2020年1月15日
Type-A,B,C,D
初登場1位 売上32.6万枚
半年ぶりのシングル。A,B,C,D,劇場盤の5種でC/W2曲目が異なる。A~DのDVDは2曲目のMVと特典映像が異なる。またA~Dは初回盤と通常盤が存在しジャケットが異なるがCD/DVDは同じ内容。
2019年9月25日から再度活動を休止していた松井珠理奈は発売前に再度の復帰を発表していたが、表題曲には不参加。26作目にして表題曲不参加は初となったが、代わりにType-AのみC/W「Who are you?」がソロ曲になっている。
2019年10月に2020年春頃に卒業すると発表していた高柳明音は今作が最終参加作になる見込みで、Type-Dにはソロ曲及びドキュメント映像が収録されている。
1.ソーユートコあるよね?
センターは須田亜香里。マイペースすぎる彼女に対して多少の嫉妬を覗かせてソーユートコあるよね?と言いつつ結局オールオッケーな青年の心情を歌った楽曲。サビは普通にアイドルポップなんだけど冒頭、間奏、サビ途中など随所で出てくる変なイントネーションでのいいんじゃない?ままままあいいか♪のインパクトがすさまじく、この曲のほぼ9割はこの部分でできているといってもいいくらい全部持っていく。たぶん年末に聞き直すまで改めて聞き返すこともあまりないと思うけど、年末になってもいいんじゃない?ままままあいいか♪の部分は鮮明に記憶している事だろう…。
★★★☆☆
Type-Aのみ
2.Who are you?(松井珠理奈)
松井珠理奈ソロ曲。再休業から復帰したものの今作ではソロ曲のみの参加。確か昨年秋にSHOWROOM限定販売でソロアルバムまで出していたはずだがそんなにソロでやる事あるのだろうか…。まあ今更かわいいアイドル路線なんて全く似合わないので戦闘力高めなクール系ダンスナンバー。ああ珠理奈って感じ。
★★★☆☆
Type-Bのみ
2.ストレートな純情(ジュエルボックス)
新たなユニット名義。選抜と珠理奈とカミングフレーバーの皆さんを除いてのアンダー枠的なメンツなのか…?ややまったりしつつもさっぱりしたところもある少し変わった雰囲気の1曲。強いインパクトは無いけど量産型じゃない作風は新鮮味がある。
★★★☆☆
Type-Cのみ
2.恋の根拠(ハイウェイガールズ)
これまた新たなユニット名義。こっちは残り一気に詰め込みましたみたいな人数の多さだがカミングフレーバーは全員こっちにも参加しているようだ。選抜とソロがある高柳明音以外は今作で重複は無いのでカミングフレーバーだけ2曲参加というのは優遇されているのか…。作家自体は見たことない人で常連ではないんだけど、それっぽい採用されそうな曲という一心で作編曲をしたのかなんかもう最初からどこかで聞いたことがあるような量産型フレッシュアイドルポップ。
★★★☆☆
Type-Dのみ
2.青春の宝石(高柳明音)
ソロ曲。いわゆる卒バラで秋元康お得意の卒業者本人の心情っぽいのをつづった独白系。曲自体は卒バラもう毎年誰かしらのやってるので聞きすぎてもう右から左ではあるんだけど、思ったよりしっかりとした大人っぽい綺麗な歌声は印象的。高柳明音は確か総選挙が巨大化していっていた時期にSKE48の当時のKⅡのチーム公演を書いてくれ!と直訴していたのは記憶している。いつの間にやらもう28歳になっていたのか。
共通
3.君のいない世界(カミングフレーバー)
MVが制作されない共通枠C/W。前作の「せ~ので言おうぜ!」に続く2作目のカミングフレーバー名義だがなんとまさかのメンバー不動。これって次世代枠選抜みたいなやつでメンバーはそのたび流動的なやつじゃなかったのか。固定のユニット名だったの…?清楚な感じのおとなしめなアイドルポップナンバー。ギラギラしたのよりは聞きやすいけどさらっと流れていってしまうところはある。
★★★☆☆
DVD
1.ソーユートコあるよね? Music Video
ダンス&その他のシーンというオーソドックスなMV。特にこれといった特徴が無いが、須田さんをこんなにど真ん中で見る機会は記憶にないので新鮮さはある。
以下Type-Aのみ
2.Who are you?(松井珠理奈) Music Video
ロック系のスタイルで男性ダンサーを率いて激しくダンシングする黒珠理奈と黒髪前髪パッツンストレートでディーバ風に1人で優雅に歌う赤珠理奈の2人の異なる松井珠理奈を対峙させたようないずれにしても大人っぽくカッコいい系統のMV。改めてオトコマエすぎる顔つきは30代の風格&赤珠理奈の方は若干女装したジャニーズ若手の青年みたいな感じにも見えなくもない。
3.ソーユートコあるよね? Music Video Documentary&11周年 全メンバーコメント
メイキングではなくDocumentaryと題されているだけあって58分半に及ぶ超長尺。センター須田の単独インタビューと現場のメイキング映像を軸に細かく続くのでとにかく長い…。てっきり11周年 全メンバーコメントの方が長いのかと思ったらそっちは残り20分くらいで各MVの撮影現場で1人につき目標やSKEについてなどの質問1つがランダムに割り振られてその回答が延々収録されている。同じ質問が続いたり続かなかったりだがどういう基準で質問を分けたのかはよく分からない。改めて知らない人と興味ない人しかいないのでこの手のメイキング&コメント映像は飛ばし見しかできないな…と感じた。
ただAKB,STUがMV制作を削減して特典映像なんかもちろん無くなっているので、SKE運営はAKSを先に離れたせいかかなり残っているファンの満足度が高くなるような作品作りはしているとは思った。
以下Type-Bのみ
2.ストレートな純情(ジュエルボックス) Music Video
館みたいなところでのダンス&イメージシーン。大人っぽい雰囲気。
3.SKE48 劇場デビュー11周年記念特別公演 前編
80分に及ぶ劇場公演映像。
以下Type-Cのみ
2.恋の根拠(ハイウェイガールズ) Music Video
白バックにカラフルな衣装のメンバーがいるだけで集合とソロカットで繋ぐだけの内容。ダンスが作られていないのか1番サビで簡単な手振りをする以外は棒立ちか適当にわちゃわちゃしている映像のみで乗り切るなど全体に低予算感が漂う。代わりに全編に渡って歌詞が表示されるリリックビデオ形式になっているのでそこでなんとか…といったところか。まあAKBとSTUでMV枠削減が始まっている以上もうこの辺りのC/WなんかMV作られるだけマシっていう段階だよな。
3.SKE48 劇場デビュー11周年記念特別公演 後編
80分に及ぶ劇場公演映像。
以下Type-Dのみ
2.青春の宝石(高柳明音) Music Video
卒バラ…だったはずが堤幸彦監督作品の撮影に入っている高岡早紀の付き人をする新人女優の高柳明音という謎のフェイクドキュメントで全編押し通すという謎な内容。解説テロップ&インタビューや現場音声も残っているので、左下隅に終始歌詞が極小表示されているものの曲は完全にBGM化してしまっていてほとんど印象に残らない…。ていうか特にオチも無く終わるのかよ…。
3.DOCUMENTARY of AKANE TAKAYANAGI~高柳明音の過去と現在と そして、未来~
80分に及ぶドキュメント映像。卒業でここまで長いドキュメントを作ってもらえるのはなかなか破格。SKE48だと松井玲奈が卒業する時に前後編で2種に分けて収録された事はあってそれで今回と同じくらいの長さだったかもしれないけど、そんなに重要メンバーだったのか。