Type-A,B,C,劇場盤
初登場1位 売上141.3万枚(O社年間1位内定)
C/Wが異なるA,B,C,劇場盤の4パターン発売。A~Cは初回盤、通常盤があり、封入特典(初回=イベント参加券、通常=生写真)とジャケットが異なるがCD/DVDは同じ。
『RIVER』以降C/Wは2曲で固定(さらにタイプごとに3曲のうち1曲が異なるのが基本パターン)されていたが、『言い訳Maybe』以来10年ぶりにC/Wが1曲のみとなった。ただし『言い訳Maybe』はDVD付と劇場盤でC/W違いをやっていなかったので、C/W違いがある今作はいつもより実質共通枠C/Wが1曲減っただけという事になる。
DVDもこれに伴い3曲から2曲へ減り、特典映像の復活も無かった。
収録内容の省エネ化が図られたが、握手券商法は今なお絶好調のようで初動売上だけで前作を突破し、去年までの勢いとAKBの失速次第では逆転もありえた中で今年になってからの乃木坂46は人気メンバーの個別握手免除増員と単純な人気のPeak Out!の影響で前年までより数字を落としていて120万未満がやっと程度のため、120万枚を越えた時点で2019年のO社年間1位2位独占が内定した。ただし2週目には1万枚を割り込んで14位まで急落した。
初センターとなった矢作萌夏は10月27日に年内卒業を発表。研究生時代含めて2年に満たない活動期間となった。
CD/DVD共通(劇場盤はCDのみ)
1.サステナブル
選抜メンバーがややスマート化し、姉妹グループからドッカドカ入れまくるのも抑えられ、1グループにつき最大2名、HKT,NGTは1名ずつ。2015年の「ハロウィン・ナイト」以来となる井上ヨシマサによる楽曲。C/W含めても2017,2018年は全く参加していなかったので2016年以来の起用になるようだ。
特に去年は徹底的に王道を回避してイレギュラーな楽曲ばかりA面にしていたので、今作では堂々のAKB48王道を掲げての1曲となった…が、正直井上ヨシマサの全盛期は10年程前の躍進期にあったと思うし、2014年の「希望的リフレイン」の時点でも似たようなヨシマサ曲での久々王道みたいな宣伝になっていたもののそこまでピンと来なかったので最早10年前の名曲群に並んでいく感じは全くしてこない。また姉妹グループではけっこう散々48王道系楽曲を他の作曲家やアレンジャーが割と多用していたので、肝心の王道路線というのも久々感があまりない。井上ヨシマサ編曲の時だけは演奏クレジットを表記するなどこだわりの制作体制は一線を画すものの、よく聞けば他とは少し違うというものなのでパッと聞きは普通に王道だしなぁ…。過去最高に空気な年間1位になる事は確定しているとはいえ普通以上にいい曲ではあり、これぞAKB48ではあると思う。しかし例のNGT事件の影響で元から商法が批判されがちだったのが、世間一般では親でも殺されたんですかレベルで嫌われるようになってしまったのと単純な坂道との人気逆転が重なって、この1年で恐ろしく地味化してしまったな…。
MVは北海道の圧倒的大自然を風のように駆け抜けるドローン空撮&オールロケMVとされ、監督にはこれまた鉄板の高橋栄樹を迎え、数名ずつのメンバーが「会いたかった」2006年、「言い訳Maybe」2009年、恋するフォーチュンクッキー」2013年、「Teacher Teacher」2018年、そして現在2019年、「センチメンタルトレイン」から10年後の2028年とそれぞれの時代を演じていて、その時々にAKB48のヒット曲があったという演出(CD聞いてたり、ipodで聞いてたり、踊ってたり、タイムカプセルから出てきたり)で、原点回帰というか総括みたいな感じの内容。「センチメンタルトレイン」に参加できなかった松井珠理奈が10年後の2028年を演じていて「センチメンタルトレイン」CDをタイムカプセルから掘り起こすというのは意図的と思われるが、それよりも10年後の姿が余裕で違和感無い貫禄がなんか凄い(普通に年長な須田もここで一緒に使っているが岡田奈々は老け顔判定されたのか…)。いつまでも顔の知れたベテランや他グループのエースばかりが目立つのが各々の卒業により強制的に排除され、ようやく全体にAKB48の若手を前に出してこれからを感じさせる映像になっているのは希望が持てる。初センターとなった矢作萌夏はこれまでの歴代センターに比べてもかなり存在感があるが、結局1回ポッキリというのが多くて全く定着しないので定着するセンター、フロントメンバーはそろそろ欲しい。まさかの速攻卒業でまた1発センターが無駄に増える事態となったのは残念。サビのあれっきりこれっきりってセンター様の事だったのかよ…。
★★★★☆
Type-Aのみ
2.好きだ 好きだ 好きだ(Team 8)
TOYOTAスポンサーで47都道府県から1名ずつという特殊な立ち位置でAKB48内でも別グループのように始まったTeam 8もいつの間にやら欠員が多くなり、全員での楽曲もそもそも出番すらも減っていたが(2016年には東西に分けて2分割2曲用意されるほどだったが、2017年以降はアルバムでの出番ゼロ、シングルでも年1でしか出番がなくなって選抜制になった)今回もチーム内での選抜制の模様。またメンバーが抜けまくっているのが放置状態になっていたがようやく増員オーディションを行うようだ。ていうか結成から2016年まではC/Wとアルバム曲で年間数度全員参加できていたので、全く出番のない本体の非選抜メンバーより待遇が良かったが、3年連続で年1でC/Wでしか曲がもらえない上にチーム内選抜…となればそりゃどんどん辞めていくだろう…。
MVは今作の中では最もアイドル王道というか基本パターン的な内容(スタジオでのダンス主体+リップシーンやイメージシーン少々)。以前のチーム8は集団としか認識できなかったが、小栗有以をかなり押し出していたのと今作でもセンターになっているのでだいぶフロントメンバーのイメージが固まった。なんだかんだで「マジムリ学園」の影響が大きいかも。
★★★☆☆
Type-Bのみ
2.青春 ダ・カーポ(AKB48カップリング選抜)
アンダーガールズが姉妹グループに枠を奪われまくってやがて消失してから6年(総選挙結果シングル以外でアンダーガールズの名称が使用されたのは2013年が最後だったはず)、以降も若手だの次世代だの言いながら姉妹グループメンバーがねじ込まれたり、たまに純AKB48メンバーのみで構成しても長続きしなかったりしたが、前作に続いて純AKB48メンバーのみで構成された2作連続での”AKB48カップリング選抜”。ようやく本体のメンバーを中心に前に出していかないとどうしようもないという方針になってきたのだろうか。曲自体は…普通に明るくて普通にいい曲。
MVはスマホ画面みたいな狭くて低画質な画面に長方形に並んでほぼ手振りのみのダンスを行ったり、サングラス姿で決めたり、顔のドアップだったり、騒いでいる様子を巻き戻し加工したりとなんだか手抜き感の漂う内容。普通に明るいアイドル曲なんだから普通に明るいMVにしてほしかった…。率直にMVのビミョーさに曲の印象も引っ張られてしまった。
★★★☆☆
Type-Cのみ
2.モニカ、夜明けだ(48グループNEXT12)
AKB48カップリング選抜で純AKB48メンバーやったからいいだろと言わんばかりに姉妹グループまみれの次世代選抜。清々しいまでにAKB48メンバーが2人しかいない。少し前は平然とこんなのしかやっていなかったのを考えればまあ…。握手券を全グループで売っている以上はなかなかAKB48メンバーだけにするわけにもいかないというジレンマもあるわけだし…。曲は井上ヨシマサによる電子音強めのシリアスな楽曲。若手テンプレみたいにフレッシュ学園モノみたいな曲もどうかと思うけど、欅坂46の影響でカッコいい曲やりたいメンバーが多くなってるのはありそう。
MVは黒板や机椅子など教室にあるものが背後にまとめて貼り付けられた水面&暗闇の空間でのダンス主体のシリアスな内容。いわゆる欅系演出みたいな雰囲気。
★★★☆☆
劇場盤のみ
2.流れ星に何を願えばいいのだろう(総監督とキャプテンズ)
総監督となった向井地美音とA,K,B,4のキャプテンという構成(8はキャプテン無しになっていて、8が本所属の岡部麟はAと兼任扱いでAのキャプテン)。キャプテンだから歌が上手いわけではないし、歌唱力とリーダーシップも無関係であるため、そんなに貫禄があるわけではないが、アイドルポップというよりもストレートな爽やかポップバンド風のメロディアスなナンバーでこれが意外な良曲。
★★★★☆
AKB48
2019/09/18 ¥250
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