2019年8月12日(配信)
初登場3位 売上4.0万DL
先のツアーで新曲として披露していた楽曲で約1年ぶりの新曲。
配信とフォトブック『SOUTHERN ALL STARS YEARBOOK「40」』に付属するCDという2形態での発売。
配信は8月12日に先行配信という形で発売。『SOUTHERN ALL STARS YEARBOOK「40」』はアーティストオンラインショップ「アスマート」にて限定受注販売のため明確な発売日が明記されておらず8月下旬頃に発送とされている。
フォトブック『SOUTHERN ALL STARS YEARBOOK「40」』は40周年以降のライブ写真+メンバーインタビューという内容で40周年の記念本ではあるが、40年間の活動を網羅したものではなく直近1年のライブ&メイキング写真集に類するもののようで、率直に内容にあまり興味が無い(インタビューは興味あるがライブ写真とか別に…)。よって配信で入手という選択をした。
愛はスローにちょっとずつ
落ち着いた雰囲気のミディアムナンバー。派手さは無く、少し前だったら恐らくシングルCDA面として出すには弱く、C/Wに入っているちょっといい曲みたいなポジションで収録されていたような1曲。最初は正直そんなにインパクトは無く、残らない地味曲になるかと思ったが、じわじわ効いてきてなんだかんだで耳には残ってくる。後から人気が出てきて『バラッド』シリーズに収録される、みたいな感じの1曲かな。
また「真夏の果実」のようにほぼメンバー不参加みたいなサウンドではなく、一応ちゃんとバンドサウンドにはなっている。しかしここで“確かにメンバーが演奏しているのも感じられ、派手に主張はしないが円熟味のあるメンバーの演奏も堪能できる”
…などとなんちゃってレビューっぽい事を書くのは念のために控えておきたい。
後から「ベースは私が弾いている」とか原由子のピアノだと思っていたら「片山(敦夫)君の素晴らしいピアノが…」とか桑田さんがライナーで言い出すかもしれないし、桑田ベースと関口ベースの違いや原ピアノと片山ピアノの違いを細かい演奏のクセから聞き分けられるような能力は一切持っていない。知った風にそれっぽい事は書かず、とりあえず演奏も地味にいいという感想に留めておく。
★★★☆☆
サザンオールスターズ
2019/08/12 ¥250