2019年7月3日
初回盤A
シングルチャート初登場20位 売上0.3万枚(初回盤B・通常盤)
アルバムチャート初登場15位 売上0.7万枚(初回盤A)
3月に配信シングルとして発売済みの「青春」のCD化、新曲「東京」、中島みゆきのカバー「糸」の3曲入り。
初回盤Aは春に行ったカバー企画ライブ”スキマスイッチ THE PLAYLIST vol.2” LIVEから5曲のカバーライブ音源収録CD付。
初回盤Bはこれまでの初回盤同様の内容で「青春」MV&メイキング、「東京」レコーディングドキュメント収録のDVD付。
O社では初回盤Aのみアルバム扱いとなり、シングル(B・通常)とアルバム(A)に別々にランクインさせられた。このため売上が分断し、共にトップ10入りを逃す結果となった。
1.青春
3月に聞いたばかりなのであまり感想も変わらないが、今回ちゃんと歌詞がついて聞いたら印象がけっこう上がった。歌われている歌詞世界は卒業(もしくはクラス替え)直前のもう同じ空間にいられる事が無くなってしまうから思いを伝えたいという初恋の小中学生くらいのピュアな心情。さらにこの曲だけ下駄箱のイラストをバックにした手書き文字で歌詞が掲載されている事もあってノスタルジー全開なのがなんか良かった。一定以上の年齢の人みんな遠い目になるよこれは。
★★★★☆
2.東京
まさかの吉田拓郎風フォーク。早口でまくし立てるようなフォークナンバーになっていてスキマスイッチとしてもかなり新鮮。今回表題曲とこの曲以外は有名ヒット曲のカバーなわけで、C/Wポジのこの曲なんか必然的に埋もれて仕方ない立ち位置にあるはずが、異色のフォーク路線によってしっかりと印象に残してくるのは上手い。ていうかタイアップあるし、「青春」は先行扱いじゃない配信で1回出してるんだから新曲である今作と両A面でも良かったのでは。
★★★★☆
3.糸
みんな大好き「糸」カバー。まさかスキマスイッチまでこの人気カバーに手を出すとは思わなかったが、カバーライブでかなり様々なカバーを披露していたのがきっかけになったようだ。散々あちこちでカバーされ、誰がカバーしようと絶対に残念な感じにはならないというのも「糸」の魅力の1つだと思うのでカバーの良さとしての判断が難しいところではあるが、このカバーはしっかりスキマスイッチになっていると思う。
初回盤A特典CD ”スキマスイッチ THE PLAYLIST vol.2” LIVE
2.君はロックを聴かない(2019.4.2 スキマスイッチ THE PLAYLIST vol.2＠Zepp Namba)
3.LA・LA・LA LOVE SONG(2019.4.3 スキマスイッチ THE PLAYLIST vol.2＠Zepp Nagoya)
4.VIVA LA VIDA(2019.4.16 スキマスイッチ THE PLAYLIST vol.2＠Zepp DiverCity)
5.HANABI(2019.4.25 スキマスイッチ THE PLAYLIST vol.2＠Zepp Sapporo)
カバーライブのツアーから5曲を収録。1曲目は椎名林檎とジャミロクワイの曲を混ぜたマッシュアップカバー。続けてあいみょん、久保田利伸、COLDPLAY、Mr.Childrenのカバーと続き、年代もカバー先もバラバラ。新旧のヒット曲を大きくイメージを変えないようにカバーしているが、それでもしっかりスキマスイッチにしてしまうという、スキマスイッチのアレンジセンスの高さを感じられ、かなり面白い。これライブじゃなくてカバーアルバムとして企画してもかなり傑作のカバーアルバムが出来上がるのではないか。
★★★★☆
ユニバーサル ミュージック (2019-07-03)
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