鮮だけどもう少しロック色強めでガツンとしたのを聞きたかった。ちょっと惜しい感じがする。
★★★☆☆

風をみつめて
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コブクロ
ワーナーミュージック・ジャパン (2018-11-07)
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